塩ビ樹脂 9月のインド向け輸出は前月比40ドル高

2019年8月29日

 塩ビ樹脂(PVC)の9月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR960ドル/tと前月比40ドル高で決着。中国・その他向けも同30ドル高の880ドル/tとなり、両国向けとも前月の落ち込みから一転し、大きく値を戻した。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは5週連続で上昇

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2019年8月27日

ベンゼンは下落傾向、スチレンモノマーも弱含み

 アジア地域の8月第1週の石化市況では、エチレンは5週連続で上昇し、下値が前週比25ドル高、上値が55ドル高となり、875ドル~930ドルでの取引となった。

 上値は5月第5週以来となる900ドル台に回復した。市況を押し上げた要因として、アジア地域では8月に

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宇部興産 カプロラクタムの8月価格は前月比10ドル高で決着

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2019年8月26日

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、8月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比10ドル高のトン1530ドルで決着した。

 中国経済の減速により6月に価格が急落していたが、各社の減産による在庫調整が一巡。底打ち感から前月はステイとなり、8月は需要回復が期待され4カ月ぶりの上昇となった。ただベンゼンとのスプレッドは、8月の

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三菱ケミカル PMMAレジンなど10月出荷分から20%値上げ

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2019年8月22日

 三菱ケミカルは21日、PMMAレジン「アクリペット」とアクリルシート「アクリライト」の国内価格を、10月出荷分から20%値上げすると発表した。

 PMMAレジン・アクリルシートの原料であるMMAモノマーの需給バランスは、昨年までのタイトバランスからウェルバランスへと好転し安定的な供給が可能な状況となっている。

 一方、両製品の需要は世界的に堅調に推移しており、市場は拡大基調が続いている。国内では慢性的な人手不足により、物流費用の高騰だけでなく、工場のメンテナンス費用など他の項目においても様々なコストが上昇している。

 同社は、合理化によるコスト吸収を進めてきたが、足下ではそれを上回る費用の増加が発生している。こうした中、同社は顧客への製品の安定供給体制の維持を万全とするため、今回の国内価格の改定を決定した。