デンカは9日、「ABS樹脂」、「デンカIP」、「透明樹脂」、「クリアレン」について、5月23日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「30円/kg以上」。なお、同製品の値上げは3月以来となる。
国産ナフサ価格と各種原材料価格が上昇を続け、ユーティリティコストと物流費もコストアップとなっている。同社は継続してコスト削減に取り組んでいるが、製品の安定供給と事業の維持継続のためには、価格改定せざるを得ない状況と判断した。
2022年5月10日
2022年5月10日
2022年4月28日
2022年4月28日
ENEOSマテリアルは27日、エラストマーおよびラテックス製品について、6月1日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、国内は、ESBR、BR、NBR、RB、HSR、PN(粉末NBR)が「20円/kg以上」、SSBR、TR/SISが「25円/kg以上」、IIRが「30円/kg以上」、SB Latexが「30円/kg以上(ドライ換算)」、DNRが「40円以/kg上」、IRが「70円/kg以上」。
海外では、BST ENEOS Elastmer(タイ)のSSBRが「160ドル/t以上」、ENEOS MOL Synthetic Rubber(ハンガリー)のSSBRが「130ユーロ/t以上」となっている。
世界的に金属、油脂、天然ガスなどのコモデティ品の価格上昇が続いており、重合触媒、老化防止剤、乳化剤、変性剤などの原材料、および生産エネルギーコストの上昇が発生している。同社は、コスト増加を吸収しながら対応してきたが、自助努力の範囲を超えていることから、今後も安定的に製品供給を続けるために、値上げせざるを得ないと判断した。
2022年4月28日
2022年4月27日
三菱ケミカルホールディングスグループは26日、ポリビニルアルコール(PVA)製品群について、5月9日出荷分から国内と輸出の取引価格を値上げすると発表した。対象製品はPVA「ゴーセノール」、PVA特殊銘柄「ゴーセネックス」および「ニチゴーGポリマー」、ゴーセネックスZ用架橋剤「セーフリンク」で、改定幅は国内価格が「100円/kg」、輸出価格が「1200ドル/t」または「1100ユーロ/t」。
現在、PVA系樹脂の需給バランスがタイトな状況にあり、対象製品の供給が一層ひっ迫している。さらに、各種コストの上昇により、同社の事業収益は悪化が進んでいる。こうした中、同社は、安定供給を維持するために採算是正が必要であると判断した。なお、対象製品は昨年から断続的に値上げが続いており、今回の値上げは今年に入り3回目となる。
2022年4月27日
ダイセルは25日、各種化学製品について、5月1日出荷分から値上げすると発表した。
対象製品は、アセテート・トウ、酢酸セルロース類、エポキシ製品、カプロラクトン類、ケテン類および誘導品、アミン類、酢酸・無水酢酸および酢酸エステル類、高沸点溶剤類(MMPG、MMPGAC、MB、MBA、他)、グリコールエーテル類、プラスチック加工品類(機能フィルム製品含む)で、改定幅は全製品「10%以上」となっている。
現在、原油、石炭、アスファルトをはじめとするエネルギーコストや、当該製品の製造にかかる原材料価格、物流費など、コスト全般が予想を大幅に上回る水準まで高騰している。こうした中、同社は、全社を挙げて徹底したコストダウンを進めているが、自助努力のみで対応することは困難と判断し、今回、値上げを決定した。
2022年4月26日
2022年4月26日
2022年4月25日
DICは22日、各種可塑剤について5月10日納入分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、ポリエステル系可塑剤が「71円/kg以上」、エポキシ化大豆油(ESBO)が「20円/kg」、その他エポキシ系可塑剤が「65円/kg以上」、アジピン酸系可塑剤(DOA、DINA)が「60円/kg以上」、トリメリット酸系可塑剤が「82円/kg以上」、特殊可塑剤が「88円/kg以上」。
可塑剤の主原料である各種酸・グリコール・アルコール類は、原油・ナフサ価格の上昇および需給逼迫を背景に価格改定が発表されている。加えて、ユーティリティ・物流費用も上昇し続けている。同社は、引き続き自助努力による吸収を続けているが、昨今のコスト上昇を吸収することは極めて困難なことから、今後の事業継続を図るためには値上げが避けられないと判断した。