昭和電工マテリアルズ 人事(2022年12月31日他)

2022年12月9日

[昭和電工マテリアルズ・人事](31日)▽退任(代表取締役会長、昭和電工取締役)丸山寿▽同(取締役常務執行役員最高技術責任者CTO、昭和電工取締役常務執行役員CTO)酒井浩志▽同(取締役執行役員機能材料事業本部長、昭和電工執行役員機能材料事業本部設置準備室長)片寄光雄▽同(取締役執行役員最高人事責任者CHRO、昭和電工執行役員CHRO)今井のり▽同(取締役業務執行役)土井淳▽同(社外監査役)森本大介【レゾナック(2023年1月1日付で昭和電工マテリアルズから社名変更)】(2023年1月1日)▽取締役上口啓一▽同染宮秀樹▽同真岡朋光▽監査役加藤俊晴▽同田中淳。

 

昭和電工マテリアルズ CMPスラリー増産、茨城県の補助事業に

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2022年11月28日

 昭和電工マテリアルズは24日、山崎事業所勝田サイト(茨城県ひたちなか市)で計画している半導体集積回路向けの平坦化用研磨材料「CMPスラリー」の設備投資について、茨城県が創設した「次世代産業集積・カーボンニュートラル強化プロジェクト事業補助金」の対象事業として認定されたと発表した。

茨城県の補助金認定(左から茨城県 大井川知事、昭和電工マテリアルズ 髙橋社長)

 CMPスラリーは、

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昭和電工 来年1月1日に「レゾナック」へ、株主総会で承認

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2022年9月30日

 昭和電工および昭和電工マテリアルズは29日、2023年1月1日に統合し、持ち株会社の「レゾナック・ホールディングス」と、事業会社の「レゾナック」に移行すると発表した。同日開催された臨時株主総会において、持ち株会社体制へ移行することが承認された。

 同社グループは、統合新会社の誕生を「第2の創業」と位置づけ、世界トップクラスの機能性化学メーカーを目指してさらなる改革を進める。

 

昭和電工マテリアルズ 銅張積層板の設備投資、過去最大の約100億円規模に

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2022年9月20日

 昭和電工マテリアルズはこのほど、下館事業所(茨城県筑西市)および台湾のグループ会社SDSMT(台南市)において、2025年までに半導体パッケージ基板用銅張積層板の生産ライン・設備を導入し、生産能力を従来比約2倍に増強すると発表した。投資金額は約100億円で、同社の銅張積層板事業において過去数年間で最大規模となる。

 リモートワークの浸透や

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昭電マテリアルズ 半導体研磨材料の生産・評価能力を増強

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2022年9月16日

 昭和電工マテリアルズはこのほど、半導体回路平坦化用研磨材料「CMPスラリー」の生産能力と評価機能を増強すると発表した。山崎事業所と同事業所の勝田サイト、台湾の連結子会社Showa Denko Semiconductor Materials Taiwan(SDSMT)で、

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昭和電工マテリアルズ 半導体材料のSCを強化、補助金を活用

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2022年6月7日

 昭和電工マテリアルズはこのほど、インド太平洋地域における、半導体材料の生産や出荷に関する情報などを一元管理・可視化できるシステムの構築を開始したと発表した。サプライチェーン(SC)上の

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昭和電工マテリアルズ、セラミック事業譲渡に向け基本合意を締結

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2021年7月8日

 昭和電工マテリアルズは7日、セラミック事業について、日揮ホールディングスの連結子会社である日本ファインセラミックスとの間で譲渡に向けた協議を行う基本合意書を締結した、と発表した。昭和電工マテリアルズは今後、同事業の譲渡に関し、日本ファインセラミックスと今年9月に最終契約を締結することを目指し、契約条件について協議を進めていく。

 昭和電工マテリアルズは、1931年に絶縁ガイシの製造・販売を開始して以来、90年にわたり同事業を展開。現在は、自動車、半導体および産業機械などの用途向けに、高密度炭化ケイ素(SiC)セラミックス「ヘキサロイ」、アルミナセラミックス「ハロックス」、およびジルコニア強化アルミナセラミックス「ハロックス‐Z」を提供している。これらの製品は、各特性を生かして自動車エンジンの冷却水ポンプシールや、半導体製造工程で使う装置の精密位置決め部品などに採用されている。

 一方で、昭和電工マテリアルズは、昨年4月に昭和電工の連結子会社となり、2023年に両社は統合を実施する予定。今後も持続的な成長を実現するため、最適な経営資源の配分や事業ポートフォリオの再編、両社技術の融合を通じたイノベーションの創出に向けて取り組んでいる。その中で、今後も同事業の拡大と事業価値向上を図るための最善の方法を検討し、あらゆる選択肢を慎重に検討した結果、セラミックスの専業メーカーである日本ファインセラミックスの下で事業拡大を図ることが最善の選択肢となり得るとの結論に至った。

 昭和電工マテリアルズは『今回の取引の成立により、両社のセラミックスに関する技術と実績を融合することができ、同事業の事業価値最大化が図れるものと確信している』とコメントしている。なお、同事業の譲渡による業績への影響は軽微となる見込み。

昭和電工マテリアルズ プリント配線板事業、投資ファンドに譲渡

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2021年6月9日

 昭和電工マテリアルズはこのほど、同社およびグループ会社が手掛けるプリント配線板事業を投資ファンドであるポラリス・キャピタル・グループが設立した特別目的会社に譲渡する契約を締結したと発表した。なお、プリント配線板に係る基板材料・感光性フィルムなどの原材料の製造・販売事業は対象事業には含まれていない。昭和電工マテリアルズは今月、新会社2社を設立。9月1日に対象事業を承継し、同日付で新会社の株式すべてを特別目的会社に譲渡する予定。

 昭和電工マテリアルズは、1964年にプリント配線板の製造・販売を開始以来、約50年にわたり高い技術力に基づく高品質な製品を国内外の市場に提供してきた。特に近年は、半導体検査・ITインフラ・5Gといった分野での、高密度化・高速信号対応、薄型化などプリント配線板に対する技術的要求が高まっており、独自の技術力によるソリューションを提供することで、対象事業のさらなる成長を見込んでいる。

 一方、同社は、昨年4月に昭和電工の連結子会社となり、2023年に両社は完全統合を予定している。最適な経営資源の配分や事業ポートフォリオの再編、両社技術の融合を通じたイノベーションの創出に向けて取り組む中で、対象事業について慎重に検討を重ねてきた。その結果、対象事業の技術力や顧客との強固な関係性などの強みを最大限活用できるよう、豊富な投資実績と投資先企業の企業価値向上を実現してきた経験のあるポラリス・キャピタル・グループの下で事業拡大を図ることが最適との結論に至った。

 

昭和電工マテリアルズ 半導体材料を台湾で増強、韓国では新設

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2020年12月14日

 昭和電工マテリアルズはこのほど、台湾子会社(SDSMT)で半導体回路平坦化用研磨材料(CMPスラリー)、プリント配線板用積層材料(プリプレグ)および感光性ソルダーレジストの生産能力を増強するとともに、韓国子会社(SDMKR)にCMPスラリーの工場を新設すると発表した。総投資額は約200億円。SDSMTでは、CMPスラリーを2022年1月に、プリプレグと感光性ソルダーレジストを2023年1月に、それぞれ量産を開始し、SDMKRの新工場は来年10月に稼働する予定だ。

CMPスラリー
CMPスラリー

 近年、5Gの実用化や、自動車産業ではCASE分野での技術革新が進み、半導体市場は年率5%超の高成長が期待されている。同社のセリア系スラリーは、独自の砥粒技術により、研磨傷の低減を実現できる点が評価されており、SDSMTの能力増強とSDMKRでの工場新設に計110億円を投資し製品供給体制を強化する。

プリント配線板用高機能積層材料(プリプレグ)
プリント配線板用高機能積層材料(プリプレグ)

 プリプレグについては、SDSMTで今年5月に工場を新設したが、さらなる需要に対応するため生産能力を増強。さらに感光性ソルダーレジストについても、これまで日本国内でのみ生産していたが、今回SDSMTへ液状ソルダーレジスト(LSR)およびフィルム状ソルダーレジスト(DFSR)の生産設備を新たに導入する。

感光性ソルダーレジスト
感光性ソルダーレジスト

 SDSMTでは、これら3製品の生産能力を増強することで、中華圏や東南アジア圏、韓国などの顧客へ、よりタイムリーに製品供給できるとともに、他の生産拠点で緊急事態が発生した際でも、台湾から世界の顧客へ製品提供が可能になる。

 同社は、5GやAI、CASE分野での技術革新に貢献する製品の供給体制を強化することで、情報通信分野で、半導体市場の伸びを上回る成長を目指す。また、今後も昭和電工グループの一員として、引き続き多様な材料の提供と、素材設計から機能評価までの包括的ソリューションの提案によって高度な顧客ニーズに応えるワンストップ型の先端材料パートナーを目指していく。