デンカは19日、「デンカアルミナセメント」について9月2日納入分より値上げすると発表した。対象製品は「デンカアルミナセメント1号」「デンカハイアルミナセメント」「デンカハイアルミナセメントスーパー」で、値上げ幅は「40円/kg」。
製造および諸経費の削減など徹底したコスト削減に取り組んできたが、原料価格や物流費などの上昇による製造コストの上昇は自助努力で吸収できる範囲を超えるものであるとし、製品の安定供給と事業の維持継続を目的に、価格改定を実施することとした。
2024年8月19日
2024年8月19日
2024年8月8日
2024年8月7日
2024年8月6日
DICの子会社であるDICグラフィックスはこのほど、商業オフ輪インキ、油性枚葉インキ、UVインキ、新聞インキについて、10月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「10%以上」。なお、金銀インキ・特別対応品・特殊品(特殊容器を含む)など一部製品は改定率が異なるとしている。
昨今の世界情勢に伴う原材料およびエネルギー価格の高騰の影響で、ユーティリティ費、物流費、容器費などのコスト増加が続く。さらに、広告、書籍、新聞などの紙媒体に使用される印刷インキの需要が減少し、収益を大きく圧迫している。
同社はこれまで、生産効率の向上や固定費の削減を含むあらゆるコスト削減施策を講じてきたが、これらのコスト増加分を自助努力だけで吸収することは極めて困難な状況にあることから、今後の安定供給と品質の維持・向上を図るため、価格改定が避けられないと判断した。
2024年8月2日
積水化学工業は1日、各種建材製品について、10月21日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、「エスロン雨とい製品群全般」、「エスロン波板」、バルコニータイル「クレガーレ」(300角タイル商品除く)が「15%以上」、バルコニーデッキ材が「5~15%」。
当該製品は、昨今の仕入先の労務費上昇に伴う諸原料、物流費、副資材等の値上げおよび、電力費などのユーティリティや為替の円安影響によるコスト上昇が続いている。
こうした中、同社は、様々なコスト低減や合理化施策を実施し、価格維持に努めてきたが、自社で吸収できるレベルを超えていることから、今後の安定した製品の供給とサービスの提供を目的に、今回、販売価格改定に踏み切った。
2024年7月25日
三菱ケミカルグループは24日、MMA(メチルメタクリレート)モノマー、MAA(メタクリル酸)、メタクリル酸エステル類の国内価格について、8月1日納入分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。改定幅は、MMAモノマーおよびMAAが「30円/kg」、メタクリル酸エステル類(BMA、HEMAなど)が「30円/kg以上」。
MMA関連製品の製造にかかわる原材料費、物流費、保管費などのあらゆる費用が上昇を続けている。同社グループは、広島事業所での製造ライン最適化をはじめとするあらゆるコスト削減に取り組んでいるものの、自助努力で吸収できる範囲を超えていることから、今後も国内取引先へ良質な製品を安定的に供給していくため、価格改定の実施が必要と判断した。
2024年7月19日
2024年7月18日
2024年7月17日