宇部興産 カプロラクタムの12月価格は前月比135ドル安

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2019年12月12日

需給バランスが悪化、春節明けまで回復見込めず

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、12月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比135ドル/t安の1265ドル/tで決着した。契約価格が1300ドル/tを下回ったのは、2016年2月の1175ドル/t以来となる。

 今年のCPL価格は年初から上昇基調となり、4月と5月には1790ドル/tを記録したが、

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アジア石化市況 エチレン上昇基調で800ドル/tに

2019年12月10日

キシレン700ドル/t台回復、SMはスプレッド縮小

 アジア地域の11月第3週の石化市況では、エチレンは4週連続上昇となり、下値が50ドル/t高、上値が30ドル/t高の800~820ドル/tでの取引となった。需要家が在庫確保の動きを強めており、下値は9月第3週以来の800ドル/t台に回復した。

 スプレッドも、

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JXTGエネルギー 12月のベンゼンACPは665ドルに

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2019年12月3日

 JXTGエネルギーは2日、12月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を665ドル/tで決着したと発表した。

 11月のアジア域内ベンゼン市況は、原油価格が上昇する中、誘導品の採算悪化に伴う先行き不透明感から上値が重く、小幅な上昇にとどまった。こうした市場環境を反映し、12月契約価格は前月比20ドル/t高で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は、78.2円/kg。

アジア石化市況 エチレンの需要回復で3週連続上昇

2019年12月3日

芳香族は3製品とも上昇、SMは下落基調が続く

 アジア地域の11月第2週の石化市況では、エチレンは3週連続上昇と回復傾向が続いており、下値が15ドル/t高、上値が40ドル/t高の750~790ドル/での取引となった。エチレン価格は10月第3週の650ドル/tを底に反転していたが、需要家の購買意欲が改善したことで上昇基調となっている。

 スプレッドも、ナフサ価格が上昇する中、

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塩ビ樹脂 12月のインド向け輸出は10ドル安に

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2019年11月28日

モンスーン長期化、域外品の流入で需給が緩む

塩ビ樹脂(PVC)の12月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比10ドル/t安のCFR910ドル/t、中国・その他向けも同10ドル/t安の820ドル/tで決着した。インド向けは2カ月連続で下落、中国向けも3カ月連続で下落しており、両国とも軟化傾向が続いている。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは700ドル/t台を回復

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2019年11月26日

ベンゼンは下落基調続く、需給バランスが悪化

 アジア地域の11月第1週の石化市況では、エチレンは2週連続上昇し700ドル/t台を回復、下値が55ドル/t高、上値が30ドル/t高の735~750ドル/tでの取引となった。エチレン価格は先安感から下落基調を強めていたが、割安感が出たことで10月第3週を底に反転。需要家に購買意欲が出たことで前週に引き続き上昇した。スプレッドも52ドル拡大の212ドルと4週ぶりに200ドル/t台に改善している。

 プロピレンは、下値が

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アジア石化市況 エチレンは11週ぶりに反転

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2019年11月19日

ベンゼンは下落基調、SMなど誘導品が需要減

 アジア地域の10月第四週の石化市況では、エチレンは8月第2週以来、11週ぶりに反転、下値が30ドル/t高、上値がステイの680~720ドル/tでの取引となった。

 米中貿易摩擦の影響でアジア市場は需給バラスが悪化。エチレンは下落基調を強め、前週に700ドル/t割れとなっていた。ただ急激に市況が下がったことで、割安感が出始め、ようやく買いが戻ったようだ。スプレッドも

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宇部興産 CPLの11月価格は前月比80ドル/t安

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2019年11月14日

中国需要が大幅に悪化、アジア市場に域外品流入

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、11月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比80ドル/t安の1400ドル/tで決着した。

 中国では国慶節休暇(10月1~8日)が明けても需要が戻らず在庫の消化が遅れていることに加え、これまで好調だった欧州市場が自動車向けを中心にナイロン需要が落ち込んでおり、余った玉がアジア地域などに流れ始めている。こうしたことから中国市場の需給バランスが大幅に悪化しており、CPL価格を大きく押し下げる結果となった。

 スプレッドについては、11月のベンゼンACPが前月比85ドル/t安となったことでやや持ち直したものの、事業環境は前月よりも厳しさを増している状況だ。

 こうした中、中国・SINOPECは、10月(下旬決め)の契約価格を

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アジア石化市況 エチレン下落に歯止めかからず

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2019年11月12日

芳香族は3製品とも下落、SMも900ドル/t割れに

 アジア地域の10月第3週の石化市況では、エチレンは下落傾向に歯止めがかからず、下値が50ドル/t安、上値が30ドル/t安と650~720ドル/tでの取引となった。これで5週続落となり、底値が見えない状況となっている。

 アジア地域で大型設備の稼働により供給が増加する中、中国経済の停滞から誘導品需要が低迷。需給バランスの悪化が意識され、需要家の様子見状態が続いていることが背景にある。

 スプレッドも、ナフサが

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