【夏季特集】JSR

, ,

2022年8月10日

代表取締役社長兼COO  川橋信夫氏

成長投資を継続、技術力を強化し最先端分野を切り拓く

 ━昨年度の総括と、今年度の業況見通しについて。

 2021年度は、大幅な増収増益を達成できた。デジタルソリューション(DS)事業は、半導体材料の売上収益が大幅に増加し、増収増益となった。ライフサイエンス(LS)事業は、各サブセグメントの売上収益が大幅に拡大して増収となったが、CDMO(バイオ医薬品の開発・製造受託)事業で2つの大型投資プロジェクトへの先行投資費用増加のため、損益が悪化し減益となった。

 KBI社は、高い技術力により受注残やプログラム数が拡大し、ノースカロライナとジュネーブの新設備の稼働も始まり販売量も拡大した。セレクシス社の細胞株とのCDMOのシナジー効果も期待でき、その意味で収益構造の変換点にあると認識している。CDMO、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について