[住友化学・役員人事](6月21日)▽代表取締役常務執行役員松井正樹▽同赤堀金吾。
住友化学 役員人事(6月21日)
2019年5月16日
2019年5月16日
2019年5月16日
2019年5月16日
2019年5月16日
住友化学は15日、2018年度(2019年3月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上収益は前年度比6%増の2兆3186億円、コア営業利益22%減の2043億円、営業利益27%減の1830億円、親会社の所有者に帰属する当期利益12%減の1180億円。
セグメント別で見ると、石油化学部門は売上収益7575億円(前年度比834億円増)、コア営業利益616億円(同330億円減)。
石油化学品は、原料価格の上昇に伴い市況が上昇し、合繊原料やメタアクリルも市況が上昇した。ラービグ第2期計画の製品出荷が増加し増収となった。コア営業利益は、千葉工場やシンガポールでの定期修理の影響や石油化学品の交易条件の悪化などが響いた。
エネルギー・機能材料部門は、売上収益2829億円(同319億円増)、コア営業利益230億円(同38億円増)。リチウムイオン二次電池用セパレータは需要増により、出荷が増加した。高純度アルミナも電池部材用途を中心に出荷が増加した。
情報電子化学部門は、売上収益3968億円(同281億円増)、コア営業利益262億円(同139億円増)。偏光フィルムは販売価格が下落したが、テレビ用途、モバイル用途ともに需要増で出荷が増加した。タッチセンサーパネルも出荷が伸びた。
健康・農業関連事業部門は、売上収益3381億円(同16億円減)、コア営業利益197億円(同242億円減)。医薬品部門は、売上収益4921億円(同81億円減)、コア営業利益808億円(同140億円減)となった。
なお、2019年度(2020年3月期)の通期連結業績予想では、売上収益2兆4400億円、コア営業利益2050億円、営業利益1900億円、親会社の所有者に帰属する当期利益1000億円を見込んでいる。
2019年5月16日
クラレが15日に発表した、2019年1-3月期の連結業績によると、売上高は前年同期比5%減の1416億円、営業利益35%減の146億円、経常利益42%減の128億円、純利益60%減の61億円となった。
部門別で見ると、ビニルアセテートセグメントは売上高4%減の662億円、営業利益31%減の108億円。
ポバール樹脂は汎用用途の販売量が減少した。光学用ポバールフィルムは、一部生産ラインの操業低下の影響を受け、前年同期並みの出荷となった。また、PVBフィルムは、景気減速の影響を受け、自動車、建築用途ともに販売量が減少。一方、水溶性ポバールフィルムは引き続き販売が拡大した。
EVOH樹脂「エバール」は、昨年米国工場で発生した事故の影響が長引き、食品包材用途の販売量が減少した。また、自動車生産台数の減少に伴い、自動車ガソリンタンク用途も低調に推移した。
イソプレンセグメントは、売上高7%減の136億円、営業利益13%減の37億円。イソプレン関連では、昨年まで上昇基調にあった原燃料価格が下落に転じ、熱可塑性エラストマー「セプトン」で中国を中心に需要が縮小し、販売量が減少した。ファインケミカルは堅調に推移した。
耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」は、原燃料価格の下落が追い風となったが、電気・電子デバイスの需要低迷により、コネクタ用途の出荷が減少した。
機能材料セグメントは、売上高3%減の305億円、営業利益26%減の11億円。メタクリルの販売量は減少したが、高付加価値化が進んだことに加え、原燃料価格の下落も寄与し、堅調に推移した。
メディカルは、歯科材料の審美修復関連製品を中心に堅調に推移した。カルゴン・カーボン社では、堅調な需要が継続したが、米国工場で発生したユーティリティ設備の不調による操業低下が響いた。炭素材料は高付加価値製品の販売が拡大した。
繊維セグメントは、売上高1%減の165億円、営業利益20%増の11億円。
トレーディングセグメントの売上高は3%減の314億円、営業利益22%減の9億円となった。
なお、通期連結業績予想は、2月の期初予想から全項目で下方修正した。売上高は期初予想比220億円減の6080億円、営業利益は同95億円減の695億円、経常利益は同100億円減の650億円、純利益は同70億円減の400億円としている。
2019年5月16日
出光興産が15日に発表した、2018年度(2019年3月期)の連結業績によると、売上高は前年度比19%増の4兆4251億円、営業利益11%減の1793億円、経常利益25%減の1691億円、純利益50%減の815億円となった。
業績をセグメントで見ると、石油製品セグメントは売上高22%増の3兆4889億円、営業利益36%減の565億円。原油の輸入価格が上昇したことなどにより増収。製品マージンの改善があったものの、精製用燃料費の増加や在庫評価影響の減少などで減益となった。
石油化学製品セグメントは、売上高11%増の5554億円、営業利益25%減の318億円。ナフサ価格が上昇し増収。製造用燃料費の増加およびスチレンモノマーなどの市況要因などにより減益となった。
資源セグメントは、売上高6%増の3080億円、営業利益30%増の871億円。石炭事業では、石炭価格が大幅に上昇した影響などにより増収増益となった。
その他セグメントは、売上高4%増の728億円、営業利益7%増の78億円となった。
なお、2019年度(2020年3月期)の通期連結業績予想では、売上高6兆7900億円、営業利益2200億円、経常利益2285億円、純利益1600億円を見込んでいる。
2019年5月16日
2019年5月16日
JNCは15日、子会社のJNCフィルター守山事業所に「CLEAL」CPフィルター生産設備を増設すると発表した。
JNCフィルターは日本国内、欧米でのおう盛な需要増に対応するために、守山事業所のCPフィルター工場に新たに1ラインを増設する。
工事着工は今年8月、運転開始は来年6月を予定。同工場では現在、2ラインが稼働中だが、今回の新ライン増設により約1.5倍の生産能力となる。
「CLEAL」CPフィルターは、塗料・インキや自動車塗装向けなどの産業用途、リチウムイオン電池、CMP材料などの電子材用途などに使用されている。
同製品は、JNCファイバーズで製造しているポリプロピレン/ポリエチレン(PP/PE)の複合繊維で構成される不織布が主原料。
PP/PE複合繊維は加熱により繊維同士が融着し、安定した三次元網目構造を形成する。この特徴により、ろ過中にフィルターの構造変化が起きにくく、ろ過圧が安定することから目詰まりしにくい性能で、塗料など比較的高粘度溶液のろ過に適したフィルターだ。
CPフィルター工場で生産されるフィルターは、CPフィルター、CPHフィルター、GFフィルターの3種類で、新ラインでも3種類のフィルターを生産する。
同社の強みである、ポリオレフィン、原綿、不織布、フィルターの一貫生産体制を生かし、日本国内をはじめ、さらなるグローバル展開を進めていく考えだ。
2019年5月15日
[JSR・人事](6月1日)▽エラストマー事業部長付、プロフェッショナル若林卓(6月18日)▽人材開発、ダイバーシティ推進担当、取締役専務執行役員、生産・技術、品質保証、原料機材調達、生産物流、環境安全担当、日本ブチル社長川崎弘一▽CEO室担当、同室長、常務執行役員、経営企画(グループ企業統括含む)、デジタルソリューション事業企画、事業創出担当、経営企画部長 兼JSR Micro (Changshu)Co.,Ltd.董事長井上勝也▽取締役宮坂学▽常務執行役員、デジタルソリューション事業統括担当須原忠浩▽エラストマー事業管理部長、上席執行役員、エラストマー事業副担当、エラストマー副事業部長兼ジェイエスアール クレイトン エラストマー副社長兼JSR Elastomer Europe GmbH代表取締役山脇一公▽上席執行役員、エラストミックス社長兼日密科偲橡膠(佛山)有限公司董事長 兼JSRグループ企業年金基金理事長阿部一至▽JSR North America Holdings.Inc.副社長、執行役員、ライフサイエンス事業企画部長原弘一▽ライフサイエンス事業担当、ライフサイエンス事業部長兼JSR Life Sciences,LLC社長、同役員ティムローリー▽執行役員、ディスプレイソリューション事業部長脇山恵介▽同役員、新事業創出支援部長澁谷市子▽同役員、研究開発副担当(副CTO)、研究開発部長木村徹▽プロフェッショナル、JSR MOL Synthetic Rubber Ltd.社長長友崇敏▽同、錦湖ポリケム代表理事副社長杉本健▽同、ライフサイエンス事業担当役員付、医学生物学研究所取締役兼JSRライフサイエンスベンチャーキャピタル合同会社職務執行者神谷紀一郎▽プロフェッショナル、JSR Micro Taiwan Co.,Ltd.董事長根本宏明(6月30日)▽退任(プロフェッショナル)若林卓。
2019年5月15日