旭化成 ポリエチレン全製品を値上げ、ナフサ高に対応

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2023年9月12日

 旭化成は11日、ポリエチレン全製品について、10月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」および「クレオレックス」で、改定幅はいずれも「20円/kg以上」となっている。

 原油価格の上昇や円安の影響もあり、国産ナフサ価格のさらなる上昇が見込まれている。こうした厳しい経済環境下において、同社は、あらゆるコストダウン、合理化に取り組んでいるものの、主原料価格の上昇分を自助努力で吸収することは極めて困難であることから、価格改定せざるを得ないと判断した。

旭化成 PE全製品を再値上げ、「34円/kg以上」

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2022年3月18日

 旭化成は17日、ポリエチレン全製品を4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」「クレオレックス」の4製品で、改定幅はいずれも「34円/kg以上」。

 対象製品の値上げについては今月4日にも発表しているが、その後もナフサ価格は国際情勢の激変に伴う供給懸念の高まりを背景にさらに騰勢を強め、加えて日本の貿易収支悪化などから大幅な円安が進行している。厳しい経営環境下、同社ではコストダウンや合理化に努めているが、コスト上昇分の吸収は極めて困難だとし、再度の価格改定実施を決めた。

旭化成 ポリエチレン全製品を値上げ、ナフサ高騰で

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2022年3月7日

 旭化成は4日、ポリエチレン全製品について、3月22日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」「クレオレックス」で、改定幅は「21円/kg以上」。

 ナフサ価格の上昇により、第2四半期(4-6月期)以降はさらなるコスト上昇が予想されている。厳しい経営環境の下、同社ではこれまでコストダウンに取り組んできたが、こうしたコスト上昇分を吸収することは極めて困難なことから、価格改定せざるを得ないと判断した。

旭化成 ポリエチレン全製品を値上げ、コスト上昇に対応

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2021年3月22日

 旭化成は19日、ポリエチレン全製品について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象商品は「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」「クレオレックス」で、改定幅は「20円/Kg以上」となっている。

 原油、ナフサ価格の上昇により、第2四半期(4-6月期)以降はさらなるコスト上昇が予想される。厳しい経営環境の下、同社はこれまでコストダウンに懸命に取り組んできたが、このようなコスト上昇分を吸収することは極めて困難であることから、値上げせざるを得ないと判断した。

 

日本ポリエチレン PE全製品を値上げ、原料高に対応

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2021年3月2日

 日本ポリエチレンは1日、ポリエチレン全製品を今月15日納入分から値上げすると発表した。改定幅は「15円/kg以上」。

 同社は今年に入り、2月1日納入分から「15円/kg以上」の値上げを実施していた。しかし、原油価格はOPECプラスによる大幅減産継続、新型コロナウイルスワクチンの普及に伴う世界経済への回復期待もあり、大きく上昇。それに伴い国産ナフサ価格も、原油価格の上昇に加え、タイトな需給状況を背景に、4万5000円/klを超える水準まで達しており、さらに諸費用も増加している。

 こうした厳しい経済環境の下、同社は徹底したコスト削減に努めてきたが、今回の原料コストの上昇を自助努力のみで吸収することは困難であり、値上げせざるを得ないと判断した。

日本ポリエチレン PE全製品を1月15日納入分から値上げ

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2019年12月18日

 日本ポリエチレンはこのほど、ポリエチレン全製品を来年1月15日納入分から値上げすると発表した。値上げ幅は12円/kg以上。

 原油価格は、OPEC・非加盟産油国による協調減産継続と減産幅の拡大により、大幅に上昇してきている。国産ナフサ価格についても、原油の高騰に加え、ナフサ供給のタイト感や域内の堅調な需要、為替も円安が定着していることから、2020年第1四半期には4万5千円/㎘に迫る水準となることが見込まれる。

 また、これに伴い、用役・副原料価格も上昇している。同社は厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めてきたが、今回の急激な原燃料コストの上昇を自助努力のみで吸収することが困難なことから、価格改定をせざるを得ないと判断した。