三菱ケミカルグループが6日に発表した2024年3月期第3四半期(4―12月期)の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比5%減の3兆2451億円、コア営業利益3%増の1839億円、純利益は6倍の1039億円となった。
半導体関連市場をはじめ
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三菱ケミカルグループは22日、ジョンマーク・ギルソン社長が退任し、筑本学(ちくもと・まなぶ)執行役エグゼクティブバイスプレジデントが2024年4月1日に新社長に就任すると発表した。
同社は現在、①カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの対応、②石油化学産業をめぐる業界再編、③スペシャリティマテリアルズ事業の成長、④ポートフォリオ改革といった重要な経営課題を抱える。成長戦略を立案し実行できるリーダーを選任して企業価値を向上させるため、事業に関する深い知見や、日本をはじめ化学業界に広い人脈をもつ、筑本氏を次期社長にすることを決定した。
筑本氏は広島県出身の59歳。1988年に三菱化成工業(現三菱ケミカル)に入社。2017年三菱ケミカル理事役、2018年三菱ケミカルホールディングス(現三菱ケミカルグループ)執行役員、2023年執行役エグゼクティブバイスプレジデントに就任している。