WTI原油 昨年11月以来の64ドル台に上昇

2019年4月15日

 世界の原油相場では、WTI原油は3月末に1バレル60ドルを突破、今月8日には昨年11月以来となる64ドル超に達した。

 OPEC(石油輸出国機構)の減産に加え、米国のイランやベネズエラへの制裁、リビアの内戦などにより供給量の減少が予測されており、需給の逼迫感から投資マネーの動きが活発化している状況だ。

 世界経済に影響を与える米中貿易摩擦やブレグジットの行方が懸念材料だが、結論が先送りされ妥結への期待感が高まっていることも原油相場を押し上げる要因となっている。

 昨年のWTI価格は、世界情勢の変調を背景に不安定な動きとなり、10月をピークに高騰したものの年末にかけて急落した。今年に入ってからは、OPECや

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

アジア石化市況 エチレンは3週間ぶりに反転

2019年4月9日

 アジア地域の石化市況では、エチレンは3週間ぶりに反転し、3月第3週は1050~1080ドル/tと下値は20ドル高、上値は前週からステイでの取引となった。前週まで2週連続で大幅に下落していたが、底値感から需要家に買いの動きが見られたようだ。

 ただ、スプレッドは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

塩ビ樹脂 4月のインド向け輸出は前月比50ドル安

,

2019年4月4日

 塩ビ樹脂(PVC)の4月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR910ドル/tと前月から50ドル安と大幅下落で決着した。中国・その他向けも同840ドル/tと前月から40ドル安となっている。

 台湾大手メーカーは、インド向け

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について