三菱ケミカルグループ レジスト用感光性ポリマー、福岡で能力増強

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2024年6月17日

 三菱ケミカルグループはこのほど、フォトレジスト用感光性ポリマー「リソマックス」の生産能力を増強するため、九州事業所・福岡地区(福岡県北九州市)において、ArF(フッ化アルゴン)フォトレジスト用およびEUV(極端紫外線)フォトレジスト用の各量産設備を新設すると発表した。稼働時期は、ArFフォトレジスト用が2025年10月、EUVフォトレジスト用が同年9月を予定している。

感光性ポリマー「リソマックス」

 フォトレジスト用感光性ポリマーは、

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化学品WG DXによる共同物流基盤の構築、実証開始へ

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2024年6月12日

 経済産業省、国土交通省が主導する「フィジカルインターネット実現会議」内の「化学品ワーキンググループ(WG)」は11日、関東・東海地区における共同物流実現に向けた実証実験を、9~12月に実施すると発表した。

共同輸送モデル(ケースA:四日市-市原-東北)

 デジタル技術を用いて、

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三菱ケミカルグループ 量子コンピューター高精度エネ計算手法を開発

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2024年6月11日

 三菱ケミカルグループ、慶応義塾大学、日本IBMは10日、IBM Qネットワークハブ(慶大量子コンピューティングセンター内)において「大規模な分子・固体のエネルギーを高精度で計算するための量子コンピューターを用いた新たな計算手法」を開発したと発表した。世界的に権威のある専門誌「npj Quantum Information」(ネイチャーリサーチ)に論文が掲載されている。

 3者は、大規模な

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三菱ケミカルグループ OPS値上げ、資材価格など高騰

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2024年5月31日

 三菱ケミカルグループは30日、二軸延伸ポリスチレンシート(OPS)「サントクリア」と「ソフトクリア」を7月1日納品分から値上げすると発表した。改定幅はともに「15円/kg以上」。

 当該事業については、労務費、物流費および資材価格高騰を背景とした生産設備維持費の上昇などが収益を大きく圧迫している。同社グループは継続的なコスト削減に努めてきたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、値上げを決めた。

 

 

三菱ケミカルG 無延伸共押出し多層フィルムなど値上げ

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2024年5月23日

 三菱ケミカルグループは22日、無延伸共押出し多層フィルム「ダイアミロンM」「ダイアミロンMF」、無延伸ナイロンフィルム「ダイアミロンC」を6月21日から値上げすると発表した。改定幅はいずれも「現行価格に対し8%以上」。

 原材料価格のさらなる高騰に加え、物流費、副資材費などの諸経費も上昇しており、同社グループの事業収益を大きく圧迫している。こうした環境下、継続的なコスト削減に取り組んできたが、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難と判断し、価格改定の実施を決めた。

 

三菱ケミカルグループ 役員人事(2024年6月25日)

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2024年5月23日

[三菱ケミカルグループ・役員人事](6月25日)▽取締役会長福田信夫▽取締役代表執行役社長筑本学▽取締役飯田仁▽社外取締役江藤彰洋▽同坂本修一▽同ジェフリー・コーツ▽退任(取締役)ジョンマーク・ギルソン▽同(同)グレン・フレデリクソン▽同(社外取締役)橋本孝之。

三菱ケミカルグループ 植物由来PCD、風力タービンブレードに採用

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2024年5月21日

 三菱ケミカルグループは20日、スペイン・AEROX社との共同研究開発契約(JRDA)に基づく共同研究を通じ、植物由来のポリカーボネートジオール(PCD)「BENEBiOL(ベネビオール)」が、同社の風力タービンブレード用コーティング剤「AROLEP 940シリーズ」のポリウレタン原料として採用されたと発表した。風力タービンブレード用コーティング剤に「ベネビオール」が採用されるのは初。

風車用タービンブレードのコーティング

 AEROX社のコーティング剤は、

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三菱ケミカルグループ バイオエンプラ、二輪車のスクリーンに採用

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2024年5月20日

 三菱ケミカルグループは17日、植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(デュラビオ)」について、ホンダ二輪車で大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズのフロントスクリーンに採用されたと発表した。植物由来のバイオエンプラが二輪車用の透明フロントスクリーンに採用されるのは世界初。

「デュラビオ」が採用された、ホンダ「CRF1100L Africa Twin」シリーズ

 「デュラビオ」は、

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三菱ケミGの3月期 ロイヤリティ収益剥落で減収減益

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2024年5月16日

 三菱ケミカルグループは15日、2024年3月期の連結業績(IFRS)を発表した。売上高は前年比5%減の4兆3872億円、コア営業利益36%減の2081億円、純利益24%増の1196億円の減収減益となった。

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