石化協 10月のエチレン生産1%増、稼働率は95%下回る

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2019年11月22日

 石油化学工業協会が21日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、10月のエチレン生産は前年同月比1%増の55万9200tだった。稼働プラントの平均稼働率は94.6%で、3カ月連続で95%を下回った。

 他の17品目については、

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業界3団体 津波防災の講演会を開催、86人が参加

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2019年10月30日

 石油連盟(石連)と石油化学工業協会(石化協)、日本化学工業協会(日化協)は28日、「津波防災の日」(11月5日)の取り組みとして、津波防災に関する講演会を都内で開催し、関係者86人が参加した=写真

津波防災講演会 3団体は効果的な防災体制構築などに役立てることを目的に、講演会を毎年開催している。開会の挨拶で石連の吉村宇一郎常務理事は「広域的な災害に対応するためには、経験を踏まえた準備が必要だ。また、災害が発生した時には1事業所だけでなく、自治体の活動との連携・役割分担も考えなければならない。災害対応体制は一度作ったから終わるものではく、技術の進歩や社会の情勢変化に対応して進化し続けていくことが重要だ。今日の講演を生かして、地震や自然災害への対応力向上につながることを切に願う」と述べた。

 続いて、出光興産北海道製油所安全環境室の西永健治室長が「北海道胆振(いぶり)東部地震時の状況と対応について」をテーマに講演。2018年9月に発生した胆振東部地震による製油所被害状況、地震後の対応経緯、石油精製装置再稼働への道のり、製油所強靭化対策の有効性と課題について、当時の状況を振り返りながら説明した。

 西永室長は「十勝沖地震など過去震災の

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石化協 第21回事故事例巡回セミナーを大分地区で開催

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2019年9月25日

 石油化学工業協会(石化協)はこのほど、9月13日に開催された「第21回事故事例巡回セミナー(大分地区)」を報告した。

 同セミナーは保安管理に関する現場管理職の気づきの機会として、諸先輩などの生の声で「経験や思い」を語ってもらう場として、毎年夏と冬に開催。今回は大分地区にある各社の製造課長など約80人が参加した。

 講演に先立ち、保安・衛生小委員会の岩永徳幸委員長(三井化学理事 生産・技術本部 安全・環境技術部長)が「保安・安全の確保は事業継続の最重要基盤の1つである。本日の講演から得た気づきを自事業所・自部署の安全活動に役立ててもらいたい」と挨拶を述べた。

 続いて、旭化成製造統括本部製造企画部上席研究員の中原正大氏が「化学プラント材料の損傷劣化に起因した事故防止」をテーマに講演。プラントの損傷事例解析・対策立案業務などに携わってきた経験の中から事故事例を紹介し、学術的な視点も踏まえた解析と対応策について説明を行った。

 また現場レベル、専門家チーム別に必要な教育のあり方、技術支援ツールの整備、社内外の専門組織とのネットワーク活用などの必要性について言及。最後に、事故防止のためには、対策の具体化、着実な実施、検証と改善を継続的に行うことが重要であると指摘した。

 住友化学レスポンシブルケア部長の伊藤孝徳氏が「プラント管理者の役割 事故防止と安全配慮義務」をテーマに講演。部長時代に味わった自らの辛い体験を基に、事故が起こるとどうなるのか、事故を防ぐためにすべきことなど、多くの具体的な事故事例を紹介。参加者が現場で何をすべきか、自ら考えることを意識させるような内容だった。

 加えて、管理者に必要な安全配慮義務に関する説明のほか、安全文化の八つの構成要素の考え方に基づく管理・活動が重要であることが示され、管理者の役割について再確認を行った。

石化協 「石油化学工業の現状2019年」を発行

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2019年9月20日

 石油化学工業協会はこのほど、「石油化学工業の現状2019年」=写真=を発行した。

石化協 「石油化学工業の現状 2019年」 「石油化学工業の現状」は、同協会創立3周年目に当たる1961年に初版を発行して以来、ほぼ毎年発行され、今日まで半世紀以上にわたり〝石油化学産業に関する基礎データ集〟として幅広く活用されている。

 さらに、東日本大震災後は、広範な製造業のサプライチェーンの川上に位置する化学産業の構図把握のための資料としても産・官・学の各方面で利用されている。

 また、同冊子では、日本の石油化学産業の再編状況や、同協会会員企業の国内・海外での主要石油化学製品の生産品目についても分かりやすく解説されており、化学業界関係者のみならず、学生や一般の人々にも石油化学産業の現状を的確に把握できる内容構成となっている。

 なお、希望者には実費(700円/部+送料)で配布。同協会ウェブサイト(https://www.jpca.or.jp)「刊行物案内」に掲載の〝刊行物お申込みフォーム〟より請求することができる。問い合わせは、同協会総務部(広報担当)TEL:03-3297-2019まで。

石化協 8月のMMAモノマー国内出荷は21%減

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2019年9月20日

 石油化学工業協会が19日に発表した8月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比21%減の7634t、輸出は同46%増の9076t。

 ポリマーの国内出荷は、押出板・注型板向けが同3%減の1983t、成形材料向けが同7%減の4665t。ポリマーの輸出は押出板・注型板向けが同30%増の65t、成形材料向けは同15%減の3650tとなっている。石化協、MMA2019年8月の需給実績

石化協 8月のエチレン生産は前年比6.7%増加

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2019年9月20日

プラント稼働は低下、11カ月ぶりに95%割れ

 石油化学工業協会が19日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、8月のエチレン生産は前年同月比6.7%増の55万1200tだった。稼働プラントの平均稼働率は93.8%となり、11カ月ぶりに95%を下回った。

 他の17品目については、定修規模差や稼働率要因から、ポリプロピレン(PP)やポリスチレン(PS)、スチレンモノマー(SM)、塩ビ樹脂、エチレングリコール(EG)、BRなどの10品目がプラス、低密度ポリエチレン(LDPE)や塩ビモノマー、SBR、トルエンなど7品目がマイナスとなった。

 また、業界筋によると、8月の

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石化協 7月のエチレン生産は4%増、平均稼働率95%

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2019年8月23日

 石油化学工業協会が22日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、7月のエチレン生産は前年同月比4%増の51万6900tだった。稼働プラントの平均稼働率は95.1%で、

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石化協 1-6月のエチレン生産は5%増、平均稼働率96.0%

2019年7月19日

 石油化学工業協会が18日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、今年上期(1-6月期)のエチレン生産は、前年同期比5%増の313万9700tとなった。稼働プラントの上期平均稼働率は96.0%となり、ほぼ

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