塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、7月の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は前年同月比18.9%増の8万9700tとなった。硬質用は同20.7%増の4万7100t、軟質用は同18.6%増の2万1500t、電線・その他は同15.1%増の2万1100tといずれもプラスを継続した。
ただコロナ禍前の2019年との比較では、
2021年9月2日
2021年9月1日
2021年8月30日
2021年8月30日
2021年8月27日
2021年8月26日
2021年8月25日
日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、6月のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は、前年同月比2.4%増の1万8600tと、2カ月連続でプラスとなった。また前月比でも6.8%増と3カ月ぶりにプラスに転じており、回復基調が伺われる。用途別に見ると、食品が前年同月並みの1万4700t、繊維・雑貨は同27.9%増の1300t、工業用・その他は同6.1%増の2600tとなり、食品用以外は、前月に引き続きプラスとなった。
一方、CPP(無延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は、同2.2%増の1万2600tと、2カ月連続でプラスとなった。用途別では、食品が同1.6%減と12カ月連続でマイナスとなったが、工業用は同37.4%増と10カ月連続、繊維・雑貨その他も同18.2%増と6カ月連続でプラスを継続している。
2021年8月23日
2021年8月20日
2021年8月20日
業界筋によると、7月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)の3樹脂は6~8カ月連続で前年を上回る結果となった。前年は工業生産、個人消費で持ち直しの動きがあったものの、汎用樹脂の出荷水準としては近年では低めとなっていたが、7月はLDPE、HDPE、PPともにこれを上回った。
一方、ポリスチレン(PS)は、7月からの値上げを控えていたこともありマイナスに転じた。分野別に見ると、LDPEとHDPEではフィルム分野の出荷増加が続いているほか、PPでは射出成形分野、フィルム分野、押出成形分野の出荷の伸びが見られている。PSはほとんどの用途で出荷が減少した。
7月の出荷合計を品目別に見ると、