大陽日酸 セメント製造時のCO2分離回収、設備を設置

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2022年3月25日

 大陽日酸はこのほど、太平洋セメントが実施する「炭素環境型セメント製造プロセス技術開発」において、CO2液化工程で協力し、今年2月にCO2液化設備を設置したと発表した。

 同研究開発は、

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大陽日酸 ヘリウム製品を出荷制限、調達が難しい状況

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2022年3月23日

 大陽日酸は18日、各種ヘリウム製品について、追加で4月から出荷制限をすることを決定したと発表した。対象製品は、ヘリウムガス(シリンダー、カードル、ローダー、トレーラー)、液体ヘリウム(デュワー瓶)、各種ヘリウム混合製品。

 同社は現在、昨年後半から続く米国海上コンテナ輸送の混乱影響により、顧客に対しヘリウム製品出荷量の制限および納期調整を依頼している。しかし今年に入り、

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大陽日酸 工場のリモートオペレーションシステムを構築

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2022年2月28日

 大陽日酸はこのほど、産業ガス(酸素、窒素、アルゴンなど)を生産する大型の空気分離装置について、リモートオペレーションを可能とするシステムを構築したと発表した。

 同社はDX推進による、保安や品質管理、生産性向上を取り組むべき課題の1つに捉えている。これまでも、顧客の構内や隣接エリアに設置した小型の窒素ガス製造装置においては、独自開発した遠隔監視システムによる一元的な状態監視(総合監視センター)により、安全・安定供給継続とトラブル発生時の早期復旧に備えるなど、顧客をサポートする運用をしている。

 一方、大型の空気分離装置が稼働する生産工場は24時間体制で操業。工場ごとに専門知識を有する保安要員を配置し、保安、品質、安定供給を最優先とした操業を徹底している。しかし生産年齢人口の減少が見込まれる中、より高度なリスク評価に基づく厳格な工場操業が求められてくる。同社のリモートオペレーションシステムを導入することで、これまでと遜色のない高度な運転管理が維持でき、生産性の向上と人的資源の有効活用を実現した工場運営体制が可能となる。

 同社は今後、同システムの検証を行い、法的要件を遵守した生産工場のリモートオペレーションの実現を目指す。2023年度にはリモートオペレーションセンター(仮称)を開設し、以後、対象工場(新相模酸素など)を順次拡大していく予定。

 同センターでは総合監視センターで培った遠隔監視技術に加え、IoT、AIをはじめとしたデジタル技術を活用しながら、プラント運転、設備管理、品質管理などを担う構想。併せて自動で最適運転を行うオートオペレーションにも取り組み、より高度で効率的な操業も推進していく。

大陽日酸 脱炭素化を目指した球状シリカ製造、共同開発

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2022年2月25日

 大陽日酸とアドマテックスはこのほど、酸素燃焼を用いた粉体溶融・球状化システム「セラメルト」とアンモニア燃焼技術を組み合わせ、将来のカーボンニュートラル化を目指した球状シリカ製造技術を共同開発したと発表した。

 「セラメルト」は

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大陽日酸 人事(2022年3月31日)

2022年2月16日

[大陽日酸・人事](3月31日)▽退任(執行役員メディカルユニット長)、4月1日新生顧問に就任予定田中常雄(4月1日)▽常務執行役員電子機材ユニット長兼基盤事業支援ユニット副ユニット長高木正治▽執行役員経営企画・ICTユニット長竹内聡一郎▽執行役員電子機材ユニット副ユニット長兼電子機材海外事業部長相田智之▽同役員技術開発ユニット長兼ガスエンジニアリングセンター長武内雅弘▽同役員プラントエンジニアリングセンター副センター長兼企画業務部長東剛▽技監田村雅洋▽理事メディカルユニット長古海敏恵▽同ガスエンジニアリングセンター副センター長原田裕司▽同業務統括ユニット長高月秀文▽同九州支社長古賀公貴▽出向クライオワン取締役(6月定時株主総会日にて社長に就任予定)松田美智春。

大陽日酸 組織改正(4月1日)

2022年2月9日

[大陽日酸/組織改正](4月1日)▽「R&Dユニット」は、ガスアプリケーションをはじめとした幅広い技術を通じて顧客の問題解決にあたることが開発部門の目的と再定義し、名称を「技術開発ユニット」へ変更する。

大陽日酸 米大学にMOCVD装置を納入、共同研究へ

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2022年1月31日

 大陽日酸はこのほど、米国・ノースカロライナ州立大学に1台目となるMOCVD装置を納入し、3年間の共同研究契約を締結したと発表した。

 同大学は、ワイドバンドギャップ半導体の

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大陽日酸 来年2月から各種シリンダーガスを値上げ

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2021年12月23日

 大陽日酸は21日、各種シリンダーガスについて、2022年2月出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、一般シリンダーガスが「現行価格に対し平均20%」、特殊ガスが「同10~35%以上」、溶解アセチレンガスが「300円/kg以上」となっている。

 各種シリンダーガスについては、昨今の鋼材価格の高騰により容器や容器再検査に関わる付属品の価格が著しく上昇。また、エネルギーコストや電力価格の高騰に加え、溶解アセチレンガスについてはカーバイドメーカーによる原料の大幅な値上げもあり、原材料費などの製造コストも上昇している。さらには、働き方改革関連法対応や燃料費高騰に起因する輸送費上昇、製造設備のメンテナンスコスト上昇も深刻な状況にある。

 こうした中、同社は、充填所の統廃合や配送効率化などあらゆる策を講じてきたものの、これらのコスト上昇が企業努力で吸収できる範囲を超えていることから、今回の値上げを決定した。