クラレ 「人とくるまのテクノロジー展名古屋」に出展

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2019年7月12日

 クラレは17日からポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に出展する。

 自動車業界は「100年に1度の変革期」を迎えており、CASE(つながる、自動運転、シェアリング、電動化)への対応が求められている。パワートレインの変化、次世代通信システム5Gや高度運転支援、自動運転の実現、カーシェア・ライドシェアの新サービスなど、幅広い領域でこれまでにない技術の実用化が図られている。

 「世のため人のため他人(ひと)のやらないことをやる」というスローガンを企業ステートメントに掲げる同社は、これらの次世代技術の実用化に向けて、顧客の課題を共に解決するパートナーとして、独自のソリューションを積極的に提案していく考えだ。

 今回出展する主な製品は、軽量化では耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」、高剛性遮音ガラス中間膜「SentryGlas Acoustic」、熱可塑性コンポジット。電動化については、リチウムイオン二次電池向けハードカーボン負極材「クラノード」、低エミッションに関しては、ガスバリア樹脂「エバール」、面ファスナー「マジックテープ」、活性炭「クラレコール」。安全では、PMMA/PC複層板「パラマイティー」、中間スクリーン用マイクロレンズアレイなど。

 なお、人とくるまのテクノロジー展は自動車技術会が主催する、自動車業界の第一線で活躍する技術者・研究者のための自動車技術の専門展。

クラレ 小6の就きたい職業の1位、スポーツ選手と教員

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2019年7月11日

 クラレが今春小学校を卒業した子どもとその親を対象に行った「将来就きたい職業」と「就かせたい職業」のアンケート調査によると、男の子が就きたい職業の1位は昨年に続き「スポーツ選手」、 女の子の1位は「教員」だった。

 男の子が就きたい職業1位の「スポーツ選手」の内訳では、サッカー(40.9%)と野球(29.6%)で7割を占める中、今年初めてeスポーツ(4.3%)が登場した。国内でもプロリーグが発足し、10月には全国初となる都道府県対抗のeスポーツ大会も開催される予定で、子どもたちの関心も高まっているようだ。

 2位には昨年5 位に順位を下げていた「研究者」、3位には「医師」が入った。また、「大工・職人」が昨年16位から6位に大きく順位を上げた。ブロックでできた仮想空間の中で、ものづくりができるゲームのヒットも影響していると見られる。人材不足や高齢化が懸念される職種とあって、 子どもたちの関心の高まりが注目される。

 女の子の2位は「保育士」で、子どもと関わる職業が上位に入った。10位以内では3位「看護師」、9位「医療関係」といった医療職が目立つが、昨年1位だった「医師」は医学部の不正入試問題なども影響したのか、9位に順位を落としている。おしゃれに関する仕事に興味を持つ女の子も多く、「美容師」は14位から5位に大きく順位を上げ、8位には「デザイナー」が入った。

 男の子の保護者が子どもに就かせたい職業は、昨年に続き「公務員」が1位となり、2位「会社員」、3位「研究者」となった。女の子の保護者が就かせたい職業の1位は、昨年に続き圧倒的人気で「看護師」だった。2位には「医療関係」、3位には「薬剤師」が入り、医療職が上位を占めた。

 調査は今年3月に小学校を卒業した子どもとその親のうち、使い終わったランドセルをアフガニスタンの子どもに贈る、同社の社会貢献活動「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに協力した人を対象に行った。有効回答は男の子とその親が各640人、女の子とその親は各736人だった。

 

 

クラレ 「プランティック」が「フーマ・ジャパン」で展示

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2019年7月10日

 クラレの「プランティック」を使用した生鮮食品包材が、12日まで東京ビッグサイトで開催中の「フーマ・ジャパン2019国際食品工業展」の東京食品機械のブースに展示されている。

 環境対応型包装材料の「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス・生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能。

 成形性に優れるため、主に生鮮食品のMAP包装や生パスタなどのチルド流通食品の包装材として、2003年の商業化以降、豪州・欧米の大手スーパーチェーンなどで採用されている。

 

クラレ 「カフェ・喫茶ショー」にバイオ由来バリア材などを出展

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2019年6月28日

 クラレは7月3~5日にパシフィコ横浜で開催される「第7回カフェ・喫茶ショー」に出展する。クラレとクラレトレーディング、クラレクラフレックスが「カフェ・喫茶」に関わる製品を紹介する。

 出展製品は、バイオマス由来のバリア材「プランティック」とガスバリア性樹脂「エバール」、スライド式スティックジッパー「エニーロック」、「クラフレックス」カウンタークロス。

 「プランティック」は、バイオマス由来の生分解性ガスバリア素材。優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルにより CO2削減に貢献する。他のバイオマスや生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装の設計も可能だ。 食品の香りや匂いを保持できることから、コーヒー豆を保存する環境対応コーヒーパウチとして採用が進んでいる。

 「エバール」はプラスチックの中で最高レベルのガスバリア性(気体遮断性)を持つ EVOH(エチレンビニルアルコール)樹脂。 コーヒーカプセルや穀物保存袋などに使われている。ガスバリア性を活かした穀物保存袋は、酸素の侵入を抑えることで、微生物や害虫などが生存できない環境を作り、穀物や種の品質保持に貢献する。

 「エニーロック」は開封した袋に差し込むだけで、美味しさも臭いも逃さずに簡単に密封できるスライド式スティックジッパー。プラスチックの中で最高の気体遮断性をもつ「エバール」を使用した袋と併用すれば、高い密封状態を作り出すことができる。

 「クラフレックス」カウンタークロスは、汚れ落ちの良さと速乾性により、雑菌が繁殖しにくいことが特長のレーヨン製不織布衛生布巾。食品業界における品質管理方法の1つとして広く認知されている HACCP(ハサップ)の製品認証を、日本国内で生産する不織布衛生布巾として初めて取得した。

 

クラレ 「インターフェックスジャパン」に出展

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2019年6月28日

 クラレは7月3~5日に東京ビッグサイトで開催される「第21回インターフェックスジャパン‐〔医薬品〕〔化粧品〕〔洗剤 〕製造・包装展‐」に出展する。

 プラスチックで最高レベルのガスバリア(気体遮断)性を持ち、医療・医薬品の保存に使用されている「エバール」や、醸造食品の精製や医薬品の製造などで実績のある中空糸膜モジュールを紹介する。

 「エバール」はプラスチックの中で最高レベルのガスバリア性をもつ、EVOH(エチレンビニルアルコール)樹脂。酸素を通しにくいため、医薬包装では油分やビタミンなど有効成分の酸化を防止する。

 また、香りや薬効成分が吸着しにくい特長もある。「エバール」を使用した容器・包装材は透明なため、内容物の中身を確認することもできる。

 中空糸膜モジュールについては、限外ろ過・精密ろ過膜モジュール「ピューリア」、小型限外ろ過膜モジュール「キャラクター」を紹介する。

 ウイルス除去から排水のリサイクルまで、豊富なラインアップにより各種用途に対応可能。醸造食品の精製や医薬品の製造分野でも多数の実績がある。

クラレ チェコ拠点で「セントリグラス」の生産を開始

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2019年6月28日

 クラレはPVBフィルムの生産拠点の1つである、チェコのクラレヨーロッパモラヴィアで、合わせガラス用アイオノマー樹脂製中間膜「セントリグラス」の生産体制を拡充し、7月から本格生産を開始する。

 「セントリグラス」は一般的な合わせガラス用中間膜に比べ、100倍の硬度と5倍の強度、優れた透明度を併せ持ち、世界各地の高層ビルをはじめ、著名な建築物や構造物への採用が進んでいる。

 クラレヨーロッパモラヴィアでの生産体制の拡充により、欧州・中東・アフリカへの販売を拡大し、さらに将来的には全世界への販売展開を目指す。

 

クラレ 「G20イノベーション展」に生分解性ガスバリア素材を出展

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2019年6月10日

 クラレは14日から16日まで、長野県軽井沢町で開催される「地球へ社会へ未来へG20イノベーション展」に出展する。

 同展は「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」の併設イベントとして実施される、日本政府主催の展示イベント。同社は環境対応型包装材料として、優れたガスバリア性でフードロス削減に貢献する「プランティック」を紹介する。

 同製品はバイオマス由来の生分解性ガスバリア素材で、優れたガスバリア性による食品の品質保持や賞味期限の延長、カーボンニュートラルによりCO2削減に貢献する。他のバイオマス、生分解性素材との組み合わせによる環境性能の高い包装材の設計も可能。

 成形性に優れるため、主に生鮮食品のMAP(ガス置換)包装や、生パスタなどのチルド流通食品の包装材として、2003年の商業化以降、オーストラリアや欧米の大手スーパーチェーンなどで採用されている。

 また、食品の香りや匂いを保持できることから、韓国ではコーヒー豆を保存する環境対応コーヒーパウチとして採用が進んでいる。展示会場は、軽井沢プリンスショッピングプラザ駐車場の一角に設けられる。

クラレ 「クラレレポート2019」を発行

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2019年6月6日

 クラレはこのほど、「クラレレポート2019」(統合報告書)を発行した。同レポートはA4版、カラー46ページ。

 長期ビジョン「Kuraray Vision 2026」で掲げた、ありたい姿である「独自の技術に新たな要素を取り込み、持続的に成長するスペシャリティ化学企業」の実現に向け、昨年スタートした中期経営計画「PROUD 2020」の取り組みや、ESGを中心とした価値創造のための基盤などを紹介している。

 ウェブ版サステナビリティサイトは、同レポートでは十分に伝えられなかったサステナビリティ関連の詳細情報を加え、「トップステートメント」「サステナビリティマネジメント」「安全報告」「環境報告」「社会性報告」「コーポレート・ガバナンス」の項目に分けて整理し、発信している。また、レスポンシブウェブデザインを採用し、スマートフォン・タブレットでも快適に閲覧できる。

 なお、サステナビリティサイトは、サステナビリティ報告書の世界的なガイドライン「GRIスタンダード2016」を参照し、報告を行っている。

 クラレレポートは、株主・投資家をはじめとする全てのステークホルダーに、同社グループの中長期的な価値創造について、財務情報に加え、ESG(環境・社会・ガバナンス)などの非財務情報の紹介を通じて、より一層理解を深めてもらうことを主眼としている。

 同社グループでは、引き続き、レポートの内容の充実を図りつつ、ステークホルダーとの建設的な対話を続けていく。

 

クラレ 自動車向け製品の販売加速、デトロイト事務所を開設

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2019年6月5日

 クラレはこのほど、北米で自動車分野の市場開発・販売を加速させるため、米国ミシガン州ノバイにデトロイト事務所を開設したと発表した。

 米国の主要自動車メーカーが本社を構え、また多くの自動車部品メーカーが集積する自動車産業の中心地であるデトロイトに事務所を設けることで、高耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」をはじめとするクラレの自動車向け製品の販売を加速する。

 「ジェネスタ」は同社が世界に先駆けて原料モノマーから自社開発した耐熱性ポリアミド樹脂で、耐熱性、耐薬品性、低吸水性などの特長を保有。

 スマートフォンやパソコン、車載電装部品に使われるコネクタなどの電気・電子用途、LED反射材用途のほか、車両軽量化のニーズが高まる自動車分野でも、ギア部品や冷却部品、燃料部品などの金属代替用途で拡大が進んでいる。

 

クラレ 銅張積層板「ベクスターFCCL」の量産試験設備を導入

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2019年6月5日

 クラレは4日、鹿島事業所(茨城県神栖市)内に、液晶ポリマーフィルム「ベクスター」を用いた銅張積層板「ベクスターFCCL」の量産試験設備を新たに導入し、サンプル出荷を開始すると発表した。

 同社では、西条事業所(愛媛県西条市)で昨年着手した「ベクスター」の生産能力増強を完了しており、今回の鹿島事業所での設備導入後の両事業所合計の生産能力は、2020年後半に180万㎡/年となる見込み。

 液晶ポリマーフィルムは、優れた誘電特性と低吸水性、多層回路への積層加工性といった特長を生かし、スマートフォンのなど電子機器類や、車載向け高速通信デバイスの電子回路基板として、今後さらなる市場拡大が見込まれる。

 同社は次世代通信規格5Gの普及などで、今後の拡大が予想される高周波用基板材料の需要に対応するため、生産能力を順次増強する予定だ。

 なお、「ベクスターFCCL」は、5日から7日まで東京ビッグサイトで開催される「JPCA Show 2019(第49回国際電子回路産業展)」に出展を予定している。