三菱ケミカルグループ 産業ガスとヘルスケア、コスト改革で増益

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2024年2月7日

 三菱ケミカルグループが6日に発表した2024年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比5%減の3兆2451億円、コア営業利益3%増の1839億円、純利益は6倍の1039億円となった。

ジョンマーク・ギルソン社長。コスト構造改革など、経営方針「Forging the future 未来を拓く」の成果を強調=2月6日、オンライン決算説明会

 半導体関連市場をはじめ

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三菱ケミカルグループなど 乳酸菌が暑熱下での家畜の生育阻害を抑制

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2024年2月2日

 三菱ケミカルグループ、理化学研究所、北里大学らの共同研究グループはこのほど、熱安定性の胞子をもつ有胞子性乳酸菌の経口摂取が、暑熱条件下での動物モデルの生育阻害を抑制すること、さらにその作用機序の一端を明らかにした。

 地球温暖化は生命への

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三菱ケミカルG フィルム製品を値上げ、コストが上昇

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2024年2月2日

 三菱ケミカルグループは1日、フィルム製品について、2月13日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と値上げ幅は、ポリエステル系シュリンクフィルム「ヒシペット」が「65円/kg」、ポリスチレン系シュリンクフィルム「DXLフィルム」、PLA系シュリンクフィルム「PLABIO」、PLA系二軸延伸フィルム「エコロージュ」が「30円/kg」となっている。

 原料価格の高止まりに加え、製造設備の維持費用、物流費、人件費などコスト上昇により事業環境が悪化している。同社グループは、継続的なコスト削減に鋭意努力してきたものの、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、今回、価格改定の実施を決定した。

三菱ケミカルグループ ポリカのCR事業、回収スキームの実証開始

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2024年1月29日

 三菱ケミカルグループは26日、ポリカーボネート(PC)樹脂ケミカルリサイクル(CR)の世界初の事業化に向け、使用済み自動車のヘッドランプからPC樹脂を回収するスキームの実証実験を、東京海上日動およびABTと共同で開始すると発表した。

回収されたヘッドランプ

 東京海上日動およびABTがもつ

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三菱ケミカルグループ バイオエンプラがワイヤレスイヤホンに採用

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2024年1月26日

 三菱ケミカルグループは25日、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」が、パナソニックの「テクニクス完全ワイヤレスイヤホン EAH‐AZ80」に採用されたと発表した。同製品は昨年6月より販売開始。「デュラビオ」がイヤホンに採用されるのは初となる。

「デュラビオ」が採用されたパナソニックのワイヤレスイヤホン

 「デュラビオ」は

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三菱ケミカルグループ 能登半島地震の支援、義援金5000万円を寄付

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2024年1月16日

 三菱ケミカルグループはこのほど、元日に発生した「令和6年能登半島地震」による被災者と被災地支援のため、日本赤十字社を通じて義援金5000万円を寄付することを決定したと発表した。

 同社グループは「地震により亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。被災地の1日も早い復興を心からお祈り申し上げます」と述べている。

三菱ケミカルグループ 人事(2024年1月1日/他)

2023年12月27日

[三菱ケミカルグループ・人事](2024年1月1日)▽スペシャリティマテリアルズビジネスグループEMEA本部長ファラティン・ドーガン(2024年1月2日)▽SC(Americas)本部長トム・ユラ(2024年1月22日)▽SC(China)本部長イエ・ダンフイ。※SCはサプライチェーンの略称。

三菱ケミカルグループ インドネシアのPTA事業を譲渡

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2023年12月25日

 三菱ケミカルグループは22日、グループ会社である三菱ケミカル(MCC)およびLBKが保有する高純度テレフタル酸(PTA)事業を行うMCCIの株式を、PT Lintas Citra Pratamaに譲渡すると発表した。

 MCCIは、1991年の設立以来、インドネシアで

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三菱ケミカルグループ 筑本EVPが新社長に、ギルソン社長は退任

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2023年12月25日

 三菱ケミカルグループは22日、ジョンマーク・ギルソン社長が退任し、筑本学(ちくもと・まなぶ)執行役エグゼクティブバイスプレジデントが2024年4月1日に新社長に就任すると発表した。

筑本執行役エグゼクティブバイスプレジデント

 同社は現在、①カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの対応、②石油化学産業をめぐる業界再編、③スペシャリティマテリアルズ事業の成長、④ポートフォリオ改革といった重要な経営課題を抱える。成長戦略を立案し実行できるリーダーを選任して企業価値を向上させるため、事業に関する深い知見や、日本をはじめ化学業界に広い人脈をもつ、筑本氏を次期社長にすることを決定した。

 筑本氏は広島県出身の59歳。1988年に三菱化成工業(現三菱ケミカル)に入社。2017年三菱ケミカル理事役、2018年三菱ケミカルホールディングス(現三菱ケミカルグループ)執行役員、2023年執行役エグゼクティブバイスプレジデントに就任している。