ジェイ・プラス アジピン酸系可塑剤など値上げ、原料高騰

,

2022年4月15日

 ジェイ・プラスは14日、アジピン酸系およびポリエステル系可塑剤について、今月25日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、アジピン酸系可塑剤のDINAとDOAが「76円/kg以上」、D610Aが「78円/kg以上」、ポリエステル系可塑剤が「74円/kg以上」、トリメリット酸系可塑剤が「83円/kg以上」。

 原油・ナフサ価格の高騰や需給ひっ迫を受け、可塑剤原料価格の上昇に加え、用役費用・包装材料などの諸経費も上昇を続けている。こうした中、同社は、可塑剤の安定供給を継続するため、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤とDOTP値上げ

, ,

2022年3月15日

 ジェイ・プラスは14日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)とDOTPについて、4月1日以降納入分から値上げする、と発表した。改定幅は、フタル酸系可塑剤が「70円/kg以上」(荷姿品:「75円/kg以上」)、DOTPが「58円/kg以上」(同「63円/kg以上」)。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強めており、今年第2四半期(4-6月期)の国産ナフサ基準価格は、9万円/klを超える水準が見込まれる状況となっている。また、主原料の1つである無水フタル酸についても、原料オルソキシレンの価格見直しを理由に値上げが打ち出されている。加えて用役費や物流費、包装材料費などの上昇により、諸経費も高騰している。

 こうした環境下、今後とも原料を確保し現状の供給を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

ジェイ・プラス アジピン酸系可塑剤など来月から値上げ

, ,

2021年12月23日

 ジェイ・プラスは21日、アジピン酸系可塑剤とポリエステル系可塑剤を来年1月17日以降の出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、アジピン酸系可塑剤のDOAとDINAが「57円/kg以上」、D610Aが「44円/kg以上」、ポリエステル系可塑剤が「62円/kg以上」。

 原油・ナフサ価格の高騰、需給ひっ迫を受けた可塑剤原材料価格の上昇に加え、用役費などの諸経費も上昇を続けている。こうした中、同社は今後とも対象製品の安定供給を継続するために、価格改定が必要だと判断した。

ジェイ・プラス 来月からフタル酸系可塑剤などを値上げ

,

2021年10月21日

 ジェイ・プラスは20日、フタル酸系可塑剤などについて、11月1日以降納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)が「47円kg以上」、テレフタル酸系可塑剤(DOTP)が「51円/kg以上」。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強める中、今年第4四半期(10-12月期)の国産ナフサ基準価格は、6万1000円/klを超える水準が見込まれている。加えて。主原料のオキソアルコールは引き続き受給のタイト基調が継続しており、国際市況の大幅な上昇による内外価格差拡大を背景とした価格改定も発表されている。こうした状況下、今後も原料を確保し現状の供給を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

ジェイ・プラス 可塑剤を値上げ、コスト高に対応

, ,

2021年7月30日

 ジェイ・プラスは29日、アジピン酸系およびポリエステル系可塑剤について、8月10日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、アジピン酸系可塑剤(DOA/DINA/D610A)が「30円/kg以上」、ポリエステル系可塑剤が「50円/kg以上」となっている。

 原油・ナフサ価格の高騰や需給ひっ迫を受け、可塑剤原料価格が上昇しており、加えて包材費などの諸経費も上昇を続けている。こうした中、同社は、今後とも可塑剤の安定供給を継続するために、値上げせざるを得ないと判断した。

ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤を来月から値上げ

,

2021年6月23日

 ジェイ・プラスは22日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)について、7月16日以降納入分から値上げすると発表した。改定幅は「10円/kg以上」。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強めており、今年第3四半期(7-9月期)の国産ナフサ基準価格は5万2000円/klを超える水準が見込まれている。加えて鋼材価格の上昇による包装材料費などの諸経費も上昇している。こうした中、同社は、今後とも現状の供給を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

ジェイ・プラス アジピン酸系可塑剤3製品などを値上げ

, ,

2021年4月13日

 ジェイ・プラスはこのほど、アジピン酸系およびポリエステル系可塑剤について、今月21日納入分から値上げする、と発表した。改定幅は、アジピン酸系可塑剤(DOA、DINA、D610A)が「35円/kg以上」、ポリエステル系可塑剤が「キロ40円以上」となっている。原油・ナフサ価格の高騰を受けて可塑剤原料が上昇しており、加えて物流費などの諸経費も上昇を続けている。こうした中、今後とも可塑剤の安定供給を維持するために、同社は今回、価格改定の実施を決めた。

ジェイ・プラス DOTPを値上げ、需給ひっ迫で市況高騰

,

2021年4月13日

 ジェイ・プラスはこのほど、テレフタル酸系可塑剤のDOTPを今月21日納入分から「60円/kg以上」値上げすると発表した。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強める中、今年2Q(4-6月期)の国産ナフサ基準価格は5万円/klをうかがう水準となっており、DOTPの原料コストも大幅な上昇が確実な状況となっている。また、国内外の可塑剤、可塑剤原料の需給ひっ迫により、市況価格も高騰している。こうした事業環境下、同社は今後とも現状の供給を維持していくために、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤を値上げ、来月から実施

,

2021年3月15日

 ジェイ・プラスは12日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)について、4月1日以降納入分から「35円/kg以上」値上げすると発表した。原油・ナフサ価格が騰勢を強めており、今年2Q(4-6月期)の国産ナフサ基準価格は5万円/klをうかがう水準で推移。また、国内の可塑剤や可塑剤原料の需給ひっ迫により、原料の調達も困難となっており、大幅なコスト上昇が避けられない状況となっている。

 こうした中、今後とも現状の供給を維持していくためには、価格改定を実施せざるを得ないと判断。同社は先月に実施した「11円/kg以上」の値上げに引き続き、追加値上げを打ち出した。なお、2Q国産ナフサがさらに高騰した場合には、価格の改定幅を見直す場合があるとしている。

ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤を値上げ、来月から実施

,

2021年1月26日

 ジェイ・プラスは25日、フタル酸系可塑剤(DOP、DINP、その他フタレート)を来月10日以降の納入分から、「11円/kg以上」値上げすると発表した。

 原油・ナフサ価格が騰勢を強めており、今年1Q(1-3月期)の国産ナフサ基準価格は3万8000円/klを超え、2Q(4-6月期)にはさらに上昇が見込まれている。また、原料コストに加え、物流費や設備維持費などの上昇も収益を圧迫しており、これらを自助努力で吸収することが困難な状況となっている。こうした事業環境下、今後も安定供給を継続していくために、今回の価格改定を実施せざるを得ないと判断した。