プラ工連10月実績 製品は生産回復し、輸出入はプラスに

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2020年12月16日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる9月のプラスチック原材料生産は、前年同月比4%減の81万5000tと7カ月連続で減少した。マイナス基調は続くものの、8月の同10%減からは大幅に改善。10月の速報では同7%減とやや後退しているが、出荷ベースでは前年並みで推移していることから、需要回復の兆しが伺える。

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プラ工連9月実績 原材料生産は回復傾向、輸出も増加

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2020年11月30日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる8月のプラスチック原材料生産は、前年同月比10%減の82万2000tと6カ月連続で減少した。依然としてマイナス基調が続くものの、7月の同15%減からは大きく改善した。9月の速報でも同4%減と減少幅は1桁台まで縮小しており、回復の兆しが伺える。

 9月の主要品目を見ると、

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プラ工連8月実績 原材料生産上向く、輸出はプラスに

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2020年10月28日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる7月のプラスチック原材料生産は、前年同月比15%減の74万2000tと5カ月連続で減少した。マイナス基調が続く中、8月の速報では同8%減と減少幅が縮小しており、回復の兆しが伺える。

 8月の主要品目を見ると、ポリエチレンとポリプロピレンは6カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は9カ月連続で前年を割り込み、塩化ビニル樹脂はマイナスに転じたが、いずれも前月との比較ではプラス基調を継続している。

 7月のプラスチック製品生産は、前年同月比8%減の47万6000tと12カ月連続で減少し、8月の速報でも同5%減と減少傾向が継続する。8月は主要品目のフィルム・シートが4カ月連続、主に自動車や電気製品向けの機械器具部品が7カ月連続で減少したのをはじめ、容器、建材、発泡製品も引き続きマイナスで推移した。日用品・雑貨は3カ月連続で伸長し、パイプは5カ月ぶりにプラスに転じた。

 一方、8月のプラスチック原材料輸出は、36万5000t(前年同月比4%増)と7カ月ぶりにプラスに転じた。ただ、金額ベースでは原油安による樹脂単価の下落を受け、891億3000万円(同12%減)と依然としてマイナス基調が続く。原材料輸入は19万3000t(同22%減)と11カ月連続で前年を下回り、輸入金額は371億円(同33%減)だった。

 輸出の品目別動向を見ると、主要品目ではエチレン重合体、プロピレン重合体、塩化ビニル重合体は引き続きプラスを継続し、スチレン重合体は2カ月ぶりに増加に転じた。アクリル重合体とポリエチレンテレフタレート(ポリ乳酸とその他ポリエステル〈不飽和以外〉を含む)はマイナスを継続した。輸入品はポリスチレン(GP・HI)やAS樹脂などの一部を除き、軒並みで前年水準を下回った。前月に10カ月ぶりにプラスとなったポリエチレンテレフタレート(同)もマイナスに転じた。

 8月の製品輸出は13カ月連続の減少で、6万3000t(同7%減)、1201億8000万円(同5%減)。製品輸入は2カ月連続のマイナスとなり、16万1000t(同4%減)、770億8000万円(同8%減)だった。

プラ工連8月原料輸出入

 

プラ工連 7月の実績は原材料・製品生産に回復の兆し

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2020年9月15日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる6月のプラスチック原材料生産は、前年同月比20%減の62万3000tと4カ月連続で減少した。マイナス基調が続く中、7月の速報では同13%減と減少幅が縮小しており、季節要因はあるものの前月比20%増と回復傾向にあるようだ。

 7月の主要品目を見ると、

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プラ工連6月の実績 日用品・雑貨は17カ月ぶりに伸長

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2020年9月3日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる5月のプラスチック原材料生産は、前年同月比12%減の72万3000tと3カ月連続で減少した。6月の速報では同20%減で推移しており、マイナス幅が拡大している。6月は、主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂が4カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は7カ月連続でそれぞれ減少した。

 5月のプラスチック製品生産は、同13%減の40万5000tと10カ月連続で減少し、6月の速報でも同8%減と減少傾向が継続する。6月は主要品目のフィルム・シートが2カ月連続でマイナスとなったのをはじめ、自動車や電気製品向けの機械器具部品は5カ月連続、建設関連のパイプと建材はそれぞれ3カ月連続、9カ月連続で減少した。各品目が軒並みマイナスとなる中、日用品・雑貨は17カ月ぶりにプラスに転じた。コロナ禍の巣ごもり需要の拡大によるものと見られる。

 一方、6月のプラスチック原材料輸出は

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プラ工連5月実績 コロナ禍で原材料・製品生産減少続く

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2020年7月9日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる4月のプラスチック原材料生産は、前年同月比12%減の75万9000tと2カ月連続で減少した。5月の速報でも同12%減で推移。主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂は3カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は6カ月連続でそれぞれ減少した。

 4月のプラスチック製品生産は、

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プラ工連4月の実績 原材料生産は大幅減続く、製品も低調

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2020年6月24日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる3月のプラスチック原材料生産は、前年同月比11%減の79万6000tとマイナスに転じた。4月の速報でも同12%減で推移しており、主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂は2カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は5カ月連続でそれぞれ減少した。

 3月のプラスチック製品生産は、

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プラ工連 新会長に住友化学社長の岩田圭一氏が就任

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2020年6月4日

 日本プラスチック工業連盟は先月28日、書面決議による第72回定時総会・第56回理事会を開催し、姥貝卓美会長(三菱ケミカル特別顧問)の任期満了による退任に伴い、新会長に岩田圭一氏(住友化学社長)を選任した。

 岩田新会長は就任にあたり挨拶文を寄せ、同連盟の重点課題として、「循環型社会実現に向けた取り組み」と「国際標準化活動」の2点を挙げた。

 循環型社会の実現では、「今回の新型コロナウイルスの世界的感染拡大では、特に衛生性の観点から、医療現場をはじめとする社会基盤を支える素材として、プラスチックの重要性が再認識された。その一方で、プラスチックの有効利用を促進し、資源循環体制を構築することは喫緊の課題である」と現状を分析。

同連盟が昨年発表した「プラスチック資源循環戦略」を軸に、①科学的データに基づく情報発信②再生材の利用推進③ケミカルリサイクルの社会実装実現④バイオプラの利用推進⑤廃PETボトルなどの100%回収―を目指して取り組んでいくとした。海洋プラごみ問題に向けた宣言活動も継続していく。

 国際標準化活動では、日本のプレゼンス維持と日本提案の規格開発推進に積極的に取り組み、企業の新規市場展開を支援につなげていく。中でも「近年特に重要性が増しているプラスチックのリサイクル、海洋生分解性プラやマイクロプラなどに関連した規格開発にも注力していく」(岩田新会長)考えを明らかにした。

 また、来年度から始まる同連盟の4カ年計画に触れ、「変化する社会のニーズを踏まえ、より実効性のあるものにしていくために、今年度は会員の方々のご意見も広くお聞きしながら議論していく」(同)との方針を示した。

 

プラ工連の3月実績 原材料生産は大幅減、製品も低調継続

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2020年6月1日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる2月のプラスチック原材料生産は、前年同月比3%増の86万6000tと8カ月ぶりに前年水準を上回った。しかし、3月の速報では同12%減で推移。主要品目のポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニル樹脂がマイナスに転じ、ポリスチレンは4カ月連続のマイナスとなったことから、生産が大幅に減少した。

 2月のプラスチック製品生産は、

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プラ工連 2月の実績は原材料生産増も製品生産は減少継続

2020年4月20日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる1月のプラスチック原材料生産は、前年同月比8%減の91万3000tと7カ月連続で減少した。しかし、2月は速報値ながら同4%増で推移しており、8カ月ぶりにプラスに転じる見込みだ。2月の主要品目では、ポリエチレンと塩化ビニル樹脂が2カ月ぶり、ポリプロピレンが4カ月ぶりにプラスに転じ、ポリスチレンは3カ月連続で前年を下回った。

 1月のプラスチック製品生産は、

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