積水化成品工業 役員人事(6月1日)

2021年5月27日

[積水化成品工業・役員人事](6月1日)▽社長特命事項担当、執行役員道場雅巳▽生活技術センター生産技術企画室長石渡裕行▽退任(出向積水化成品近江社長兼積水化成品堺社長)川口喜章▽出向積水化成品堺社長、第2事業本部産業資材事業部長竹中義和▽出向積水化成品近江社長迫田康宏▽退任(出向Sekisui Kasei Korea Co.,Ltd.代表理事)森田幸也▽出向Sekisui Kasei Korea Co.,Ltd.代表理事、同社張炯彬(6月4日)▽出向積水化成品中部社長草竹俊一▽出向積水化成品関西社長、出向同社岡田英明▽退任(出向積水化成品関西社長)、出向同社中南正人▽退任(出向積水化成品中部社長)紺屋昭一(6月16日)湘南積水工業社長、執行役員道場雅巳▽退任(出向湘南積水工業社長)横井郁宏(6月24日)▽常任参与、湘南積水工業社長道場雅巳。

積水化成品工業 人事(1日)

2021年5月10日

[積水化成品工業・人事](1日)▽経営企画部長、コーポレート戦略本部今西康貴▽基礎研究所副所長、研究開発センター吉田賢一▽第2事業本部機能性発泡事業部長石田真司▽機能性ポリマー事業部長、第2事業本部上原徳士。

積水化成品工業 役員人事(1日)

2021年5月10日

[積水化成品工業・役員人事](1日)▽社長特命事項担当、取締役専務執行役員池垣徹哉▽管理本部長、取締役常務執行役員塩田哲也▽第1事業本部長兼事業調査室管掌、執行役員古林育将。(6月24日)▽専務執行役員、取締役コーポレート戦略本部長佐々木勝已▽取締役常務執行役員、第1事業本部長兼事業調査室管掌古林育将▽常勤監査役松本治▽執行役員、第1事業本部企画部長山福昭彦▽顧問池垣徹哉▽解兼取締役、常務執行役員管理本部長塩田哲也▽退任(常勤監査役)宮下幸一。

積水化成品工業 合同会社で水上太陽光発電の普及を促進

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2021年4月16日

 積水化成品工業は、再生可能エネルギーの創出が可能な水上太陽光発電システムの開発・普及を促進している。昨年4月には環境資源開発コンサルタント、日鉄物産、スマート・エナジーと合同で「水上ソーラー合同会社」を設立した。

水上ソーラーの貯水池発電所
水上ソーラーの貯水池発電所

 近年、環境負荷の少ない再生可能エネルギーへの関心が高まり、中でも発電効率がよく、水質改善の効果も期待できる水上ソーラー(フロート式水上設置型の太陽光発電設備)に注目が集まっている。

 合同会社の水上ソーラーは、貯水池などを活用した水上太陽光発電システム。浮力材には積水化成品の大型発泡スチロール製ブロックを使用している。浮力と剛性に優れたフロートとその係留技術により、暴風雨などに対する安全性を確保している。昨年11月には、兵庫県三木市の養鶏場が近接する貯水池に水上ソーラーを設置し、発電を開始。発電した電力は、養鶏場内で全て自家消費されている。

 積水化成品グループは、持続可能な社会の実現に向けた「SKG-5R」を推進しており、これはその活動の一環。今後も、地球温暖化の原因となるCO2の削減に向け、再生可能エネルギーを創出する水上ソーラーの開発や普及に携わり、環境負荷低減を高度に実践していく考えだ。

積水化成品工業 植物由来のTPE発泡体、環境商品に認定

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2021年4月12日

 積水化成品工業は9日、熱可塑性エラストマー(TPE)発泡体の植物由来グレード「エラスティルBIO」が、バイオマスマークを取得したと発表した。

バイオマスマークを取得
バイオマスマークを取得

 「エラスティル」は、軽量性、高反発性、クッション性など優れた機械的特性を備えており、ランニングシューズのミッドソールなどに使用されている。

 同社は今回、サスティナビリティに対する取り組みの一環として、トウゴマを原料としバイオマス比率が45%の「エラスティルBIO」について、バイオマスマーク認証を取得した。特長として、従来品(石油由来品)と比べ30%の軽量化、10%の反発性向上、繰り返し圧縮(10万回)後の変形に対する30%の復元率向上、などが挙げられる。

エラスティルBIO
エラスティルBIO

 こうしたパフォーマンスが評価され、リーボックが今月から販売する高機能ランニングシューズと新フィットネストレーニングシューズに、サスティナビリティと機能性を高次元で両立した「エラスティルBIO」が採用されている。

 積水化成品グループは「環境リーディングカンパニー」を目指し、従来から注力している3R(リデュース、リユース、リサイクル)に、2R(リプレイス、リ・クリエイト)を加えた「SKG-5R」を推進。「エラスティルBIO」は、石油由来から植物由来の資材に置き換えた「リプレイス」の一例であるとともに、発泡技術による原材料の省資源化「リデュース」で環境負荷低減を実現できることから、同社の環境貢献製品(サスティナブル・スタープロダクト)と位置づけている。

 同社は今後も、ヘルスケア用途をはじめとする幅広い分野での展開を図り、持続可能社会への貢献に努めていく考えだ。

積水化成品工業 発泡倍率100倍のビーズ法PS発泡体を上市

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2021年3月31日

 積水化成品工業はこのほど、省資源化に貢献する発泡倍率100倍のビーズ法ポリスチレン発泡体「エスレンビーズHCMH」を上市した。 

発泡倍率100倍のビーズ法PS発泡体
発泡倍率100倍のビーズ法PS発泡体

 ビーズ法ポリスチレン発泡体は、優れた断熱性・軽量性・緩衝性、加工の容易性などから、魚箱や農産箱・建築資材・土木資材として広く使われている。しかし、従来品の発泡倍率は90倍程度が限界であり、100倍を超える発泡体の実現は、発泡助剤の添加量を増やす、発泡工程を複数回行う、といった環境への負荷が増大するという課題があった。

 こうした中、同社は、独自のポリマー重合技術と発泡技術を深化させ、通常の製造工程での生産を可能とした「エスレンビーズHCMH」を開発。同製品は総体積の99%が空気、1%がポリスチレン樹脂で構成される省資源素材であり、プラスチック使用量を削減するとともに、環境への負荷も低減する。また、構造材や緩衝材として使用される従来品と比較して10%の軽量化を実現した。

 同製品は浮力と剛性に優れた大型の発泡ブロックを生産できることから、現在、水上ソーラーの浮力材として採用されている。原材料の省資源化によって環境負荷低減を実現しているほか、水上ソーラーの訴求を通じて、再生可能エネルギーである太陽光発電の推進に寄与している。

 同社は今後、食品用途をはじめとする幅広い分野での展開を目指し、サスティナブル・スタープロダクト(環境貢献製品)の普及を通じて、持続可能社会への貢献に努めていく。

積水化成品工業 EPSを値上げ、原料などコスト高に対応

2021年3月24日

 積水化成品工業は23日、発泡性ポリスチレンビーズ(EPS)について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、一般グレードで「25円/kg以上」、その他特殊グレードで「30円/kg以上」となっている。

 昨年末から原油価格に連動しナフサ・ベンゼンが上昇基調となり、EPSの主原料であるポリスチレン樹脂の価格が上昇している。加えて発砲ガスなどユーティリティーコストや物流費も上昇傾向にある。同社は、これらのコスト上昇分を自助努力だけで吸収することに限界があることから、今回の値上げを決定した。