三菱ケミカル 人事③(4月1日)

2021年3月9日

[三菱ケミカル・人事③](4月1日)▽フィルムズ&モールディングマテリアルズドメインフィルムズディビジョンパッケージングセクター長安藤明彦▽同ドメイン同ディビジョン工業フィルムセクター長青木崇▽同ドメイン同ディビジョン同セクターアセチルフィルムユニット長今屋隆信▽同ドメイン同ディビジョンポリエステルフィルムセクター長ビル・ラドライン▽同ドメイン同ディビジョン同セクターアジアユニット長保田一成▽同ドメイン同ディビジョン炭素繊維セクター長安齊政夫▽同ドメインモールディングマテリアルズディビジョンアドバンストマテリアルズセクター長奥野雅哉▽同ドメイン同ディビジョン同セクターコンポジットユニット坂下正人▽同ドメイン同ディビジョンアルミナ・繊維セクター長佐久間毅▽同ドメイン同ディビジョン同セクター繊維ユニット長大坪正博▽同ドメインフィルムズ&モールディングマテリアルズ企画本部伊吹努▽同ドメイン同本部管理部長堀和也▽アドバンストソリューションズドメインアメニティライフディビジョンアクア・インフラセクター長井上慶司▽同ドメイン同ディビジョン同セクター機能性分離材ユニット長大熊喜之▽同ドメイン同ディビジョンライフソリューションセクター長富田昌暁▽同ドメインインフォメーション・エレクトロニクスディビジョン半導体セクター長若林聡▽同ドメイン同ディビジョン同セクター半導体ソリューションユニット長スコット・ジューラー▽同ドメイン同ディビジョンエレクトロニクスセクター長迫直樹▽同ドメイン同ディビジョン同セクターディスプレイフィルムユニット長杉本龍一郎▽同ドメイン同ディビジョン同セクターイメージングマテリアルズユニット長室田知昭▽同ドメイン同ディビジョン同セクターフォスファーユニット長中道学▽同ドメイン同ディビジョン電池材料セクター長土山正明▽同ドメイン同ディビジョン電池材料セクター負極材ユニット長増田剛▽同ドメインアドバンストソリューションズ企画本部戦略部長土井康敬▽経営企画本部グループ経営部長広瀬正典。

 

三菱ケミカル PMMAなど値上げ、コスト上昇に対応

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2021年3月9日

 三菱ケミカルは8日、PMMAレジン「アクリペット」とアクリルシート「アクリライト」の国内価格を4月出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「20%」となっている。

 両製品の原料であるMMAモノマーは、昨年後半から経済活動が回復している中国をはじめ世界各地で需給バランスがタイト化。さらにMMAモノマーの製法の1つであるACH製法は、原料のアセトン不足と価格高騰が継続すると見られる。また寒波による北米のプラントトラブルによりMMA市況も上昇基調を続けている。

 一方、国内のPMMAレジンやアクリルシートは、ウィズコロナ・ポストコロナにおいて、感染対策の飛沫感染防止板向けや、リモートワークによる液晶用導光板向けなどの需要が拡大し、また一般需要も回復傾向となっている。ただ、国内では慢性的な人手不足により、物流費用の高騰に加え、工場のメンテナンス費用など他の項目においても様々なコストが上昇している。

 こうした中、同社は、合理化によるコスト吸収を進めてきたが、足下ではそれを上回る費用の増加が発生しており、顧客への製品の安定供給体制の維持を万全とするため、今回の国内価格の値上げを決定した。

三菱ケミカル 人事②(4月1日)

2021年3月8日

[三菱ケミカル・人事②](4月1日)▽ベーシックマテリアルズドメインカーボンケミカルズディビジョンオレフィン・アロマセクター長松田秀行▽同ドメイン同ディビジョンケミカルズセクター長飯島要▽同ドメイン同ディビジョン同セクターC2誘導品・PTAユニット長梶原広久▽同ドメイン同ディビジョン同セクターC3誘導品ユニット長安藤泰弘▽同ドメイン同ディビジョン同セクターAN・触媒ユニット長堀江智▽同ドメインベーシックマテリアルズ企画本部管理部長山澤達彦▽同ドメイン同本部リスクマネジメント部長鈴木健彦▽ポリマーズ&コンパウンズドメインポリマーズディビジョンパフォーマンスポリマーズセクター長松尾弘樹▽同ドメイン同ディビジョン同セクター機能性樹脂ユニット内藤洋二▽同ドメイン同ディビジョンアセチルポリマーズセクター長野殿光史▽同ドメイン同ディビジョン同セクターゴーセノールユニット長鈴木総▽同ドメイン同ディビジョンサスティナブルポリマーズセクター長杉本卓也▽同ドメイン同ディビジョン同セクターポリエステルユニット長渡邊一弘▽同ドメインコーティング・アディティブスディビジョンコーティング材セクター長浅沼努▽同ドメイン同ディビジョン同セクターコーティングユニット長笠井俊宏▽同ドメイン同ディビジョン添加剤・ファインセクター長山根義久▽同ドメインポリマーズ&コンパウンズ企画本部戦略部長森博信。

 

三菱ケミカル 人事①(4月1日)

2021年3月5日

[三菱ケミカル・人事①](4月1日)▽ベーシックマテリアルズドメインカーボンケミカルズディビジョン長辻川昌徳▽同ドメイン炭素ディビジョン長同ドメイン同ディビジョン炭素セクター長加藤剛▽同ドメインベーシックマテリアルズ企画本部長橋本尚久▽ポリマーズ&コンパウンズドメインポリマーズディビジョン長倉沢義博▽同ドメインコーティング・アディティブスディビジョン長西村友宏▽同ドメインポリマーズ&コンパウンズ企画本部長柏啓太▽フィルムズ&モールディングマテリアルズドメインモールディングマテリアルズディビジョン長八木貞輝▽同ドメインフィルムズ&モールディングマテリアルズ企画本部長木田稔▽アドバンストソリューションズドメインアメニティライフディビジョン長増田悟▽同ドメインインフォメーション・エレクトロニクスディビジョン長下平靖雄▽同ドメインアドバンストソリューションズ企画本部長楠本匡▽サーキュラーエコノミー推進本部長馬渡謙一郎▽経営企画本部長葛城俊哉▽イノベーション推進本部長矢部尚登▽知的財産本部長阿部仁▽経理本部長小久保弘之▽広報本部長池田宏樹▽総務人事本部長金丸光一郎▽情報システム本部長佐野吉邦▽技術統括本部長荒川義貴▽富山事業所長久保田喜文▽愛知事業所長笠坊行生▽香川事業所長赤羽祥男▽福岡事業所長溝田浩敏▽環境安全本部長吉住正浩▽東日本支社長野澤佳隆▽西日本支社長酒向春生▽三菱ケミカル(中国)管理社董事長総経理野間元雅也。

三菱ケミカル 人事(4月1日)

2021年3月3日

[三菱ケミカル・人事](4月1日)▽サプライチェーン所管、代表取締役常務執行役員福田信夫▽アドバンストソリューションズドメイン長、取締役常務執行役員瀧本丈平▽MMAドメイン長三菱ケミカルメタクリレーツ社取締役社長三菱ケミカルメタクリレーツ取締役社長、同同役員佐々木等▽リソース所管、同同役員中田るみ子▽ベーシックマテリアルズドメイン長、常務執行役員半田繁▽ポリマーズ&コンパウンズドメイン長、同役員江口幸治▽フィルムズ&モールディングマテリアルズドメイン長、同役員関基弘▽経営戦略所管、同役員白上博能▽イノベーション所管、同役員垣本昌久▽デジタル&インフォメーションテクノロジー所管DX推進室長基幹システム統合推進室長三菱ケミカルシステム取締役社長、同役員加藤淳▽チーフコンプライアンスオフィサー三菱ケミカルホールディングスビジネス法務室長、同社執行役員矢野功▽退任(常務執行役員炭素部門長)、社長付飯田仁▽同(同役員新エネルギー部門長)、社長付北田裕二▽同(同役員高機能フィルム部門長同部門包装フィルム本部長同部門工業フィルム本部長)、フィルムズ&モールディングマテリアルズドメインフィルムズディビジョン長江川洋介▽同(同役員高機能成形材料部門長同部門繊維本部長同部門機能成形材本部長)、MCCスポーツ取締役社長岡田幹士▽同(同役員プロダクト・スチュワードシップ推進部、購買部、物流部所管)、三菱ケミカルインフラテック取締役副社長西谷悌二郎。

 

三菱ケミカル 「ソアロン」を使用したアパレルブランド展開

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2021年3月2日

 三菱ケミカルは1日、同社初となるアパレルブランド「age3026」(エイジ・サン・マル・ニー・ロク)を立ち上げ、同日から公式サイトにて販売を開始したと発表した。

ソアロン使用したアパレルブランド
ソアロン使用したアパレルブランド

「age3026」は、クリエイティブ オフィス イオのプロデュースの下、身近な5年先の未来である2026年を考えることから始めて、「千年先の未来まで美しい世界を紡いでいきたい」という想いを込めて立ち上げたアパレルブランド。

 木材パルプを原料として、三菱ケミカルのみが生産するトリアセテート繊維「ソアロン」を使用することで、環境へも配慮した高品質な服を完全受注生産する。また、「ボーダーレス」「ジェンダーレス」「トレンドレス」の3つの「レス」をコンセプトに掲げ、新しい時代、新しい暮らしに寄り添うようにデザインしている。

 三菱ケミカルはこれまで、天然原料と化学の力を組み合わせることで、サステナブルかつ機能的な新素材を多数開発してきた。今後も、「ソアロン」や「age3026」の提供を通じて、新たな時代に生きる一人ひとりに寄り添った事業を展開するとともに、環境課題の解決に貢献していく。

アパレルブランド「age3026」ロゴ
アパレルブランド「age3026」ロゴ

 

三菱ケミカル 組織改正(4月1日)

2021年2月26日

[三菱ケミカル/組織改正](4月1日)①事業部門▽現状の「10部門、25本部、45事業部」を、「5ドメイン、8ディビジョン、19セクター」に再編、集約▽組織名称を、それぞれ(上から)「ドメイン」「ディビジョン」「セクター」に変更(セクターの下にユニットを置き、機動力を担保)、各ドメインの企画・管理機能は、「企画本部」に集約▽MMAドメインについては、三菱ケミカルメタクリレーツ社にてグローバルに事業を一体運営する②共通部門▽現状の「8所管、22部/1室」を、「5所管、13本部/4室」に再編、集約▽内部統制推進機能を、三菱ケミカルホールディングス社に移管。

三菱ケミカル バイオエンプラ、米国農務省の認証を取得

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2021年2月25日

 三菱ケミカルは24日、バイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO」が、USDA(米国農務省)のバイオプリファードプログラムに基づくバイオベース製品認証を取得したと発表した。

DURABIOがUSDAのバイオベース認証を取得
DURABIOがUSDAのバイオベース認証を取得

 USDAのバイオプリファードプログラムは、バイオマス製品の市場の発展と拡大を支援することを目的としており、民間企業の認証やラベリング制度を運用。認証はUSDA認定機関が国際規格ASTMD6866に基づいたバイオマス度の試験を行い、規定値を超えた製品に対してラベル使用が許可されるが、今回、「DURABIO」の主要3グレード全てがバイオベース製品としての認証を取得した。今回の認証によりUSDAのバイオベース製品リストに加わったことで、北米を中心に国際的に広く認知されることになる。

 同社が開発した「DURABIO」は、再生可能な植物由来のイソソルバイドが原料のバイオエンプラ。耐衝撃性・耐熱性・耐候性などに関して、従来の一般的なエンプラによりも優れた性能をもつ。また、光学特性に優れ、発色性がよく、顔料を配合するだけで、つややかな光沢のある表面を作ることができる上に、表面が硬くて丈夫なため、擦り傷が付きにくいという特長もある。なお、LCA解析でも、従来の石油由来のエンプラに比べて、「DURABIO」を使用することで温室効果ガスの排出量を削減できることが示されている。

 「DURABIO」は環境配慮型素材でありながら優れた機能性が評価され、自動車の内外装材や光学フィルムなどを中心に採用されており、近年ではスマートフォン、照明機器、医療機器関連など広い分野に採用が拡大。同社は、今後も 「DURABIO」をはじめとする植物由来製品の研究開発・用途展開を加速させ、サーキュラーエコノミー(循環型社会)の構築やSDGsの達成に貢献していく。

三菱ケミカル MMA事業のグローバルオペレーションを強化

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2021年2月25日

 三菱ケミカルは24日、MMA事業の本社機能をシンガポールに集約し、現在三菱ケミカル、ルーサイト、また各リージョンに分散する同事業の中核会社を4月1日付で「Mitsubishi Chemical Methacrylates」を含む社名に統一すると発表した。MMA事業のグローバルオペレーション強化が狙い。日本では、同日付で三菱ケミカルメタクリレーツを設立し、国内事業についても引き続き強化していく。

 三菱ケミカルのMMA事業は世界の成長市場でモノマー11拠点、ポリマー(アクリル樹脂)6拠点を展開。デジタル技術を活用しながら各地域の生産・コスト・需給などの状況を共有し製品供給網の最適化に努めている。これまで事業の本社機能を日本や英国で担ってきたが、意思決定の一元化・迅速化、多様化する人材登用など経営基盤を強化するためにグローバルサプライチェーンマネジメントをはじめとする本社機能をMitsubishi Chemical Methacrylates Singapore社に集約する。

 なお、詳細な組織体制については、4月に開設予定のウェブサイト「Mitsubishi Chemical Methacrylates」を参照。

MMA事業 本社機能をシンガポールに
MMA事業 本社機能をシンガポールに