住友化学の4-12月期 コア営業利益は前年比22%減

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2019年2月4日

 住友化学は1日、2018年度第3四半期(4―12月期)の決算を発表した。売上収益は前年同期比7%増の1兆7141億円、コア営業利益は22%減の1549億円、営業利益は26%減の1426億円、四半期利益は18%減の890億円となった。

 同日開催された決算会見で野崎邦夫専務執行役員は「売上収益は出荷数量が増加したことや、販売価格が上昇したことで増収となった。コア営業利益は石化の定修影響、医薬品の薬価改定、メチオニンの市況下落など特殊要因により減益となった」と総括した。海外売上比率は、中国向けに出荷が増加し、前期比1.3ポイント増の64.9%となった。

 セグメント別に見ると、石油化学は売上収益が803億円増の5769億円、コア営業利益は189億円減の518億円。原料価格の上昇により、合繊原料やMMA市況が上昇し増収となり、千葉工場やシンガポールでの定期修繕の影響や石化品の交易条件の悪化などにより減益となった。

 野崎専務は「シェール由来ポリエチレンが中国市場に流入しつつあり、アジア市況が

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中外製薬 12月期決算(31日)

2019年2月1日

[中外製薬/12月期決算](31日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結(国際会計基準:IFRS)=売上収益579,787(8.5%)、営業利益124,323(25.7%)、当期利益93,079(26.6%)、株主に帰属する当期利益92,488(27.2%)。

大日本住友製薬 4-12月期決算(31日)

2019年2月1日

[大日本住友製薬/4-12月期決算](31日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結(国際会計基準:IFRS)=売上収益346,871(▲2.3%)、コア営業利益55,863(▲28.4%)、親会社の所有者に帰属する四半期利益39,969(▲8.9%)。

 

トクヤマの4-12月期 販売好調で増収も原料高で減益

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2019年2月1日

 トクヤマが31日に発表した2019年3月期第3四半期の連結業績によると、売上高は前年同期比5%増の2383億円、営業利益は16%減の255億円、経常利益は11%減の237億円、純利益は167%増の196億円となった。

 売上高については、半導体関連製品を中心に総じて販売が堅調に推移する中、カセイソーダなどの販売価格の是正を行い増収となった。営業利益は、各事業の販売は堅調に推移したものの、原燃料価格の上昇をはじめとする製造コストの増加が圧迫し振るわなかった。

 セグメント別で見ると、化成品とライフアメニティーは増収増益、特殊品とセメントは増収減益だった。化成品セグメントの売上高は九%増の742億円、営業利益11%増の127億円。カセイソーダは国内販売価格の是正で業績が大きく伸長したが、塩化ビニル樹脂は原料価格の高騰で減益となった。

 特殊品セグメントの売上高は1%増の421億円、営業利益6%減の69億円。半導体向けの多結晶シリコンと電子工業用高純度薬品は、販売数量が伸びたものの原燃料高で減益となった。一方、放熱材は好調に推移した。

 セメントセグメントの売上高は5%増の691億円、営業利益39%減の22億円。連結子会社のセメント関連製品の出荷は堅調に推移し増収となったが、セメントは国内出荷が軟調だったことと石炭などの原料価格上昇が響き減益となった。

 ライフアメニティーセグメントの売上高は4%増の393億円、営業利益は微増の24億円。プラスチックレンズ関連材料では、眼鏡レンズ用フォトクロミック材料の出荷が好調だった。

 通期業績予想については、不透明な要素はあるものの業績への影響は想定範囲内にあるとし、昨年4月27日公表の予想を据え置いた。

日本ゼオンの4-12月期 売上高は過去最高も営業減益に

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2019年2月1日

 日本ゼオンの2019年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比1%増の2546億円、営業利益は同12%減の270億円、経常利益は同11%減の293億円、純利益は同97%増の126億円となった。

 31日に開催した決算説明会で、今井廣史常務執行役員は売上高が第3四半期として過去最高となったことを紹介。一方、営業利益に関しては「エラストマー素材では、前年の

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積水化学の4‐12月期 増収も固定費増などで減益に

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2019年1月31日

 積水化学工業が30日に発表した2019年3月期第3四半期の連結決算は、売上高が前年同期比5%増の8290億円、営業利益は同5%減の595億円、 経常利益は同8%減の593億円、四半期純利益は同5%減の420億円となった。

 売上高については戸建て住宅や車両・輸送分野、ライフサイエンス分野を中心とした販売の拡大と、新規連結の影響により増収となった。

 営業利益は中国・欧州・中東などの市況悪化、国内の集合住宅着工数減少の影響を受けた。また、増産投資や営業戦力強化、研究開発推進など、成長に向けた施策に伴う固定費の増加、原材料価格上昇の影響により、全社としては減益となった。

  さらに、前年同期比で雑支出が増加したことや、固定資産売却益が減少したことなどにより、 経常利益と四半期純利益も減益となった。

 住宅カンパニーの売上高は同3%増の3574億円、営業利益は同13%増の200億円。戸建て住宅の受注・売上とも堅調だった。

 環境・ライフラインカンパニーは売上高が同微減の1713億円、営業利益は同6%減の83億円。営業利益は戦略投資による固定費の増加に加え、原材料価格の上昇に伴うスプレッドの悪化や汎用品の売上高減少の影響を受けた。

 高機能プラスチックスカンパニーの売上高は同9%増の3120億円、営業利益は同5%減の418億円。営業利益は戦略投資による固定費の増加や原材料価格上昇などが響いた。

 通期の連結業績予想はスマートフォン関連製品の需要や、中国・欧州での自動車生産台数などが従来予想から減少することが見込まれるため、当期純利益以外の予想数値を下方修正した。売上高は1兆1610億円、営業利益は1000億円、経常利益は980億円となっている。

積水樹脂 4-12月期決算

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2019年1月30日

[積水樹脂/4―12月期決算](29日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高45,693(▲5.3%)、営業利益6,239(▲8.7%)、経常利益6,653(▲7.6%)、純利益4,514(▲6.9%)。

 

信越化学の4-12月期 増収増益で純利益は4割増加

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2019年1月30日

 信越化学工業が29日に発表した2019年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比14%増の1兆2068億円、営業利益は同33%増の3246億円、経常利益は同32%増の3294億円、純利益は同40%増の2421億円となった。

 塩ビ・化成品事業の売上高は同9%増の3994億円、営業利益は同40%増の909億円。米国のシンテック社で塩化ビニルとカセイソーダが高水準の出荷を継続し、業績を大きく伸ばした。欧州拠点も販売量が伸長。国内拠点は期前半の大規模定期修理の影響で、海外向けの出荷が減少した。

 シリコーン事業の売上高は同14%増の1737億円、営業利益は同19%増の458億円。汎用製品・機能製品ともに価格を修正、全世界での堅調な需要増に対応して最大限生産し、完売した。

 機能性化学品事業の売上高は同5%増の923億円、営業利益は同8%増の210億円。セルロース誘導体は医薬用製品が好調、建材用製品と塗料用製品も底堅く推移した。フェロモン製品やポバール製品なども堅調だった。

 半導体シリコン事業の売上高は同27%増の2856億円、営業利益は同五七%増の1040億円。出荷が堅調で、製品価格の修正も寄与した。

 電子・機能材料事業の売上高は同12%増の1727億円、営業利益は同15%増の525億円。希土類磁石は自動車向けが好調。フォトレジスト製品はいずれも堅調に推移した。マスクブランクスは最先端品に加え、汎用品・先端品も販売を伸ばした。光ファイバー用プリフォームは中国の合弁会社での販売が堅調だった。

 加工・商事・技術サービス事業の売上高は同11%増の832億円、営業利益は同26%増の105億円。信越ポリマーの半導体ウエハー関連容器が高水準の出荷を継続した。