三菱ケミカル ソアノール関連製品を値上げ、採算是正を図る

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2022年3月15日

 三菱ケミカルは14日、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂「ソアノール」および「ソアライト」について、4月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、日本が「110円/kg」、韓国が「1.1USドル/kg」。

 対象製品は、継続的供給に不可欠な費用(設備維持費用など)が上昇しており、採算面で非常に厳しい状況が続いている。同社は、徹底したコストダウンに取り組んできたものの、自助努力による吸収の範囲を超えていることから、日本およびグローバル市場の旺盛な需要に対応した製品供給を今後も継続するには、価格改定による採算是正が必要と判断した。

アジア石化市況 エチレンは再びスプレッドが悪化

2022年3月15日

ナフサ高をカバーできず、芳香族は上昇基調継続

 アジア地域の2月第1週の石化市況では、エチレンは前週比10ドル高の1015ドル/tでの取引となり、2週連続で上昇した。ナフサ市況が強含んでいることでクラッカーの採算が大きく悪化。エチレンセンター各社が稼働を落とし始めたことで、需給バランスが引き締まりつつある。ただスプレッドは

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ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤とDOTP値上げ

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2022年3月15日

 ジェイ・プラスは14日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)とDOTPについて、4月1日以降納入分から値上げする、と発表した。改定幅は、フタル酸系可塑剤が「70円/kg以上」(荷姿品:「75円/kg以上」)、DOTPが「58円/kg以上」(同「63円/kg以上」)。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強めており、今年第2四半期(4-6月期)の国産ナフサ基準価格は、9万円/klを超える水準が見込まれる状況となっている。また、主原料の1つである無水フタル酸についても、原料オルソキシレンの価格見直しを理由に値上げが打ち出されている。加えて用役費や物流費、包装材料費などの上昇により、諸経費も高騰している。

 こうした環境下、今後とも原料を確保し現状の供給を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

プライムポリマー PEとPP追加値上げ、ナフサ急騰で

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2022年3月15日

 プライムポリマーは、今月3日付で発表したポリエチレン(HDPE、L―LDPE)とポリプロピレン(PP)の価格改定について、想定したナフサ基準価格が大きく変動していることから、改定幅の修正を打ち出した。改定幅はいずれも現行価格から「60円/kg以上」で、3日付発表分と比較し「25円/kg」の上乗せとなる。実施時期は前回発表と同じ3月22日納入分から。

 コロナ禍からの景気回復により原油需要が高まる一方で、ロシアのウクライナへの侵攻を背景に原油価格の高騰が続く。国産ナフサ価格は、原油価格上昇に加えアジア域内の堅調な需要を受け、9万2000円/klを超える水準で推移すると見込まれる(前回の想定は8万円/kl超)。また、ユーティリティなどの諸費用も上昇している。

 同社は、厳しい経済環境下、あらゆるコストダウンに取り組んでいるが、こうしたコスト上昇は自助努力により吸収できる水準を超えているため、追加の価格改定が必要と判断した。なお、想定したナフサ基準価格が大きく変動する場合は再度の修正もあるとしている。

三井化学 ポリウレタン原料値上げ、コスト高で来月から

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2022年3月15日

 三井化学は14日、ポリウレタン原料のポリプロピレングリコール(PPG)とポリマーポリオール(POP)類について、ナフサ価格変動分以外の原燃料や諸経費の上昇を理由に、4月1日納入分から「40円/kg以上」値上げすると発表した。

 新型コロナウイルスの蔓延により変調を来した世界経済に、ウクライナ危機といった地政学リスクが重くのしかかり、足元では原油価格が100ドルを超えて推移するなど、原燃料をはじめ副資材、物流費の高騰は看過できない状況となっている。

 対象製品についても、原燃料や物流コストはすでに同社の予測を上回るレベルまで高騰。全社一丸となりあらゆるコストダウンに取り組んでいるが、もはや自助努力で吸収できる水準を超えていることから、品質維持と安定供給を維持するためにも今回、価格改定せざるを得ないと判断した。

 なお、ウクライナ危機やその他世界情勢の変動により、さらなる原燃料高騰の場合には、改めて追加の改定をする場合もあるとしている。

出光興産 メチルエチルケトン値上げ、ナフサ高騰に対応

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2022年3月15日

 出光興産は14日、インキ溶剤、接着剤、樹脂加工溶剤に使用されるメチルエチルケトン(MEK)について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「46円/kg以上」。

 ウクライナ侵攻に伴う原油の需給逼迫が懸念され、主要産油国による原油増産余力は限定的とされている。こうした中、原油価格の上昇とともに国産ナフサの基準価格も上昇を続け、第2四半期(4―6月期)以降は8万3000円/klに近い水準が想定されている。

 同社は、一層のコスト低減努力を継続していくもののMEKの生産において大幅なコスト上昇が見込まれることから、今回、価格改定を決定した。なお、想定したナフサ基準価格が今後大きく変動する場合は、改定幅を修正する場合もあるとしている。

KHネオケム イソノナンを値上げ、コスト上昇に対応

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2022年3月14日

 KHネオケムはこのほど、イソノナン「キョーワゾールC‐900」について、4月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「100円/kg以上」。

 生産設備の老朽化や人手不足、働き方改革などにより、設備費や修繕費、物流費が上昇している。同社は、製品の安定した供給体制を維持・確保するため、値上げに踏み切らざるを得ないと判断した。