ベンゼン上昇基調、SMスプレッド300ドル割れ
アジア地域の8月第5週の石化市況では、エチレンは下値が前週比20ドル安と3週続落となり、870~910ドル/tでの取引となった。
誘導品需要が盛り上がりを欠く中、新規エチレン設備の立ち上げを控えていることもあり、下値は
2019年9月24日
2019年9月17日
2019年9月10日
2019年9月3日
2019年9月3日
2019年9月2日
貿易統計によると、米国の6月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比41.0%増の77万5000tと大幅な伸びを継続した。米国おいてシェール由来の大型エタンクラッカーおよびPE設備が相次いで稼働を開始し、近隣諸国はもちろん、南米や欧州、アジア、アフリカにまで輸出が本格化している状況だ。
6月の主な輸出先は、1位がメキシコ(9万6000t)、2位がベルギー(9万5000t)、3位がカナダ(6万2000t)、4位が中国(4万7000t)、5位がブラジル(4万2000t)となった。中国は、4~5月は7万t台と高水準で推移していたが、6月は43%減とブレーキがかかった。その他のアジア地域では、ベトナム(同10.4倍)、香港(同3倍)、シンガポール(同2.1倍)、マレーシア(同2倍)の増加が目立つ。また、韓国も同5.3倍の1万3000tとなった。昨年は月に3000~4000t程度だったが、今年に入り輸入量が伸長している。
一方、6月のPE輸出を品目別にみると、
2019年8月29日
2019年8月27日
2019年8月26日
2019年8月20日