WTI原油価格は14日、
3月14日のWTI、ブレント、ドバイ原油価格
2024年3月18日
2024年3月18日
2024年3月15日
東レは14日、スパンボンド不織布(ポリエステル・ポリプロピレン)および人工皮革「ウルトラスエード」「エクセーヌ」について、4月出荷分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「10~15%」。
当該製品の粗原料は、原油価格が高値圏で推移していることに加え円安進行もあり、調達価格が高止まっている。加えて用役費、副資材や物流費・保管費コスト、世界的な海上運賃の上昇も加わり、今後もコストの高止まりが改善する見込みは立っていない。
こうした中、同社は固定費および比例費のあらゆる項目について、徹底的な削減と効率化による自助努力を続けてきたものの、各種コスト上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えていることから、安定した品質での商品供給や高付加価値品の開発といった生産基盤の維持のため、価格改定の実施を決定した。
2024年3月15日
2024年3月15日
2024年3月14日
PSジャパンは13日、ポリスチレン(PS)樹脂「PSJ‐ポリスチレン」について、4月1日出荷分から値上げすることを決定し、需要家への説明と交渉に入ったと発表した。改定幅は全グレードとも「20円/kg以上」。内訳は、原料価格変動分が「5円/kg以上」、事業維持コスト分が「15円/kg以上」としている。
PSの主原料であるナフサおよびベンゼン価格が高騰・高止まりしており、為替も急激に変化している。また、4月以降の物流費アップに加え、昨今の労務費の上昇、生産設備維持費用の増大、環境対応費用といった事業維持コストが増加している。同社は、こうしたコストアップ分をすべて自助努力で吸収することが極めて困難な状況にあることから、今回、価格改定の実施を決定した。
2024年3月14日
2024年3月13日
DICは12日、ポリスチレン(PS)製品およびスチレン系製品について、4月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品は、「ディックスチレンGPPS」、「ハイブランチ」、「ディックスチレンHIPS」、「エラスチレン」で、改定幅はいずれも「15円/kg以上」。
昨今のベンゼン価格の高騰により原料価格が上昇している。また、今年4月からのトラックドライバー時間外労働上限規制の影響により、物流費が上昇傾向にある。加えて、社会情勢変化に伴う修繕費・副資材など製造コストの増加が著しい。同社は、自助努力による吸収を検討してきたが、これらのコスト増加を吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と事業継続を図るためには、価格改定が避けられないと判断した。
2024年3月13日
旭化成は12日、ポリエチレン(PE)全製品について、4月1日出荷分から値上げする、と発表した。対象製品は、「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」および「クレオレックス」で、改定幅はいずれも「8円/kg以上」。
4月よりトラックドライバーの時間外労働の上限規制が適用される影響で運賃が上昇する。また、生産コストにおいても労務費および副資材コストなどの上昇により、生産設備の維持や修繕にかかる費用も増加している。こうした中、同社は、あらゆるコストダウン、合理化に取り組んでいるものの、これらのコスト上昇分を自助努力で吸収することは極めて困難なことから、値上げせざるを得ないと判断した。
2024年3月13日
2024年3月12日