クラレ 人事①(2019年1月1日)

2018年12月27日

[クラレ・人事①](2019年1月1日)▽経営企画室経営企画部長福島健▽同室マーケティンググループ主管渡邊哲哉▽CSR本部CSR・品質マネジメント部長、クラレトラベル・サービス社長尾古雅章▽管理部門総務・人事本部総務部長兼同・同本部同部秘書グループリーダー松原敏▽同・同本部人事部長兼同・同本部同部労務グループリーダー兼同・同本部人材開発部長石川智章▽解兼研究開発本部くらしき研究センター長兼同本部同センター合成研究所長、同本部同部長兼アクア事業推進本部企画管理部長須郷望▽同本部同センター長兼同本部同センター同研究所長佐々木繁▽同本部同センター長兼同本部同センター成形・加工研究所長福田始弘▽技術本部設備技術統括部長兼同本部同部エンジニアリンググループリーダー青山哲▽同本部同部主管松岡洋一▽ビニルアセテート樹脂カンパニー生産技術統括本部生産技術統括部長兼ビニルアセテートフィルムカンパニー生産技術統括本部生産技術統括部長大原行博▽ビニルアセテート樹脂カンパニー生産技術統括本部エバールプロジェクト推進チームリーダー(岡山駐在)坪井俊雄▽同カンパニーエバール事業部フィルム販売部長、同カンパニー同事業部同部大阪販売課長川崎正太郎▽イソプレンカンパニー生産技術統括本部品質統括部長、同カンパニージェネスタ事業部商品管理部品質保証グループリーダー兼同カンパニー同事業部開発部開発グループ主管(東京駐在)兼同カンパニーイソプレンケミカル事業部品質・開発統括部プロダクトマネージメントグループ主管福永佳美▽同カンパニーイソプレンケミカル事業部化学品販売部長立花健治▽同カンパニー同事業部機能化学品販売部長浅野弘之。

クラレ 組織改正(2019年1月1日)

2018年12月27日

[クラレ/組織改正](2019年1月1日)【CSR本部】品質関連業務の領域拡張への対応および品質関連業務の機能強化を図るため、「CSR・品質保証部」を「CSR・品質マネジメント部」に改組する【ビニルアセテート樹脂カンパニー】(生産技術統括本部)エバールの次期プラント建設を加速するため、「エバールプロジェクト推進チーム」を新設する(ポバール樹脂事業部)世界6工場の安全、信頼性、品質、コスト競争力の向上を図るため、「グローバル生産技術グループ」を新設する【イソプレンカンパニー】(生産技術統括本部)イソプレンカンパニー三事業部の品質保証体制の 強化、ならびに品質保証体制統括のため 、「品質統括部」を新設する(エラストマー事業部)品質保証体制強化のため、「エラストマー開発マーケティング部」を「品質・商品開発部」に改組し、品質保証機能を設ける【機能材料カンパニー】(炭素材料事業部)指揮管理系統の一本化、ならびに全体生産バランス管理強化のため、「活性炭生産部」と「機能材加工部」を統合し、「活性炭生産部」とする【繊維カンパニー】(生活資材事業部)(クラレファスニング)「営業本部」を廃止し、「マジックテープ販売部」と「新事業推進部」を社長直轄とする。

 

クラレ EVAエマルジョン事業からの撤退を決定

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2018年12月26日

 クラレは25日、エチレン・酢酸ビニル共重合(EVA)エマルジョン「パンフレックス」事業から撤退することを決定したと発表した。

 同社はEVAエマルジョン事業を継続するにあたり、製品コストの低減や高付加価値品の拡販により、採算改善に注力してきた。しかし、厳しい市場環境が続く中、今後も事業継続可能な収益を確保していくのは困難と判断した。

 同製品は、2020年6月末日で生産を終了し、同年9月末日で販売を終了する予定としている。

クラレ 人事(2019年1月1日)

2018年12月5日

【クラレ】▽解兼機能材料カンパニー炭素材料事業部長、同カンパニー長取締役・常務執行役員佐野義正▽アクア事業推進本部長、研究開発本部担当、同事業推進本部担当兼同本部長常務執行役員柏村次史▽機能材料カンパニー副カンパニー長兼同カンパニー炭素材料事業部長執行役員髙井信彦▽CSR本部長井出章子▽管理部門総務・人事本部長藤波智▽研究開発本部長補佐中川直▽同本部つくば研究センター長福田始弘▽同本部くらしき研究センター長佐々木繁▽アクア事業推進本部担当付梶田栄▽イソプレンカンパニー生産技術統括本部長、同カンパニー生産技術統括部長資延信雄▽同カンパニージェネスタ事業部長池森洋二▽機能材料カンパニーメタアクリル事業部長中村吉伸▽入間カントリー倶楽部社長補佐(2019年3月同社社長就任予定)松井茂【入間カントリー倶楽部】▽社長補佐松井茂(2019年3月株主総会開催日予定)▽社長松井茂▽取締役会長河内辰雄【クラレトラベル・サービス】(2019年3月株主総会開催日予定)▽社長松原敏▽退任(社長)尾古雅章。

 

クラレ 米エバール工場の発災ライン再稼働で定常運転に

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2018年12月4日

 クラレはこのほど、米国現地法人のクラレアメリカ(テキサス州)のEVOH樹脂「エバール」工場で、11月29日(現地時間28日)に発災ラインの稼働を再開し、全ラインで定常運転となったと発表した。

 同工場は、今年5月に発生した火災事故の影響で、定期修理と能力増強工事が遅延していた。なお、能力増強工事完了後のエバールのグローバル生産体制は、岡山事業所1万t、クラレアメリカ5万8000t、エバールヨーロッパ(ベルギー)3万5000tの合計10万3000tとなった。

 

クラレ 役員人事(2019年3月下旬株主総会開催日)

2018年12月3日

 [クラレ・役員人事](2019年3月下旬株主総会開催日)▽取締役常務執行役員川原仁▽同多賀敬治▽社外取締役藤本美枝▽社外監査役谷津朋美▽同小松健次▽退任(社外監査役)社外取締役就任予定藤本美枝▽同(同)岡本吉光▽常務執行役員髙井信彦▽執行役員スティーヴン ショット▽同池森洋二。

クラレ 組織改正(2019年1月1日)

2018年12月3日

 [クラレ/組織改正](2019年1月1日)▽経営体制のさらなる強化のため社外取締役1人を含む取締役3人を増員する▽機能材料カンパニーに、事業の一体的かつ円滑な運営のため、副カンパニー長を置く。

 

クラレ 国際バレーボール連盟の公式球に「クラリーノ」

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2018年11月21日

 クラレはこのほど、ミカサのバレーボール「V200W」の表皮素材として、同社が製造・販売する人工皮革「クラリーノ」の採用が決定したと発表した。

 V200Wは今月16日にメキシコのカンクンで開催された第36回国際バレーボール連盟(FIVB)世界総会で発表された公式試合球の最新モデル。2008年の北京オリンピックから使われ始めた「MVA200」の後継モデルとして、2019年のFIVBワールドカップでデビューする予定だ。

 V200Wに採用されるクラリーノの特長は、①スポンジ状の風合いをもつマイクロファイバー不織布層に、発泡層をもつポリウレタン表皮を重ねた「二重クッション構造」で、ソフト感と柔らかさを実現②ボール表面にディンプルシボ(凹加工)を施し、さらにフラット面にも微細なシボを付与した「マルチパターン構造」により、ボールの飛行安定に貢献③ボール表面のナノ・バルーン シリカコーティング加工により、汗濡れなどで生じる競技中のボールの滑りを抑制し、ボールのコントロール性を大幅に向上させること。

 クラレとミカサとの協業の歴史は長く、両社の取り組みのはじまりは1967年まで遡る。以来両社は、バレーボール用表皮素材を共同で開発してきた。2008年には、両社で共同開発を行ったクラリーノが、FIVB公式試合球MVA200に採用された。バレーボール用表皮素材として高い評価があり、今回の最新モデルにも、引き続き採用されることが決定した。

 

クラレ 耐熱性を15℃向上させたメタクリル樹脂を開発

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2018年11月13日

 クラレは12日、従来品に比べ耐熱性を約15℃向上させた高耐熱性メタクリル樹脂(PMMA)「パラペットSP」を開発したと発表した。

 PMMAは透明性・耐候性に優れるという特徴を持っており、自動車や液晶ディスプレイ部材、建築材料、雑貨など幅広い分野で使用されている。同社では原料モノマーであるメタクリル酸メチル(MMA)からPMMAを生産し、さらにシートやフィルムまで一貫生産している。

 多様な重合技術や成形加工技術などの独自技術を活用した差異化ポリマー製品を展開しており、特に光学用高機能グレードや軟質グレードなどで高いシェアを持つ。

 近年、PMMAでも、透明性・耐候性・成形性に加えて、耐熱性向上の要求がある。同社はPMMA本来の物性を保持したまま高い耐熱性を有したパラペットSPの開発に成功、本格的にサンプルワークを開始する。

 PMMAの耐熱性を高める手法として、耐熱性の高いモノマーの共重合やポリマー鎖に環状構造を導入することが一般的に行われているが、このような手法で得られる耐熱性PMMAは、剛直性が高くなり、脆く割れやすいという課題がある。

 同社ではこの課題を解決するため、PMMAの高次構造に着目し、これを制御する重合技術を開発し、工業化することに成功した。

 同社の開発品は、PMMAが本来有する力学物性、光学特性、耐候性を保持したまま、一般的なPMMAと比較して約15℃高い、約130℃のガラス転移温度を持つ。また、製造方法に由来して、表面硬度の向上効果も確認されている。

 さらには、他の一部樹脂との相溶性についても良好な傾向が確認されており、発色性改善などの樹脂改質剤としての効果も期待される。

 同社は、高い耐熱性能が要求される自動車用途や光学用途、他樹脂とのブレンドによる樹脂改質剤、各種フィルム原料、表面コーティング剤などへの用途展開を図っていく。

クラレの1-9月期 減価償却方法の変更などで減益に

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2018年11月12日

 クラレの2018年12月期第3四半期の連結決算は、有形固定資産の減価償却方法の変更などで、ビニルアセテートセグメントが減益となったことなどにより、増収減益となった。

 売上高は前年同期比19%増の4499億円、営業利益は同2%減の572億円、経常利益は同4%減の548億円、純利益は同7%減の351億円。営業利益については、数量・操業度では同185億円のプラスとなったが、交易条件で同マイナス25億円、経費その他がマイナス172億円となり、全体として同11億円の減益となった。

 セグメント別では、ビニルアセテートは増収減益。各事業とも販売を伸ばしたが、有形固定資産の減価償却方法と耐用年数、全社共通費の配賦方法の変更が響き減益となった。

 ポバール樹脂・光学用ポバールフィルム・水溶性ポバールフィルムは、順調あるいは販売数量が拡大。PVBフィルムは原燃料価格上昇の影響を、EVOH樹脂「エバール」は、米国工場の定期修理と能力増強工事遅延の影響を、それぞれ受けた。

 イソプレンも増収減益。イソプレン関連では、ファインケミカル・熱可塑性エラストマー「セプトン」・液状ゴムともに数量が伸びたが、原燃料価格上昇の影響を受けた。 耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」も、自動車用途などで販売が拡大したが、原燃料価格上昇の影響を受けた。

 機能材料は増収増益。メタクリルは好市況が継続したことに加え、高付加価値品の販売が拡大。メディカルは歯科材料のジルコニア系製品の拡充が寄与した。カルゴン・カーボンは米国を中心に販売量が増加したが、炭素材料は汎用用途の販売量が減少した。

 繊維は減収減益。人工皮革「クラリーノ」は、ラグジュアリー商品用途への拡販が進んだ。生活資材では「クラフレックス」で高付加価値品の販売が拡大した。ビニロンは原燃料価格上昇の影響を受けた。通期の業績予想は、前回発表から変更していない。