旭化成の4-12月期 過去最高の売上げに反し大幅減益

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2023年2月9日

 旭化成は8日、2023年3月期第3四半期(4-12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比12%増の2兆404億円、営業利益33%減の1163億円、経常利益39%減の1119億円、純利益53%減の660億円の増収減益となった。

 堀江俊保取締役常務執行役員は

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帝人の4-12期、のれんの減損損失計上で純損失に

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2023年2月9日

 帝人は8日、2023年3月期第3四半期(4-12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比11%増の7651億円、営業利益61%減の148億円、経常利益58%減の175億円、純損失71億円(同329億円減)だった。複合成形材料事業の米TST-US社について、のれんに係る減損損失を154億円計上したことが響いている。

 セグメント別に見ると、マテリアルは増収・営業損失。自動車・航空機用途を中心とした販売量の増加や、原燃料価格高騰に対応した販売価格改定および為替影響などで増収。米国拠点での設備故障による生産性悪化、欧州拠点での労働力不足による生産性悪化や工場火災などによる生産量低下、中国ロックダウンおよびその後の経済減速による需要減、原燃料価格高騰および物流費増などで大幅な減益となった。

 ヘルスケアセグメントは減収減益。主力製品「フェブリク」の後発品が参入し販売量が減少した。繊維・製品セグメントは増収増益。産業資材分野は需要が堅調、衣料繊維分野は需要が好調に推移し、コスト高を販売価格に転嫁した。ITセグメントは増収減益となっている。

 なお同日、通期連結業績の修正を発表。マテリアルでの収益悪化や複合成形材料事業での減損損失の計上を織り込み、売上高1兆300億円(前回発表比200億円減)、営業利益100億円(同150億円減)、経常利益120億円(同170億円減)、純損失180億円(同340億円減)に下方修正している。

KHネオケムの1-12月期 販売数量減少で4割減益

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2023年2月8日

 KHネオケムは7日、2022年12月期(1-12月期)の連結業績を発表した。売上高1149億円(前年は1171億円)、営業利益は前年比37%減の125億円、経常利益36%減の127億円、純利益41%減の81億円、EBITDA31%減の168億円となった。なお、会計基準を変更したため、売上高の増減率は発表していない。

 決算説明会で髙橋理夫社長は

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デンカの4-12月期 原燃料価高騰やコスト増で減益

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2023年2月8日

 デンカは7日、2023年3月期第3四半期(4-12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9%増の3087億円、営業利益19%減の261億円、経常利益21%減の237億円、純利益61%減の88億円だった。製品価格の改定が進んだものの、原燃料価格高騰によりスプレッドが悪化したことや、定修などコストが増加したこともあり減益となった。

 セグメント別に見ると、

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