インドPVC輸入 9月は2カ月連続でマイナス

2020年2月3日

 モンスーン期が本格化、日本品は高水準を維持

 貿易統計によると、インドの9月の塩ビ樹脂(PVC)輸入は、前年同月比10.3%減の15万9000tと2カ月連続でマイナスとなった。今年上期(1-6月期)の輸入量は月間18万~20万tと高水準だったが、7月以降は3カ月連続で15万t台と低レベルとなっている。

 世界各地で発生した設備トラブルの影響に加え、遅れていたモンスーン期が本格化したことで輸入量の伸びが抑えられる結果となった。とはいえ、

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塩ビ樹脂 2月のインド向け輸出は前月比20ドル高

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2020年1月30日

域外品の流入継続も、パイプ向けなど需要強含み

 塩ビ樹脂(PVC)の2月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比20ドル/t高のCFR940ドル/t、中国・その他向けも同20ドル/t高の860ドル/tで決着した。

 インド向け・中国向けとも2カ月連続の上昇となっている。ロシアやウクライナといった域外品のアジア地域への流入は続いているものの、需要が回復基調にあることが背景にある。

 台湾大手メーカーも、インド向け

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アジア石化市況 エチレンは780ドル/tに回復

2020年1月28日

プロピレン上昇基調、ベンゼンは2週連続下落

 アジア地域の1月第2週の石化市況では、エチレンは年明けも強含みの展開となり、下値が前週比30ドル/t高、上値が40ドル/t高の780~800ドル/tでの取引となった。上値は11月第5週以来となる800ドル/tに回復している。誘導品需要の停滞に加え、中東リスクにより原油・ナフサに先高感が出ており、減産の動きが強まったことが背景にある。

 スプレッドも、ナフサ高が継続しているものの、

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アクリロニトリル 下期に入り市況は軟化傾向に

2020年1月27日

ABS需要は堅調も、リスク要因で先行き不透明

 ABS樹脂やアクリル繊維の原料であるアクリロニトリル(AN)は、下期に入り市況が軟化傾向にある。足元のAN市況は1500ドル/tを下回っており、上期平均の1800ドル/tから300ドル/t程度下落している状況だ。その背景として、米中貿易摩擦の長期化により、中国景気が減速していることが挙げられる。

 中国市場で

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アジア石化市況 エチレン減産効果で上昇基調

2020年1月21日

プロピレンも反転、ベンゼンは9週ぶりに下落

 アジア地域の1月第1週の石化市況では、エチレンは昨年末から上昇基調となり、下値が12月第3週比(前週は休場)20ドル/t高、上値が同10ドル/t高の750~760ドル/tでの取引となった。採算悪化から複数メーカーに減産の動きが出てきており、スポット玉が減少したことが背景にある。

 スプレッドも、

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宇部興産 カプロラクタムの1月価格は前月比65ドル高

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2020年1月16日

ベンゼン高を反映、旧正月向け在庫確保の動きも

 宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、1月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比65ドル/t高の1330ドル/tで決着した。

 中国・SINOPECも、12月(下旬決め)の契約価格を1292ドル/t(1万1150人民元)と同23ドル/t高(150人民元高)で決着。さらに1月の仮価格も1万1500人民元/t(350人民元高)で打ち出している。価格が上昇した要因として、原料ベンゼン価格が強含んでいることが大きい。1月のベンゼンACPは

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アジア石化市況 エチレン一部減産で4週ぶり上昇

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2020年1月14日

ベンゼン上昇基調継続、スチレンモノマーも反発

 アジア地域の12月第3週の石化市況では、エチレンは4週ぶりに上昇し、下値・上値とも20ドル/t高の730~750ドル/tでの取引となった。前週まで大幅に下落したことで一部メーカーが減産し需給が締まったことが背景にある。スプレッド

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JXTGエネルギー 1月のベンゼンACPは735ドルに

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2020年1月7日

 JXTGエネルギーは6日、1月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を735ドル/tで決着したと発表した。

 12月のアジア域内ベンゼン市況は、誘導品メーカーによる旧正月前の在庫確保需要と域内ベンゼン供給量の減少を受けて、前月比上昇した。こうした市場環境を反映し、1月契約価格は前月比70ドル/t高で決着した。なお、国内価格換算想定値は、85.9円/kg。

アジア石化市況 エチレン需要低迷で3週連続下落

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2020年1月7日

芳香族は原油高で先高感、SMは3週ぶりに反落

 アジア地域の12月第2週の石化市況では、エチレンは3週連続で下落し、下値が40ドル/t安、上値が50ドル/t安の710~730ドル/tでの取引となった。誘導品需要の弱含みの状況が継続、わずか3週間で100ドル/t以上の急落となっている。スプレッドは、ナフサが

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