長瀬産業 高バイオマス度のバイオSAP開発

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2023年2月3日

グループ総合力を結集、25年度の上市目指す

 長瀬産業は1日、グループの中核製造会社・ナガセケムテックス、林原と3社共同で、従来品と同等以上の吸水性能をもちながら、バイオ由来原料の比率を高めた高バイオマス度の高吸水性ポリマー(SAP)を開発したと発表した。

他社の生分解性SAP(左)と開発品(右)の吸水性を比較した様子

 主原料となるデンプンの構造を

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三菱ケミカルグループ PVOH樹脂の特殊銘柄、生産能力を増強

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2023年2月3日

 三菱ケミカルグループは2日、ポリビニルアルコール樹脂(PVOH樹脂)の特殊銘柄である「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」について、岡山事業所に新プラントを建設し、生産能力を増強すると発表した。2024年10月の稼働を予定している。

「ゴーセネックス」の用途例

 両銘柄は、

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ENEOS 豪でMCH製造実証開始、CO2フリー水素

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2023年2月2日

 ENEOSはこのほど、豪州クイーンズランド州ブリスベンで建設を進めていた、水素キャリアの一種であるメチルシクロヘキサン(MCH)を製造する実証プラントの開所式を行い、2月から運転を開始すると発表した。

実証プラント内にある、今回技術開発に成功した150kW級の中型電解槽

 同社は

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東亞合成 新中計始動、R&Dと生産基盤の強化に重点

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2023年2月2日

 東亞合成は新年度を迎え、2023~2025年の3年間を対象とする、同社グループの新たな中期経営計画「Leap Forward to the Next 2025」を始動させた。

新中計最終年度の数値目標

 企業理念「素材と機能の可能性を追求し、化学の力で新しい幸せをあなたへ届けます。」に基づき、

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出光興産とJオイル 油を接点にバイオマス事業を共同検討

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2023年2月2日

 出光興産とJ‐オイルミルズは1日、サーキュラーエコノミーの実現に向け、バイオ原料確保によるSAF(持続可能な航空燃料)製造、プラスチックリサイクル、バイオ化学品活用などのバイオマス事業の構築に関する検討に共同で取り組むことに合意したと発表した。

サーキュラーエコノミーの実現に向けたバイオマス事業のイメージ

 航空業界におけるCO2削減

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《新春インタビュー》出光興産代表取締役社長 木藤俊一氏

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2023年2月2日

 ━2022年を振り返って。

  昨年、世界情勢に最も大きな影響を与えた出来事はロシアによるウクライナ侵攻だ。未だ戦火は止まず長期化の様相を呈している。西側諸国は厳しい経済制裁を発動する一方、ロシアに依存していたLNGなどエネルギーの供給が途絶することで深刻なエネルギー危機が訪れた。石炭などの市況が高騰し、

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名古屋大学大学院理学研究科など 天然酵素並みの活性をもつメタン酸化触媒開発

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2023年2月1日

 名古屋大学大学院理学研究科らの研究グループはこのほど、天然のメタン酸化酵素(MMO)の一種であるpMMOに匹敵するメタン酸化触媒能をもつ人工分子触媒を新たに開発したと発表した。

二階建て型分子をグラファイトにスタッキング型(分子同士が面と面を向かい合わせて積み重なる構造)に吸着させたメタン酸化触媒の構造とその反応活性種

 同研究では、

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