東亞合成 新中計の中核は「研究開発力の強化」

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2023年2月22日

川崎に新たな研究拠点、次世代の事業拡大に期待

 東亞合成は1月に新年度を迎え、2025年をターゲットとする3年間の中期経営計画「Leap Forward to the Next 2025」を始動させた。

髙村美己志社長=2月17日、決算説明会

 前中計(2020~22年)の成果を次なる飛躍の足掛かりとし、研究開発力の強化と高付加価値事業の拡大により成長を加速していく狙いだ。新中計の施策について、「一番のアクションは、首都圏への研究開発拠点の新設になる」と、髙村美己志社長は力を込める。

 17日に開催した決算説明会で、

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東亞合成 塩酸値上げ、来月から「6円/kg以上」で実施

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2023年2月17日

 東亞合成はこのほど、塩酸(塩酸、白塩酸、合成純塩酸)を3月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「6円/kg以上」。

 対象製品は、原燃料価格や物流費に加え、修繕費などの固定費も高騰し収益を圧迫している。同社では、生産効率化などのコスト削減に努めてきたが、自助努力には限界があることから、安定生産・安定供給を継続するため、価格改定が必要と判断した。

東亞合成の1-12月期 販売数量減少の影響で増収減益

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2023年2月13日

 東亞合成は10日、2022年12月期(1―12月期)の連結業績を発表した。売上高は前年比3%増の1608億円、営業利益19%減の144億円、経常利益13%減の164億円、純利益9%減の125億円の増収減益となった。原燃料価格上昇に応じた販売価格修正やコストダウンを進めたが、自動車やスマートフォンなどの減産で、販売数量は総じて減少した。

 セグメント別では、

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東亞合成 新中計始動、R&Dと生産基盤の強化に重点

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2023年2月2日

 東亞合成は新年度を迎え、2023~2025年の3年間を対象とする、同社グループの新たな中期経営計画「Leap Forward to the Next 2025」を始動させた。

新中計最終年度の数値目標

 企業理念「素材と機能の可能性を追求し、化学の力で新しい幸せをあなたへ届けます。」に基づき、

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東亞合成 塩素製品を値上げ、コスト上昇で来月から実施

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2023年1月12日

 東亞合成は11日、液体塩素と気化塩素を2月1日出荷分から値上げすることを決め、需要家との交渉に入ると発表した。改定幅は、いずれも「15円/kg以上」。

 原燃料価格や物流費の上昇により、対象製品の収益が圧迫されている。同社では、生産効率化や物流合理化によるコスト削減を行ってきたものの、自助努力だけでは限界があることから、安定生産と安定供給を継続するには製品価格の改定が必要と判断した。

 

東亞合成 工業用接着剤と粉体塗料を値上げ、1月に実施

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2022年12月15日

 東亞合成は14日、工業用接着剤製品と粉体塗料製品を、2023年1月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、工業用接着剤(「アロンアルフア」「アロニックス」「アロンメルト」「アロンマイテイ」、ホットメルト型、溶剤型ほか)と、粉体塗料「アロンパウダー」。改定幅はいずれも「10%以上」。1年ぶりに価格改定を実施する。

 背景には、原燃料価格の大幅な上昇による対象製品の収益圧迫がある。同社はこれまでも製造原価の低減を行ってきたが、自社努力だけでは限界があることから、今後も製品の安定供給を維持するには、製品価格の改定が必要と判断した。

 

東亞合成 MTアクアポリマーの出資比率を90%に変更

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2022年12月9日

 東亞合成は8日、連結対象会社であるMTアクアポリマー(MTAP)について、出資比率を変更することに三井化学と合意したと発表した。来年1月1日から出資比率は東亞合成が90%(現在51%)、三井化学が10%(同49%)となる。

 MTAPは

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東亞合成 役員人事(2023年1月1日)

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2022年12月1日

[東亞合成・役員人事](2023年1月1日)▽代表取締役副社長兼経営戦略本部長美保享▽退任(同)、取締役石川延宏▽執行役員西尾竜生▽同役員業務本部長兼本社営業部長小淵秀範▽同役員山田修三▽同役員基幹化学品事業部長兼同事業部アクリルモノマー部長髙山昭二▽同役員経営戦略本部五十嵐一郎▽同役員ポリマー・オリゴマー事業部長兼同事業部オリゴマー部長西谷太▽同役員名古屋工場長丸本悦造▽同役員高岡工場長兼同工場管理部長野村幸司▽フェローR&D総合センター長兼同センターモビリティ研究所長兼研究開発本部川崎研究所設立準備室長河合道弘(2023年3月下旬の定時株主総会)▽取締役業務本部長兼本社営業部長小淵秀範▽相談役石川延宏▽執行役員横浜工場長加藤純一▽同役員Toagosei America Inc.社長岡嵜栄一▽同役員MTアクアポリマー社長木村幸治▽同役員新製品開発事業部長松崎英男▽参与西尾竜生▽同山田修三。

東亞合成 組織改正(2023年1月1日)

2022年11月29日

[東亞合成/組織改正](2023年1月1日)①研究開発力の強化▽首都圏に研究開発拠点を設立し、独創的な新製品の開発と新事業の更なる拡大を加速するため、「川崎研究所設立準備室」を設置する②ESG経営の深化▽持続可能な社会の実現と企業価値向上を同時に実現するため、水素ステーション、再生可能エネルギー、植物工場などの事業を推進する「サステナビリティ事業部」を設置する。