[出光興産・人事](10月1日)▽財務リスク管理室与信管理課長久保尊志。
2020年10月8日
2020年10月5日
出光興産はこのほど、機能化学品部機能材料研究所・機能化学品基材開発グループの岡本卓治主任部員が、高分子学会より、新規低規則性ポリプロピレン「エルモーデュ」の開発・工業化への貢献が評価され、フェローの称号を授与されたと発表した。
高分子学会は、会員数1万人を超える学術団体で、高分子科学の基礎的分野、応用分野(電気、電子、情報、バイオ、医療、輸送、建築、宇宙)など幅広い科学技術の発展、並びにそれらを担う人材の育成を図っている。フェローの称号は2007年に創設され、アカデミック・企業研究者を問わずこれら発展に業績をあげ、今後の貢献が期待される会員へ授与される。今回フェローの称号を授与された岡本主任部員は、新規低立体規則性ポリオレフィン「エルモーデュ」の開発とその工業化に関する貢献の取り組みが評価された。
「エルモーデュ」は、同社が開発したメタロセン触媒技術によりポリプロピレンの立体規則性を低く制御した新規な独自材料。2000年頃より開発をはじめ、工業化した2011年には高分子学会賞を受賞、翌年には日本化学会科学技術賞を受賞している。現在は同社千葉事業所(千葉県市原市)で生産(年産4万t)し、ホットメルト接着剤、不織布、フィルムなどに使用されている。
同社は今後も、高分子科学技術に関する研究開発・工業化の強化に努めるとともに、社会ニーズにマッチした素材開発を通じ社会貢献に取り組んでいく。
2020年9月24日
出光興産はこのほど、同社が提案する「風力発電機の長寿命化に向けたマルチスケールトライボ解析・実験による最適潤滑剤設計」が、NEDOの助成事業として採択されたと発表した。
潤滑剤の性能(耐摩耗性・長期安定性)向上を図り、洋上風車の軸受や歯車で使用する潤滑剤の平均交換頻度を現状の5年から15年へと3倍に延長することで、機械の長寿命化を実現する新技術開発を行う。なお、事業期間は、2020~2022年度の3年間。
NEDOの「風力発電等技術研究開発/風力発電高度実用化研究開発/風車運用・維持管理技術高度化研究開発」事業では、日本の洋上風力発電の導入拡大に向け、国内風車のダウンタイムと運転維持コストの低減、さらに発電量向上を目指した技術開発を行うことで発電コスト低減を目指すもの。今回の事業では、洋上風車の運転維持コストを低減する各コア技術の開発を目的とする。
同社は、「風車運用・維持管理技術高度化研究開発」事業の中で、兵庫県立大学および岡山大学と協働し新技術開発として、洋上風車の軸受や歯車のメンテナンスフリー化に寄与する潤滑剤の最適な分子構造の創出と実証を行う。
新技術開発は、これまで潤滑剤開発で培ってきた基材最適化技術・評価方法をベースにし、そこに兵庫県立大学のシミュレーション技術とMI(マテリアルズインフォマティクス)技術を駆使したスーパーコンピューターによる大規模実証計算を利用。データに基づく理論的根拠による最適な基材の分子構造や潤滑剤の組成を予測する。基材候補には、両大学で開発した、摩擦・摩耗の低減に寄与する複数の新材料(トライボナノマテリアル添加剤)も対象に加える。
出光興産は、これまでも技術立脚型のグローバル潤滑油メーカーとして新しい価値創造に取り組んできた。今回の採択を受け、洋上風力発電の導入拡大に向けた日本発の新技術開発をさらに推進する考えだ。
2020年9月23日
ブルーイノベーションはこのほど、出光興産および日本工業検査と共に、出光興産北海道製油所のダクト内と煙突内で球体ドローン「ELIOS2」による点検作業を行い、時間短縮・コスト削減を実現したと発表した。
成果として、ダクト内点検では1日がかりの作業範囲を30分で完了し、煙突内点検でもゴンドラを使い2~3日がかりで作業する範囲を半日で完了することができた。また、撮影後すぐに、専用ソフト上で不具合箇所の大きさや赤外線での熱検知の映像などを確認し、発熱の状況を知ることができた。
なお、「ELIOS2」で撮影した映像は、AIが不具合箇所を自動検知した上で、点検箇所の様子が分かるように3Dモデリングを作成することも可能であり、一元化して不具合箇所を把握することができる。
ブルーイノベーションは、プラントを中心に狭小空間でのドローンによる点検ソリューションを展開する、ドローンの先駆的サービス・プロバイダー。2018年からの約2年で、プラント、発電所、大型の工事などを中心に約100現場以上の屋内施設で導入を進めている。
同社は今後も、出光興産のプラント施設内で、特に足場や高所用作業車が組めない現場、有毒ガスや酸素欠乏の恐れがあるような箇所を中心に、点検員に変わる新たな手法として提案する。そして、より効率的で安全な、ドローンによる点検ソリューションを展開していく考えだ。
2020年9月16日
出光興産は「東京湾環境一斉調査」(主催:東京湾再生推進会議モニタリング分科会)に参加し、先月5日に東京都港区お台場と千葉県市原市の2カ所で水質調査を実施した。
同社は東京湾沿岸に立地する企業として、東京湾の生物多様性の保全に継続的に貢献することを目的に、調査主催団体の1つである「東京湾再生官民連携フォーラム」に参画。水質調査活動は2013年から継続して参加している。
今回の調査では国立環境研究所の協力の下、お台場周辺海域で海水の水質(透明度、塩分、溶存酸素量〈DO〉など)を測定。また同日、市原市にある千葉事業所内の海辺でも調査を行った。
出光興産は、社会的責務である安全で安定的なエネルギー供給の実現を目指すとともに、水質調査への参加をはじめとする環境保全活動に積極的に取り組み、持続可能な生態系・生物多様性の保全に貢献する。
2020年9月11日
2020年9月10日
[出光興産・人事④](1日)▽アポロリンク常務取締役神野幹也▽同嶋岡岳史▽同社執行役員企画部長高濱秀年▽同社同役員販売部長宮田勇貴▽同社同役員営業部長兼リース課長川口美佐子▽同社同役員アポロアカデミー所長森下広郷▽同社企画部次長兼人事総務課長金子秀喜▽同社アポロアカデミー人材開発課長大野敏晴▽同社北海道支店統括所長山上誠児▽同社東北支店統括所長滝口雅弘▽同社関西支店統括所長松野悌士▽出光エンジニアリングエンジニアリング本部プロジェクト部プロジェクト管理課長吉井健▽出光ビジネスエキスパート社長片島宏二▽同社副社長兼ビル・不動産事業部長荻野直人▽同社管理部長桑原潤▽同社総務サービス部長兼統合推進プロジェクトリーダー奥野顕▽同社人事サービス部長兼企業年金基金常務理事田中優仁▽同社人事サービス部運用グループリーダー木下千恵▽同社カスタマーサービス部長(出光興産広報部お客様センター所長)金子光彦。
2020年9月9日
[出光興産・人事③](1日)▽電力・再エネ販売部販売企画課長兼DTKプロジェクト山岸雅明▽電力・再エネ電源事業部管理・国内再エネ担当部長兼DTKプロジェクト北見雅一▽電力・再エネ企画開発部管理課長前田典秀▽電子材料部電子材料需給センター需給グループリーダー齊藤博之▽化学事業部事業収支管理課長野尻浩久▽潤滑油一部潤滑油企画課長兼潤滑油ビジネスサポートグループリーダー森川賢一▽潤滑油二部北海道潤滑油課長山本直浩▽同部関東第一潤滑油課長川東義則▽同部関西潤滑油課長稲田康一▽ベトナム事業室経営改善グループリーダー川崎直樹▽同室総務人事グループリーダー小宮洋介▽北海道製油所副所長吉野晃崇▽愛知製油所副所長南新健児▽徳山事業所総務課長加藤良▽出光タンカー常務取締役総務部管掌兼業務部長長谷川聡▽同社総務部長兼総務課長三好琢也▽同社業務部次長飯島邦治。
2020年9月8日
[出光興産・人事②](1日)▽リチウム電池材料室次長井澤義昭▽同室事業企画グループリーダー重藤匡▽リーフエナジー常務執行役員営業本部副本部長渡辺明浩(10月1日)▽内部監査室次長兼DTKプロジェクト関行秀▽同室監査一課長田中寿彦▽財務部次長兼財務課長兼企業年金基金田中秀憲▽人事部採用・教育担当部長内田淳▽情報システム部技術戦略担当部長永井裕行▽同部システム戦略担当部長坂巻弘織▽同部システム統合担当部長兼デジタル変革室松木敬吾▽広報部次長兼広報課長神子島雅人▽資源部欧州事業担当部長兼石油開発欧州統括課長平原章吾▽同部地熱事業担当部長岩井徹▽石炭事業部販売二課長中村秀和▽製品需給部次長井上知彦▽同部国内製品課長佐藤敦夫▽製造技術部新規事業・設備戦略担当部長田中洋志。
2020年9月7日