日本触媒 AAやSAPなどISCC PLUS認証取得

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2023年2月16日

 日本触媒はこのほど、姫路製造所および川崎製造所で生産するアクリル酸(AA)や高吸水性樹脂(SAP)、酸化エチレン(EO)など19品目について、「ISCC PLUS認証」を取得したと発表した。これにより、バイオマス由来原料をマスバランス方式で割り当てた認証製品を製造・販売する体制を整え、より幅広い低環境負荷製品の提案が可能となる。

 同社グループは、

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日本触媒 インドネシア子会社でAA設備を10万t増強

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2018年11月1日

 日本触媒はこのほど、10月29日開催の取締役会で、インドネシア子会社「NIPPON SHOKUBAI INDONESIA(NSI)」でアクリル酸(AA)製造設備(年産10万t)の増強を決議したと発表した。

 2021年3月末に完工し、同年11月に商業運転を開始する計画。完成すると、既存能力14万t/年と合わせ、計24万/年の生産能力となる。設備投資額は約2億米ドル。

 同社のコア事業の1つであるAAは、高吸水性樹脂(SAP)や、アクリル酸エステル(AES)などの原料として、堅調に需要が伸びていく見込み。特に近年、アジア圏でAAの需給バランスは非常にタイトで、この需要に対応して供給責任を果たすため、同社で生産能力の増強について検討してきた。

 その結果、アジア圏に立地していることや、既存設備との相乗効果が見込めることなどを総合的に勘案し、NSIで増設することが最適であると判断した。増設後の同社グループ年間生産能力は98万t/年(国内54万t/年、海外44万t/年)に拡大され、安定供給体制のより一層の強化を進める。