旭化成 MMAモノマーなど値上げ、コスト上昇に対応

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2022年2月21日

 旭化成は18日、MMAモノマー、シクロへキシル・メタクリレート(CHMA)について、2月25日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、MMAモノマーが「25円/kg以上」、CHMAが「70円/kg以上」。

 対象製品の主原料であるナフサ価格は、原油価格上昇などを背景に大幅に上昇する見込みであり、用役・その他の原料も需給ひっ迫などにより大幅に上昇している。同社は、コスト上昇に対処すべく効率化・合理化に取り組んでいるものの、自助努力の範囲を大きく超えていることから、国内で安定供給を継続するために、価格改定が不可避であると判断した。

旭化成 ウイルス除去フィルター、新組立工場建設を決定

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2022年2月17日

 旭化成は16日、ウイルス除去フィルター「プラノバ」と「プラノバ BioEX」について、宮崎県延岡市に新たに組立工場を建設することを決定したと発表した。

ウイルス除去フィルター「プラノバ」製品群

 同社は、バイオ医薬品や血漿分画製剤といった生物学的製剤の製薬プロセスにおけるウイルス除去フィルターや装置の製造・販売、バイオセーフティ試験受託サービスを中心としたバイオプロセス事業を成長エンジンの1つと位置づけている。

 1989年に、世界で初めて生物学的製剤から

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旭化成 組織改正(4月1日)

2022年2月15日

[旭化成/組織改正](4月1日)▽経理部と財務部を統合し、経理・財務部を新設する▽カーボンニュートラル推進プロジェクトを新設する【デジタル共創本部】▽DX経営推進センターを新設する▽CXテクノロジーセンターをCXテクノロジー推進センターに改称する【環境ソリューション事業本部】▽RC・生産技術統括部を生産基盤統括部に改称する【モビリティ&インダストリアル事業本部】▽RC・生産技術統括部を生産基盤統括部に改称する▽モビリティ戦略推進部を戦略推進部に改称する【ライフイノベーション事業本部】▽RC・生産技術統括部を生産基盤統括部に改称する▽消費財事業部を新設し、内部組織として旭化成ホームプロダクツおよび旭化成パックスを位置付ける【旭化成ホームズ】▽経営企画・管理本部を新設する【旭化成メディカル】▽信頼性保証本部を信頼性保証室に改称する。

旭化成 「ベンベルグ」「ベンリーゼ」を4月から値上げ

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2022年2月15日

 旭化成は14日、再生セルロール繊維「ベンベルグ」および再生セルロース不織布「ベンリーゼ」について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、「ベンベルグ」の原糸、原綿、紡績糸、生地の全品種、「ベンリーゼ」の全品種とも「現行価格から5%程度アップ」となっている。

 アンモニアなどの諸原料価格やエネルギーコストが急上昇し、自助努力によるコスト吸収の範囲を上回る状況にある。同社は、製品の安定供給維持のためには値上げせざるを得ないと判断した。

旭化成の4-12月期 コロナ前比増収増益で過去最高益

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2022年2月10日

 旭化成は9日、2022年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比19%増の1兆8248億円、営業利益34%増の1741億円、経常利益39%増の1842億円、純利益76%増の1407億円となった。

 工藤幸四郎取締役常務執行役員は

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旭化成 新社長に工藤常務が昇格、小堀社長は会長に

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2022年1月31日

 旭化成は28日、社長交代人事を発表した。工藤幸四郎取締役兼常務執行役員が社長に昇格し、小堀秀毅社長は代表取締役会長に就任する。

小堀社長

 同日開催された社長交代会見の中で、小堀社長は工藤常務について「長らく繊維事業に携わり、現場感覚をもちながら大型のM&Aや構造改革を判断・実行してきた豊富な経験がある。この1年間は、

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旭化成 人事(2022年2月1日)

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2022年1月26日

[旭化成・人事](2月1日)▽研究・開発本部ヘルスケア研究開発センター臨床推進部長山西慶▽同本部同センター同部黒田龍彦【パフォーマンスプロダクツ事業本部】▽繊維品質保証部長岡嶋真一▽繊維技術開発総部新事業推進部巽俊二【スペシャルティソリューション事業本部】▽機能性コーティング事業部アルミペースト事業グループ長、上席理事兼同事業部長兼同事業部新規事業開発グループ長八神正典▽旭化成アミダス山崎茂樹。

旭化成 バイオマス原料由来のANを韓国で生産

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2022年1月24日

ISCC認証を取得、マスバランス方式で販売へ

 旭化成は21日、100%子会社である韓国・東西石油化学が、昨年10月に持続可能な製品の国際的な認証制度の1つであるISCC PLUS認証(国際持続可能性カーボン認証)を取得し、今年2月以降にバイオマスプロピレンを使ったアクリロニトリル(AN)の生産を開始すると発表した。

 ANは、ABS樹脂やアクリルアマイド、アクリル繊維の原料として利用されるほか、各種化学品合成原料として使用されている。近年は、

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旭化成 変性PPE樹脂を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年1月18日

 旭化成は17日、機能樹脂である変性PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂「ザイロン」の全品種について、2月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内が「50円/kg」、海外が「500USドル/t」。

 昨年来の需要拡大による需給バランスのタイト化と原料価格の高騰に加え、事業継続に必要な物流コストが急激に上昇している。同社は可能なかぎりのコスト削減努力を継続しているものの、自助努力にて吸収できる範囲を超えていることから、事業継続のために価格改定が不可避だと判断した。