積水樹脂の決算説明会 福井会長は輸送コスト上昇に懸念

2019年5月29日

 積水樹脂は28日、都内で決算説明会を開催し、福井彌一郎会長兼CEOが2018年度決算概要と、2019年度通期業績予想を説明した。

 2018年度決算が減収減益だったことについて、福井会長は「第2名神や圏央道の工事などで、2017年度の防音壁事業が良すぎた反動」と説明。ただ、売上に対する比率からすれば「営業利益と経常利益の減り具合は、最小限に抑えられた」と評価した。その要因として、大阪北部地震や西日本豪雨災害の復旧需要、人工芝を始めとするスポーツ関係が好調だったことを挙げた。

 一方、海外事業については、米中関係の間接的な影響を指摘。コスト面では輸送コストの上昇が最大の課題とし、「製造コストに輸送コストをプラスした戦略を構築しなければ、これからの時代は厳しくなっていく」との考えを示した。

 2018年度の公共分野関連事業で好調あるいは堅調だったのは、

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積水樹脂 3月期決算(24日)

2019年4月25日

[積水樹脂/3月期決算](24日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高67,043(▲2.6%)、営業利益10,082(▲2.5%)、経常利益10,647(▲1.3%)、純利益7,055(▲2.2%)。

積水樹脂 4-12月期決算

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2019年1月30日

[積水樹脂/4―12月期決算](29日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高45,693(▲5.3%)、営業利益6,239(▲8.7%)、経常利益6,653(▲7.6%)、純利益4,514(▲6.9%)。

 

積水樹脂の4-9月期 福井会長「原材料高騰などコスト増が収益圧迫」

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2018年11月28日

 積水樹脂は27日、本社で2019年3月期第2四半期の決算説明会を開催した。福井彌一郎代表取締役会長は業績について、「前年に集中した防音壁材の大型物件が一巡したこと、地震をはじめ西日本豪雨、台風など自然災害の影響を受けたことなどにより減収減益を余儀なくされた。また原材料高騰や物流コスト上昇も収益を圧迫している」と総括した。

 上期の売上高は前年同期比6%減の294億円、営業利益は同10%減の38億円だった。公共分野関連事業は減収減益となった。

 交通・景観関連製品では、防音壁材は高速道路物件が一巡したことで大幅に売上が減少した。スポーツ施設関連製品では、グランド用人工芝は学校の施設整備で採用が増加するとともに、グラウンド周辺製品も大幅な伸長となった。民間分野関連事業は減収減益となった。

 住建材関連製品では、メッシュフェンスは工場・物流施設などを中心に幅広く採用されたが、商業施設や集合住宅の物件が減少した。目隠し塀・防音目隠し塀は、地震で倒壊の恐れのあるブロック塀の改修対策用途として引き合いが増加した。

 総物・アグリ関連製品では、包装関連製品はストレッチフィルム包装機が好調だったが、梱包資材製品は原材料高騰に伴う輸入品との競争激化の影響で低調だった。

 今年度の通期業績については、売上高670億円、営業利益100億円と下方修正を発表している。福井会長は

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積水樹脂 3月期業績予想を修正

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2018年10月26日

 [積水樹脂/3月期業績予想を修正](25日)単位100万円、カッコ内は前回予想(7月26日発表)。▽連結(通期)=売上高67,000(68,000)、営業利益10,000(10,400)、経常利益10,500(10,850)、純利益7,080(7,250)。

積水樹脂 3月期中間決算

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2018年10月26日

 [積水樹脂/3月期中間決算](25日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高29,365(▲6.4%)、営業利益3,800(▲9.7%)、経常利益4,078(▲7.8%)、純利益2,680(▲8.3%)。