日本ABS樹脂工業会 ABS樹脂の上期総出荷は21%減、国内・輸出とも2桁減

2020年7月29日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、上期(1-6月期)の総出荷量は前年同期比21%減の13万6100tとなった。国内出荷は同20%減の9万4100tとなり、輸出は同24%減の4万2000tだった。米中問題が長期化する中、コロナ禍が発生。その影響で誘導品需要の落ち込みから国内、輸出とも4月以降の出荷は悪化傾向を強めている状況だ。

 上期の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 MMAモノマーの6月国内出荷は31%減に

, , , ,

2020年7月27日

 石油化学工業協会が22日に発表した6月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比31%減の7680t。ポリマーは、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

汎用四樹脂 6月の国内出荷は制限解除で持ち直しの動き

,

2020年7月27日

 業界筋によると、6月の汎用四樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年同月比マイナスを継続。5月に引き続き単月の出荷量として近年では最低レベルの出荷となった。ただ前月比では、営業日数の増加に加え、5月下旬にコロナ禍による緊急事態宣言が解除されたことでプラスに転じた。個人消費の面では厳しい状況が続いているものの、経済活動が再開されたことで持ち直しの動きが出始めているもようだ。

 前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。

 6月の品目別の出荷合計は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 6月のエチレン生産は16%減、稼働率は92%に

,

2020年7月27日

 石油化学工業協会が22日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、6月のエチレン生産は前年同月比15.5%減の41万8500tだった。稼働プラントの平均稼働率は92.2%と前月(89.4%)から2.8ポイント上昇し、好不調の節目となる90%台を上回った。6月は

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

合成ゴム 4月の出荷量は全品目で大幅マイナス

,

2020年7月22日

コロナ禍の影響が拡大、自動車などの生産が低迷

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、4月の合成ゴムの出荷量は前年同月比27.8%減の8万3800tだった。これで、7カ月連続で前年割れとなり、合成ゴム全体で低迷が続いている。3月は2品目(NBRとCR)で前年比プラス、また全品目で前月比プラスと明るい兆しが出ていたものの、4月は一転して前年同月比、前月比とも軒並み大幅なマイナスとなった。

 品目別に見ると、SBRは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

経産省 6月のエチレン生産は4カ月連続でマイナスに

,

2020年7月21日

 経済産業省が17日に発表したエチレン生産速報によると、6月の生産量は前年同月比15.4%減の41万8500tとなり、4カ月連続で前年実績を下回った。

 前月比でも4.5%減とマイナス傾向が続いている。前年同月は定修が2プラントだったが、6月は3プラントで定修があったことで、2桁の大幅マイナスになったと見られる。

 

経産省 エチレン用輸入ナフサは2万円を大きく割り込む

, ,

2020年7月21日

 経済産業省が17日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、6月の輸入単価は246.3ドル/t、円換算で1万8205円/kl(為替レート:107.8円/ドル)となり、2万円を大きく割り込んだ。

 ドルベースでは前月比39.8ドル安、円換算でも同3040円安となり、いずれも4カ月連続の値下がりとなった。

 

ポリスチレン 上期国内出荷は前年同期比11%減

, , , ,

2020年7月15日

室園会長「PSの有用性とリサイクル特性を訴求」

 日本スチレン工業会は14日、定例会見を開催した。新たに就任した室園康博会長(PSジャパン社長)は、「環境問題が高まる中、ポリスチレンが有用であり、リサイクル可能な環境に優しい素材であることをアピールしなければならない」とした上で、「日本プラスチック工業連盟などと協力しながら、リサイクルの仕組みづくりや技術革新に取り組んでいく」と抱負を語った。

 続いてポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の出荷実績について説明を行った。2020年1-6月期のPSの国内出荷は前年同期比11%減の29万2000tだった。室園会長は、「1-3月期は比較的堅調だったが、4-6月期はコロナの影響により国内出荷が減少した。また7月の

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

プラ工連5月実績 コロナ禍で原材料・製品生産減少続く

,

2020年7月9日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる4月のプラスチック原材料生産は、前年同月比12%減の75万9000tと2カ月連続で減少した。5月の速報でも同12%減で推移。主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂は3カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は6カ月連続でそれぞれ減少した。

 4月のプラスチック製品生産は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について