サンエー化研 2019年3月期業績予想を下方修正

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2018年11月15日

 [サンエー化研/3月期業績予想を修正](14日)単位100万円、カッコ内は前回予想(5月15日発表)。▽連結(通期)=売上高32,400(34,500)、営業利益500(1,100)、経常利益750(1,150)、純利益450(760)。▽単独(同)=売上高28,400(30,300)、経常利益1,020(1,200)、純利益710(790)。

ADEKA 2019年3月期業績予想を修正

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2018年11月15日

[ADEKA/3月期業績予想を修正](14日)単位100万円、カッコ内は前回予想(2018年5月10日発表)。▽連結(通期)=売上高298,000(259,000)、営業利益25,500(22,100)、経常利益26,000(23,200)、純利益16,400(15,900)。

コベストロの1-9月期 PC事業好調で売上高が5%増

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2018年11月14日

 世界最大のポリマー製造企業の1つであるドイツのコベストロはこのほど、2018年第3四半期の決算を発表した。

 グループの売上高は、販売価格の上昇と販売量の増加により、前年同期比5%増の約37億ユーロ、EBITDAは前年同期と同水準の8億5900万ユーロだった。ポリウレタン事業の利益率の低下は、ポリカーボネート事業の利益率の上昇により相殺された。純利益は同1%の4億9600万ユーロ。

 セグメント別では、ポリウレタン事業は、売上高が1%減の18億4900万ユーロ。EMLA(欧州・中東・アフリカ)とAPAC(アジア太平洋・パシフィック)地域での売上高の減少は、NAFTA(北米)地域での売上高増加によって相殺された。価格変更と為替の影響、予定外のプラント稼動停止がマイナス効果をもたらした。

 ポリウレタン事業の主要製品の販売量は2%減、EBITDAは22%減の4億3200万ユーロ。これは主に原料価格の上昇に起因している。

 一方、ポリカーボネート事業は引き続き力強い成長が見られ、売上高は11%増の10億3800万ユーロ。主要製品の販売量の伸びと販売価格の上昇が、売上高増に寄与した。EMLAとAPAC地域での売上高が大幅に増加し、NAFTA地域での売上高減少を相殺した。

 ポリカーボネート事業のEBITDAは、利益率と価格の上昇により、49%増の3億1500万ユーロとなった。これには、米国でのシート事業売却から得られた3600万ユーロの経常外収益も含まれる。

 塗料・接着剤・スペシャリティーズ事業は、売上高が9%増の6億600万ユーロ。売上増には全ての地域が貢献した。主要製品の販売量も急増し、7%増となった。EBITDAは前年と同水準の1億2600万ユーロだった。

星光PMCの1-9月期 増収も原料価格値上がりで減益に

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2018年11月14日

 星光PMCが13日に発表した2018年12月期第3四半期の連結決算は、販売先業界の経営戦略に対応した差別化商品を市場に投入した結果、売上高は前年同期比5%増の191億円となった。

 しかし、営業利益は原料価格の値上がりの影響などにより、同9%減の14億円、経常利益は持分法による投資利益の減少などで、同13%減の15億円、純利益は同17%減の12億円と、利益項目はいずれも減益となった。

 製紙用薬品事業では、製紙業界の紙・板紙の国内生産が同2%減の1941万tとなった中で、同社グループは、国内市場・中国市場で差別化商品の売上増加に努めた。この結果、同事業の売上高は同11%増の128億円。 セグメント利益は原料価格の値上がりの影響などで、同1%減の12億円だった。

 印刷インキ用・記録材料用樹脂事業については、印刷インキの国内生産は同3%減の24万3000tと需要が減少傾向となる中、オフセットインキ用樹脂・記録材料用樹脂の売上高が減少した。フレキソ・グラビアインキ用樹脂の売上高は増加したものの、同事業の売上高は同1%減の38億円となった。 セグメント利益は、原料価格の値上がりの影響などで、同15%減の2億円。

 化成品事業の売上高は、主力製品の輸出売上の減少で、同13%減の25億円、セグメント利益は売上高の減少などにより、同30%減の3億円だった。

 通期の業績予想については変更していない。