【夏季特集】PSジャパン

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2023年8月10日

代取締役社長 顕谷一平氏

内需減少に危機感、PSの機能を向上し新たな価値を提供

 ━PS業界の印象について。

  私は親会社である旭化成時代に、主にPOMなどエンジニアリングプラスチックスを担当しており、顧客は主に自動車や家電・OA関連の企業だった。それに対し、ポリスチレン(PS)は食品包材用途が全体の約3分の2を占めており、対面する業界が大きく変わったと感じている。また、挨拶回りを行った際、当社がPS業界でリーディングカンパニーとして、顧客や顧客業界の方々としっかりとした関係性を構築しているという印象を持った。一方、ここ数年で

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◇この人にきく◇三井化学インディア社長 川口 潤氏

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2023年6月14日

社会課題解決の視点に転換、インド市場に全方位で対応

 三井化学インディア(MCIND)は、三井化学グループ製品の販売、市場開発および市場調査を目的に2008年にインド・デリーに設立され、今年で15周年を迎えた。

 2012年にヒートシール剤「ケミパール」の現地委託生産を始めて以降、売上が右肩上がりで伸びている。2017年に

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【アジア石化特集・カントリーレポート】マレーシア

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2023年6月9日

堅調な成長・投資を通じ循環経済を目指す

 2022年のマレーシア経済は、8.7%の成長を記録した。民間部門を中心とする堅調な内需にけん引され、経済再開に伴う公的・民間投資の大幅な改善と、堅調な外需が成長を支えた。輸出は25%増の1兆6000億リンギットで、目標を3年前倒しで達成。全体の29%を占めるアセアンは、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】インド

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2023年6月9日

2022年度GDP7.0%に減速、石化製品は需要が増加

 インドの国家統計局によれば、インドの2022年度(2023年3月期)のGDP成長率は7.0%と推定される。2021年度はコロナ禍から経済が急回復したことで9.1%(8.7%を修正)の高成長を達成したが、ウクライナ問題を契機とする原燃料価格高騰が世界経済を下押したことで、インドの成長率も減速する結果となった。

 2023年度については、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】タイ

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2023年6月9日

PTA生産・内需は伸長、BCG政策に向け産官学で連携

 タイの2022年の実質GDP成長率は、昨年の1.6%増に対し、2.6%増とプラス幅が拡大した。主に観光産業、個人消費や投資といった内需の力強い回復に支えられた。引き続き、中国人観光客の戻りに伴う観光産業の活発化や、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】シンガポール

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2023年6月9日

循環経済に向け、ジュロン島の改革推進

 シンガポールの2022年のGDPは3.6%増の6435億シンガポールドル(Sドル)、製造業の生産高は2.5%増の4654億Sドルとなったが、前年の成長率と比べ各々4.0ポイント、10.7ポイント減少し、成長は鈍化した。

 化学産業は、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】台湾

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2023年6月8日

供給過剰に製品・工程変革で対応、環境対策には積極投資

 台湾の2022年のGDP成長率は3.3%と、大きな成長を見せた前年の6.6%から鈍化した。需要の縮小や

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【アジア石化特集・カントリーレポート】韓国

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2023年6月8日

世界的な供給過剰と景気後退が影響、稼働率80%割れに

 2022年のGDPは、前年比1.5ポイント減の2.6%となった。昨年後半に消費が急速に改善し回復基調が続いたが、世界経済の減速を受け輸出が落ち込み成長が鈍化した。

 2023年のGDPも1.6%の低成長と見られ、

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【アジア石化特集・カントリーレポート】日本 

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2023年6月8日

景気減速で設備の低稼働継続、CN対応や構造改革が課題

 日本の2022年の実質GDP成長率は1.0%となり、2021年の2.1%に比べて成長率が鈍化した。

 個人消費2.1%(前年0.4%)、民間設備投資1.8%(同0.8%)と回復傾向を見せたが、輸出の伸び率は4.9%(同11.7%)へと大幅に低下した。また、民間住宅投資(マイナス4.6%)や

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