アジア石化市況 エチレン強含みで3週連続上昇

2021年5月18日

ベンゼン900ドル台に、スチレンモノマーも反転

 アジア地域の4月第3週の石化市況では、エチレンは前週比18ドル高の1088ドル/tでの取引となった。アジア地域における各クラッカーの定修で市場に引き締まり感が出ていることもあり3週連続で上昇している。スプレッドについては、

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JNC オキソ誘導品を値上げ、コスト高などに対応

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2021年5月18日

 JNCは17日、オキソ誘導品について今月21日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、ノルマルブチルアルデヒド(NBA)、イソブチルアルデヒド(IBA)、オクタノール(OA)、ノルマルブタノール(NBO)、イソブタノール(IBO)、CS-12、CS-16、オクチル酸、イソ酪酸イソブチル(IBIB)、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸イソプロピル(IPAC)で、改定幅は「25円/kg以上」(ロジウム触媒費、ユーティリティ費、修繕費、物流費増加分として「15円/kg以上」を含む)となっている。

 国産ナフサ価格が、第2四半期(4-6月期)は4万8000円/klを超える勢いで上昇していることに加え、ロジウム触媒やユーティリティ費の高騰、設備老朽化に伴う修繕費上昇、物流コストの増加など、過去に経験のない水準に至っている。また、急激な需要回復による海外市況の暴騰で、市況の内外格差が拡大している状況にある。これらを踏まえ同社は、需要家への供給体制を維持するため、価格改定に踏み切らざるを得ないと判断した。

クラレ PVA樹脂など4製品を値上げ、採算改善を図る

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2021年5月17日

 クラレは14日、ポリビニルアルコール(PVA)樹脂「クラレポバール」「エルバノール」、PVA系樹脂「エクセバール」「モビフレックス」の4製品について、今月17日出荷分から値上げすると発表した。4製品とも2月、4月に続く今年3度目の価格改定となる。改定幅は、いずれも国内が「50円/kg以上」、アジアパシフィック、北米・南米、中東・アフリカが「0.5USドル/kg以上」、欧州が「0.42ユーロ/kg以上」。

 PVA樹脂の需給バランスが急速にタイト化する中 一方では対象製品の各種コストも上昇し、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えるものとなっている。事業収益が一段と悪化している状況下、採算改善を行い、安定供給を維持するため、再度の価格改定の実施を決めた。

三菱ケミカル アクリル酸エステルを値上げ、原料上昇に対応

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2021年5月17日

 三菱ケミカルは14日、アクリル酸エステル製品について、今月21日出荷分から値上げを実施することとし、取引先との交渉を開始したと発表した。対象製品は、アクリル酸ブチルとアクリル酸2エチルヘキシルで、改定幅は「10円/kg以上」。

 同製品の原料となるオキソアルコールは、ナフサ価格の上昇に加え、2月1日出荷分から値上げを実施したことで価格が上昇している。同社は、今後の安定的な供給を継続するために、同製品の値上げを決定した。

 

塩ビ樹脂 5月のインド向け輸出は20ドル高で決着

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2021年5月12日

 需給タイト継続、製品への転嫁が進まず天井感も

 塩ビ樹脂(PVC)の5月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比20ドル高のCFR1820ドル/t、中国その他向けは同30ドル高の1540ドル/tで決着した。4月の輸出価格は、米国寒波影響で世界的に需給がひっ迫し、インド向けも中国向けも300ドル程度急騰していたが、その流れが続いたことで、5月の契約価格も一段高となっている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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