【化学企業 入社式訓示①】旭化成 工藤幸四郎社長

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2023年4月4日

旭化成 工藤幸四郎社長

 373名の新入社員の皆さんを、グループ全体で心から歓迎する。 

 入社にあたり3つの話をしたい。まず1つ目は旭化成の歴史だ。当社は昨年、創業100周年という大きな節目を迎えた。創業者の野口遵さんは100年企業を目指したのではなく、

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旭化成 バイオマスを活用した養液栽培を共同で開始

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2023年4月3日

 旭化成とイオンアグリ創造はこのほど、バイオマスを活用した養液栽培を開始すると発表した。旭化成が農研機構の「プロバイオポニックス技術」を導入して開発した「Nature Ponicsシステム」を、イオンアグリ創造のイオン埼玉久喜農場に設置し、トマトを栽培。化学肥料と比較した定量評価を行い、JASの認証を取得した上で7月の店頭販売を目指す。

プロバイオポニックス技術のイメージ

 バイオマスは、

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旭化成 PE全製品を値上げ、用役費などコストが上昇

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2023年3月31日

 旭化成はこのほど、ポリエチレン(PE)全製品について、4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」および「クレオレックス」で、改定幅はいずれも「10円/kg以上」。

 原油、ナフサをはじめとする商品相場は、景気回復期待による上昇予想がある一方で、欧米での金融不安拡大による景気減速懸念が台頭し、先行き不透明な状況にある。しかし、電力をはじめとする用役の高止まりは確実視され、資材価格および人件費の高騰による影響で製造設備の維持、補修費用も大幅に増加している。

 こうした厳しい経済環境下において、同社は、あらゆるコストダウン、合理化に取り組んでいるものの、これらのコスト上昇分を自助努力で吸収することは極めて困難なことから、値上げせざるを得ないと判断した。

旭化成 秘密計算技術で安全にデータ連携、分析基盤構築

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2023年3月29日

 旭化成と日本電気(NEC)は28日、NECの「秘密計算技術」を活用し、企業間でデータを秘匿したまま安全に連携できる分析基盤を構築したと発表した。

NECの「秘密計算技術」を活用した安全な分析基盤

 旭化成は、

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旭化成 ミラノデザインウィークに防水透湿フィルム出展

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2023年3月28日

 旭化成はこのほど、子会社であるポリポア社がイタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」(4月17~23日)に出展すると発表した。

ミラノデザインウィークで出展するインスタレーションのキービジュアル

 同イベントには家具だけでなく

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旭化成 塩酸を値上げ、4月1日から「8円/kg以上」

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2023年3月27日

 旭化成は24日、塩酸について4月1日出荷分から「8円/kg以上」値上げすると発表した。

 塩酸事業では製造設備の維持・補修費などが年々上昇していることに加え、原燃料および物流コストが高騰していることもあり、事業採算が著しく悪化している。こうした中、同社は、生産および物流コストの削減・効率化に継続的に取り組んできたものの、今後、国内で安定供給ならびに事業継続を行うためには、価格改定が不可避であると判断した。

旭化成 プロパンによるAN製造で大河内記念賞を受賞

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2023年3月24日

 旭化成はこのほど、「プロパンのアンモ酸化触媒とそれを用いたアクリロニトリル(AN)製造技術の開発」について、第69回大河内記念賞を5人の関係者が受賞したと発表した。日本工業倶楽部会館で贈賞式が行われている。

プロパン原料でANを生産するタイの工場

 1954年に設立された大河内賞は、

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旭化成 LIB用セパレータ事業、一体運営見直し

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2023年3月16日

ハイポアに経営資源を集中、北米進出で成長図る

 旭化成はこのほど、セパレータ事業の事業体制を見直すと発表した。旭化成の湿式と米子会社ポリポアの乾式・鉛蓄電池用をこれまで一体運営してきたが、それぞれ独立した事業運営に変更する。

工藤幸四郎社長

 8日の会見において工藤幸四郎社長は

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旭化成 アクリル樹脂値上げ、主原料などコスト上昇で

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2023年3月14日

 旭化成は13日、アクリル樹脂「デルペット」「デルパウダ」の全品種を、3月22日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は「25円/kg以上」。 

 対象製品については、前回改定(2022年4月1日)後も、ユーティリティコストの上昇に伴い、主原料であるMMAコストと製造コストが上昇した。また同様に、副原料と副資材コストもさらに上昇している。同社は、効率化・合理化に取り組んでいるが、コスト上昇分は自助努力で吸収できる範囲を大きく超えていることから、今後も顧客への安定供給の責務を果たすため、今回の価格改定が不可避と判断した。