東ソーはこのほど、グループ会社であるトーソー・クォーツ・米国(本社:オレゴン州)とトーソー・SMD(本社:オハイオ州)の両社が、インテルが表彰する2019年PQS賞(プリファード・クオリティー・サプライヤー)の受賞企業として認められたと発表した。
同賞は、インテルがその絶え間ない卓越性への追求と確固としたプロフェッショナリズムを備えた事業活動を行う企業を表彰するもの。PQSの資格を満たすには、サプライヤーは1年を通じての実績が評価される総合的なレポートで80%以上のスコアが求められる。また、要求水準の高い継続的な改善計画で80%以上を達成し、確固たる品質と事業遂行を提供することも求められている。
トーソー・クォーツ・米国は、半導体産業が集積回路(IC)製造に使用する石英ガラス製品の製造分野でのリーディングカンパニー。1970年よりオレゴン州ポートランド、1933年より英国のダーラム州で事業を展開している。
一方、トーソー・SMDは、半導体・ディスプレイ・太陽光発電・建材・産業用コーティング市場の製造メーカーに薄膜材料とソリューションを提供するリーディングカンパニー。1975年よりオハイオ州グローブ・シティに本社を置き、台湾や韓国、中国にも拠点を持ち事業を行っている。
両社は、東ソー・クォーツ(日本)、トーソー・クォーツ・タイワン(台湾)、東ソー・スペシャリティマテリアル(日本)、東ソー・エスジーエム(日本)を含む、東ソーグループの高機能材料事業での半導体関連向け事業の一角を担っている。