UBEは5日、ナイロン6樹脂について今月15日出荷分から値上げすることを決定し、ユーザとの交渉を開始すると発表した。改定幅は「80円/kg」。
同製品の価格改定は今年4月以来、約5ヵ月ぶりとなる。同社は、主原料価格や副原料、物流費のさらなる上昇を製品価格に転嫁し、事業収益の改善を図っていく。
2022年9月6日
2022年9月6日
2022年9月6日
2022年9月2日
クラレは1日、ポリビニルブチラール(PVB)樹脂「モビタール」を10月1日出荷分からグローバルで値上げすると発表した。同製品の値上げ発表は今年4月以来のこと。対象銘柄と改定幅は以下の通り。
低重合度銘柄(B14S、B16H、B20H、BA20S)は、国内向けが「180円/kg以上」、アジアパシフィック、北中南米、中東・アフリカ向けは「1400米ドル/t以上」、欧州向けは「1400ユーロ/t以上」。その他の銘柄は、国内向けが「140円/kg以上」、アジアパシフィック、北中南米、中東・アフリカ向けは「1000米ドル/t以上」、欧州向けは「1000ユーロ/t以上」。対象製品の主要原材料や物流費用などを含めたコストの上昇は、同社の自助努力によるコスト吸収の範囲を超えてきていることから、安定供給を維持するために価格改定を決めた。
2022年8月26日
ユニチカは25日、包装用二軸延伸ナイロンフィルムおよびポリエステルフィルムについて、9月21日出荷分から値上げすることを決定したと発表した。
対象製品および改定幅は、ナイロンフィルム「エンブレム」、複層ナイロンバリアフィルム「エンブロン」、ナイロンバリアフィルム「セービックス」が、15㎛換算で「一連400円」。ポリエステルフィルム「エンブレット」、ポリエステルバリアフィルム「セービックス」が、12㎛換算で「一連200円」。
同社は、昨年、今春と対象製品の価格改定を実施した。しかし、その後もコロナ禍からの景気回復や欧州における地政学的リスクの影響などにより、電燃費、物流費、副資材など製造コストの上昇が続いている。こうした中、同社は、継続して様々な合理化や省力化による徹底したコスト削減に努めてきたが、自助努力だけでは吸収できないことから、フィルム製品の品位安定および安定供給を維持するため、再値上げを決定した。
2022年8月26日
2022年8月25日
2022年8月24日
2022年8月23日
2022年8月22日