サンエー化研 独自技術で新製品に注力、収益改善を目指す

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2020年6月5日

 サンエー化研は4日、2020年3月期の決算概要と今後の取り組みなどについて都内で説明会を開催した。昨年度の連結業績は減収減益。

今後の施策を説明する、山本明広社長
今後の施策を説明する、山本明広社長

 主要製品を見ると、電子レンジ対応食品包材「レンジDo!」は前年並み、医薬・医療用包材の高防湿PTP包装用フィルム「テクニフィルム」や剥離紙分野のFPC(フレキシブルプリント基板)用工程紙などは売上を伸ばした。

 その一方で、エアー緩衝材「エアロテクト」、表面保護フィルム「サニテクト」「PAC」「SAT」などは振るわず、全体的に原材料費上昇分の価格転嫁の遅れや対面業界の不振、主力ユーザーからの受注減少が響く形となった。

 2021年3月期の業績は、新型コロナウイルス感染症の世界的流行を受け、取り巻く事業環境の不透明感から予想を見送った。先行きの見通しづらさはあるものの、同社は独自の加工技術を最大限に生かし、新製品開発や品質向上を行い、収益改善を目指していく方針だ。

 その一例として、山本明広社長は

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サンエー化研 環境対応製品を強化、新素材活用にも注力

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2019年12月5日

 サンエー化研は4日、都内で開催した2019年度上期(4―9月期)の決算報告に併せ、今後の施策や新規開発品などの説明を行った。

 同社の上期決算は、電子レンジ対応食品包材「レンジDo!」やエアー緩衝材「エアロテクト」、粘着塗工タイプの表面保護フィルム「サニテクト」といった主力製品の販売量の鈍化・減少などが響き減収減益となったものの、事業環境の変化やユーザーの要望に対応する製品開発が進んでいる。

 山本明広社長は、同社の売上や利益を牽引する軽包装材料について、

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サンエー化研 3月期業績予想を修正(14日)

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2019年11月15日

[サンエー化研/3月期業績予想を修正](14日)単位100万円、カッコ内は前回予想(2019年5月15日発表)。▽連結(通期)=売上高30,700(33,500)、営業利益410(900)、経常利益480(1,030)、純利益270(721)。▽単独(同)=売上高26,900(29,200)、経常利益610(1,070)、純利益420(749)。

サンエー化研 「収益性の高い独自製品推進で収益改善」

2019年6月4日

 サンエー化研は3日、2018年度(2019年3月期)の決算概要と今年度の業績予想について都内で説明会を開催した。

 2018年度の連結業績は減収減益だった。スマートフォン市場の減速や採用機種のモデルチェンジなどにより光学用表面保護フィルムの受注が減少したほか、エアー緩衝材や剥離紙、テープ基材などの受注も振るわずに減収。

 損益面では、

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サンエー化研 人事(6月26日)

2019年5月20日

[サンエー化研・人事](6月26日)▽退任(取締役掛川工場長同工場WEST工場長)顧問大橋宏行▽同工場長次長、製造部次長海野勝士▽同工場WEST工場長次長、製造課課長桑原永充。