JXTGの3月期 在庫影響除き営業益は過去最高に

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2019年5月14日

 JXTGホールディングスは13日、2018年度(2019年3月期)の連結業績(IFRS)を発表した。売上高は前年度比8%増の11兆1296億円、営業利益10%増の5371億円、親会社の所有者に帰属する当期利益11%減の3223億円となった。なお、在庫影響を除いた営業利益は1431億円増の5157億円だった。

 同日開催の決算説明会で杉森務社長は、「在庫影響除き営業利益については、2017年度に引き続き中期経営計画の目標4000億円を大幅に上回ることができ、2010年度にJXが誕生して以来、過去最高益となった」と述べ、前年度比1431億円の良化となった要因に触れ、

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東海カーボン 中間期及び通期業績予想を修正(9日)

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2019年5月13日

[東海カーボン/中間期及び通期業績予想を修正](9日)単位100万円、カッコ内は前回予想(2月12日発表)。▽連結(中間期)=売上高144,600(155,800)、営業利益42,700(48,500)、経常利益42,700(48,900)、純利益27,800(32,800)。▽同(通期)=売上高287,900(322,700)、営業利益75,400(98,700)、経常利益75,400(99,000)、純利益49,300(66,100)。

 

旭化成の3月期 売上高・営業利益とも過去最高を更新

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2019年5月13日

 旭化成は10日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年度比6%増の2兆1704億円、営業利益6%増の2096億円、経常利益4%増の2200億円、純利益13%減の1475億円となった。

 決算会見で柴田豊取締役兼副社長執行役員は、「マテリアル領域において、昨年後半から市況悪化や需要減速のため2月に業績を下方修正したが、第4四半期に

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日鉄ケミカル&マテリアルの3月期 ROS10%超に

2019年5月10日

 日鉄ケミカル&マテリアルは9日、2018年度(2019年3月期)の連結業績を発表した。なお、IFRSを適用しており、経常利益が事業利益に変更されている。

 売上高は前年度比463億円増の2471億円、営業利益74億円増の235億円、事業利益251億円(前年:経常利益153億円)、純利益131億円増の224億円と大幅な増収増益となった。ROS(売上高利益率)は、10.2%と前期比2.6ポイント上昇している。

 セグメント別で見ると、コールケミカル事業では、主力商品であるニードルコークスが引き続き黒鉛電極向け需要が好調に推移し、国内外の市況も高水準を維持した。

 化学品事業では、スチレンモノマーの価格が原油価格の下落や需給の弱含みから一時低下したが、現在は回復基調となっている。

 機能材料分野では、スマートフォン向け材料や半導体関連材料の販売において一部陰りが見えたものの、液晶ディスプレイ用レジスト材料、有機EL材料、金属箔は安定して売上を確保した。

 複合材料分野では、補修・補強用途を中心に土木・建築分野向け炭素繊維複合材料の販売が伸長し、過去最高の売上高となった。

東洋紡の3月期 売上増も原燃料・火災事故要因で減益に

2019年5月10日

 東洋紡は9日、2018年度業績(2019年3月期)の連結業績を発表した。売上高は前年度比2%増の3367億円、営業利益9%減の217億円、経常利益13%減の178億円となった。

 同日に都内で行われた決算説明会で斧泰三経理部長は、増収増益の決算を振り返りプラス要因に「成長ドライバーの『コスモシャインSRF』やセラミックコンデンサ用離型フィルムが予想以上に好調だった」ことを挙げ、マイナス要因は主に

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