クラレ 人事(2020年1月1日)

2019年12月9日

[クラレ・人事](2020年1月1日)【クラレ】▽社長補佐、代表取締役・専務執行役員松山貞秋▽同、取締役・同役員久川和彦▽同(2020年3月常勤監査役就任予定)、同・常務執行役員中山和大▽イソプレンカンパニー長、同・同役員阿部憲一▽繊維カンパニー長、大阪事業所担当、同・同役員佐野義正▽経営企画室担当、CSR本部担当、管理部門担当兼経営企画室長、同・同役員多賀敬冶▽研究開発本部担当、アクア事業推進本部担当兼研究開発本部長、同役員柏村次史▽機能材料カンパニー長兼機能材料カンパニー炭素材料事業部長、同役員髙井信彦▽技術本部担当、国内事業所担当、環境安全センター担当、執行役員大村章▽ビニルアセテートフィルムカンパニーモノソル事業部長兼モノソル社長、同役員P.スコットベニング▽倉敷事業所長、同役員津軽利紀▽イソプレンカンパニー副カンパニー長兼同カンパニーイソプレンケミカル事業部長、同役員尾松俊宏▽クラレテクノ社長補佐(2020年3月同社社長就任予定)、同役員松崎一朗▽技術本部長、同役員川原孝春▽繊維カンパニー生活資材事業部長兼クラレクラフレックス社長松尾信次▽岡山事業所長坂本和繁▽繊維カンパニー繊維資材事業部長高井庸善▽アクア事業推進本部担当付(鹿島南共同発電常務取締役就任予定)伊藤隆雄▽同本部長兼クラレアクア社長足立篤美▽管理部門総務・人事本部研修所長石浦一成▽新潟事業所長金道正裕▽西条事業所長伊木隆▽イソプレンカンパニーエラストマー事業部長井上淳▽ビニルアセテート樹脂カンパニー生産技術統括本部長兼ビニルアセテートフィルムカンパニー生産技術統括本部長三村仁之▽ビニルアセテートフィルムカンパニーポバールフィルム事業部副事業部長熊野敦▽同カンパニーモノソル事業部副事業部長兼モノソル副社長クリスチャンハーマン【クラレテクノ】▽社長補佐松崎一朗(2020年3月株主総会開催日予定)▽社長松崎一朗▽常勤顧問渡邊久一【クラレ香港】▽社長本田省治▽クラレ繊維カンパニー繊維資材事業部長高井庸善【入間カントリー倶楽部】(2020年3月株主総会開催日予定)▽退任(取締役会長)河内辰雄。

クラレ 役員人事(2020年3月下旬株主総会開催日)

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2019年12月3日

[クラレ・役員人事](2020年3月下旬株主総会開催日)▽代表取締役専務執行役員早瀬博章▽取締役同役員佐野義正▽同常務執行役員マティアスグトヴァイラー▽同同役員髙井信彦▽同(社外取締役)田中聡▽退任(代表取締役専務執行役員)松山貞秋▽同(取締役同役員)久川和彦▽同(同常務執行役員)常勤監査役就任予定中山和大▽同(同 社外取締役)藤本美枝▽常勤監査役中山和大▽退任(同)雪吉邦夫▽専務執行役員柏村次史▽常務執行役員大村章▽同役員尾松俊宏▽執行役員上原直哉▽同役員藤波智▽同役員坂本和繁▽同役員大福幸一▽退任(同役員)クラレテクノ社長就任予定松崎一朗。

クラレ 組織改正(2020年1月1日)

2019年12月3日

[クラレ/組織改正](2020年1月1日)▽グローバル化のさらなる加速とガバナンス強化のため、海外現地法人トップの外国人一名を取締役に登用する▽イソプレンカンパニーに、事業の一体的かつ円滑な運営、ならびにタイにおける事業化の推進を加速するため、副カンパニー長を置く▽WSフィルム事業部をブランディング強化の観点からモノソル事業部に改組する▽人材育成、技術継承をより組織的・効果的に推進するため、人事部下にある研修所を総務・人事本部直轄とし、その機能を強化する。

クラレ関連 人事(12月1日)

2019年12月2日

[クラレ関連・人事](12月1日)【クラレ】▽繊維カンパニー繊維資材事業部生産管理部長川上竜司【クラレ玉島】▽クラレ玉島社長兼同社エステル工場長兼同社同工場エステル生産技術部長川瀬修。

クラレ 通期業績予想を下方修正、米国火災事故で特損

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2019年11月29日

 クラレはこのほど、第4四半期に特別損益を計上し、通期業績予想を修正した。当期純利益を25億円(前回予想比260億円減)に下方修正する。2018年に米国子会社で発生した火災事故に関し、10月24日に140億円の特別損失の計上を発表していたが、今回、新たに340億円を特別損失として計上した。

クラレ 「高機能フィルム展」で銅張積層板の拡販図る

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2019年11月26日

 クラレは、来月4~6日に幕張メッセで開催される「高機能フィルム展」に、液晶ポリマーフィルムを用いた銅張積層板「ベクスターFCCL」を出展する(ブース番号:35‐45)。

銅張積層板「ベクスター FCCL」
銅張積層板「ベクスター FCCL」

 「ベクスターFCCL」は、液晶ポリマーフィルム「ベクスター」に銅箔をラミネートした積層体。FCCLは、Flexible Copper Clad Laminates(フレキシブル銅張積層板)のこと。

 液晶ポリマーフィルムは、優れた誘電特性と低吸水性、多層回路への積層加工性といった特長を生かし、スマートフォンなど電子機器類や基地局など5G関連インフラの電子回路基板に活用されている。今回は、同社が開発した「ベクスターFCCL」を紹介することで、今後さらなる拡大が見込まれる同市場分野に向けた訴求を図る。

 同展示会は世界最大級の高機能フィルム産業展。「第10回高機能素材Week」内の構成展示会の1つとして行われるもの。電機・自動車・建材・医薬品・食品包装など、様々な分野で活躍する機能性フィルムとその成形加工技術が一堂に会する。

クラレ 「エコプロ2019」に出展、ガスバリア材を紹介

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2019年11月25日

 クラレは、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2019」(12月5~7日)に出展する。

「PLANTIC」をバリア層として用いた生分解性コーヒーパウチ
「PLANTIC」をバリア層として用いた生分解性コーヒーパウチ

 同イベントは、環境への関心の高い一般消費者やビジネスパーソン、行政・自治体、NPO、環境教育を目的とした学生、報道関係者など、環境を取り巻く多様なステークホルダーが一堂に集う、アジアを代表する環境の総合展示会。同社は、CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)展示コーナー内で、環境対応型包装材料のガスバリア材「PLANTIC(プランティック)」を紹介する。

 同製品は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。CLOMAの〝海洋プラスチックごみ対策コーナー〟内に、「プランティック」をバリア層として用いた生分解性コーヒーパウチや、ハム・ソーセージなど加工肉の環境対応型包装などを展示する。

 会場は、東京ビッグサイト西1~4ホールで、ブース番号3‐904(CLOMA展示コーナー内)。

クラレの1-9月期 販売数量減や市況悪化受け減収減益

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2019年11月13日

 クラレが12日に発表した2019年12月期第3四半期(1-9月期)連結決算は、売上高が前年同期比5%減の4289億円、営業利益は同22%減の423億円、経常利益は同27%減の379億円、純利益は同42%減の194億円となった。営業利益については、数量・操業度で同90億円、交易条件で同5億、経費その他で同25億円のマイナスとなり、全体として同120億円の減益となった。

 セグメント別に見ると、ビニルアセテートは減収減益。ポバール樹脂は景気減速により販売量が減少し、光学用ポバールフィルムは液晶パネルの在庫調整の影響を受け、出荷が減少した。PVBフィルムは、建築用高機能フィルムの需要は拡大したものの、自動車用途は販売量が減少した。

 一方、水溶性ポバールフィルムは個包装洗剤用途の需要が伸長し、販売が拡大した。EVOH樹脂「エバール」は、ガソリンタンク用途で自動車生産台数減少の影響を受け、食品包材用途も販売が低調だった。イソプレンは減収減益。

 イソプレン関連では、ファインケミカル、熱可塑性エラストマー「セプトン」とも景気減速の影響を受け、販売量が減少した。耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」は、車載用コネクタ向けの新規採用が進展したが、電気・電子デバイス向けは需要の停滞に伴い、数量が減少した。

 機能材料は減収減益。メタクリルは、樹脂の販売数量の減少と市況悪化が響いた。メディカルは、歯科材料の審美修復関連製品を中心に堅調に推移。カルゴン・カーボンは、北米の飲料水用途の需要が拡大したが、欧州は需要の停滞に伴い、販売が伸び悩んだ。一方、炭素材料は高付加価値品の販売が拡大した。

 繊維は減収減益。人工皮革「クラリーノ」は、ラグジュアリー商品用途が引き続き堅調に推移した反面、靴用途の販売量は減少した。繊維資材は、ビニロンでセメント補強用の輸出が低調だった。またゴム資材向けも自動車生産台数減少の影響を受けた。生活資材は、「クラフレックス」で汎用品の数量が減少した。

 なお、通期業績予想については、主力事業のビニルアセテートとイソプレンで、自動車用途などを中心に需要が低迷していることから、各項目を下方修正した。売上高は5780億円(前回予想比220億円減)、営業利益570億円(同100億円減)、経常利益520億円(同105億円減)、純利益285億円(同95億円減)を見込んでいる。

【バイオプラ特集・各社の動向】クラレ 

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2019年11月8日

植物由来ガスバリア材「PLANTIC」を展開

 クラレはガスバリア材のラインナップの1つとして、バイオマス由来の「PLANTIC」を展開している。

 同社にはプラスチックの中で最高レベルのガスバリア性を持つEVOH樹脂「エバール」がある。「エバール」は優れたガスバリア性により内容物の劣化を防ぐことから、食品包装用途を中心に幅広く使われており、世界シェアで約65%(同社推定)を占める。「PLANTIC」はそのバリエーションで、エバールに近いガスバリア性に、生分解性を併せ持たせた。

 「PLANTIC」はオーストラリアの産学連携研究により開発されたでんぷん由来の生分解樹脂であり、同国のPLANTIC社が2003年に商業化した。2009年にハイバリア包材を商業化したことで、2011年に同国の大手スーパーマーケットに採用され、食肉包装用にPETと組み合わせたトレーとして使われている。

 クラレは2014年に日本と韓国で「PLANTIC」フィルムを販売する代理店契約を結び、翌年、PLANTIC社の全株式を取得して傘下に収めた。

 「PLANTIC」の環境性については、単層HPグレードがTUV Austriaの生分解性認定(活性汚泥中・土壌)、コンポスト性認定(工業・家庭)、バイオマス認定を受けている。また、PETと「PLANTIC」を組み合わせた多層フィルムのトレーは、PETの再生工程中に「PLANTIC」層が溶出し影響を与えないことから、リサイクル容器として認定されている。

 一方、日本では多層フィルムが日本有機資源協会のバイオマスマーク製品に認定されており、「PLANTIC」の焼却で発生するCO2は、日本のCO2発生量から除外される。現在、「PLANTIC」フィルムはPLANTIC社で製造され、国内外に供給している。

米社に樹脂を供給

 米州でも、これまでグローバルに食品包装材料を供給する米シールドエアー社と、米国・カナダ・メキシコでの食肉・魚介類などの生鮮食品に使用する「PLANTIC」製食品包装用フィルムの販売代理店契約を結んでいた。

 このほど、さらに事業を進展させることになり、クラレの100%間接出資子会社であるクラレアメリカとシールドエアー社との間で樹脂供給契約を結び、樹脂をシールドエアー社に供給し、同社がフィルムに加工することになった。

 樹脂についてはクラレが

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クラレ バイオ由来ガスバリア材を日本包装産業展に出展

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2019年10月23日

 クラレは、29日から幕張メッセで開催される「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」に出展する。

「PLANTIC」を使用したコーヒーパウチ
「PLANTIC」を使用したコーヒーパウチ

 同展は、包装業界と関連業界の国内外の最新鋭機器・技術・サービスと、そのユーザー・バイヤーが一堂に会する2年に一度の展示イベント。同社はCLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)展示コーナー内で、環境対応型包装材料のガスバリア材「PLANTIC(プランティック)」と、水溶性フィルム「PVOH」を紹介する。

 「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス、生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能だ。

 一方、「PVOH」はクラレの技術・ノウハウを生かした水溶性フィルム。水に速やかに溶解する性質により、ゴミの減容化など新たなパッケージングソリューションを提案し、自然環境と生活環境の向上に寄与する。

 なお29日には、同製品に関するプレゼンテーション「水溶性フィルムのサステナブル包装」(午前11時半~午後12時半)を、企画プレゼン会場で行う予定。