積水樹脂 4-6月期決算(29日)

2019年7月30日

[積水樹脂/4―6月期決算](29日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高14,550(2.0%)、営業利益1,876(3.0%)、経常利益2,078(3.4%)、純利益1,294(5.5%)。

 

積水樹脂 3つの社会的課題への対策軸に展開

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2019年7月5日

 積水樹脂は今年度、「防災・減災」「歩行者安全」「暑さ」の3つの社会的課題への対策を軸に、事業展開を図っている。

 防災・減災対策では、万年塀・ブロック塀の改修として、目隠し塀や防音目隠し塀を提案する。これらの製品はブロック塀より軽量であるため、地震時の倒壊リスクを大きく軽減する。

 昨年末に閣議決定された「防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策事業」では、市街地にあるブロック塀などの安全性を確保するため、全ての特定行政庁は2020年までに安全対策を完了するとされている。

 同社によると、学校施設などで約1000㎞、社会福祉施設では7025施設、自衛隊施設では約110施設が安全対策の対象になっている。同社ではこうした施設に目隠し塀と防音目隠し塀を提案することで、防災・減災に貢献していく。

 歩行者安全対策については、大きな交通事故が相次いでいることから、交差点の場所別に最適な安全対策製品を提案する。歩道と車道の境に車両用防護柵・車止め、車道の右折レーンには誘導対策として路面標示材・車線分離標の設置を勧める。また、ドライバーに対して注意を促す、LED電光表示板の普及も図る。

 暑さ対策に関しては、猛暑・酷暑に対し、「総合力」を生かして快適な環境を提案する。大型スポーツ施設では、人工芝グラウンドの温度を抑制する「Viuシステム」の販促を進める。

 これは長谷川体育施設・テクノコアと共同開発したもので、特殊樹脂製ノズルにより、わずかな水を微雨化して立体的に散水。日射で熱くなったフィールド表面に微雨が確実に届き、温度を効果的に下げることで、安全・安心・快適なプレイフィールドを実現する。

 公共施設では、クールスポット施設、LED電光表示板による猛暑注意喚起システム、遮熱性舗装などを紹介する。このうちクールスポット施設は、積水樹脂が強みをもつシェルター技術と、パナソニックが強みとする屋外にクールスポットを形成する技術をもとに共同開発した。より高い冷却・暑熱対策効果を発揮するシステムで、夏季の屋外でも快適に過ごせる空間を提供する。

 福井彌一郎会長兼CEOは防災・減災や歩行者安全対策について「事故などの発生から時間が経つと、関心が薄れてしまうのは大きな問題。継続性が必要」と述べている。

 

積水樹脂の決算説明会 福井会長は輸送コスト上昇に懸念

2019年5月29日

 積水樹脂は28日、都内で決算説明会を開催し、福井彌一郎会長兼CEOが2018年度決算概要と、2019年度通期業績予想を説明した。

 2018年度決算が減収減益だったことについて、福井会長は「第2名神や圏央道の工事などで、2017年度の防音壁事業が良すぎた反動」と説明。ただ、売上に対する比率からすれば「営業利益と経常利益の減り具合は、最小限に抑えられた」と評価した。その要因として、大阪北部地震や西日本豪雨災害の復旧需要、人工芝を始めとするスポーツ関係が好調だったことを挙げた。

 一方、海外事業については、米中関係の間接的な影響を指摘。コスト面では輸送コストの上昇が最大の課題とし、「製造コストに輸送コストをプラスした戦略を構築しなければ、これからの時代は厳しくなっていく」との考えを示した。

 2018年度の公共分野関連事業で好調あるいは堅調だったのは、

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積水樹脂 3月期決算(24日)

2019年4月25日

[積水樹脂/3月期決算](24日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高67,043(▲2.6%)、営業利益10,082(▲2.5%)、経常利益10,647(▲1.3%)、純利益7,055(▲2.2%)。

積水樹脂 4-12月期決算

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2019年1月30日

[積水樹脂/4―12月期決算](29日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高45,693(▲5.3%)、営業利益6,239(▲8.7%)、経常利益6,653(▲7.6%)、純利益4,514(▲6.9%)。

 

積水樹脂の4-9月期 福井会長「原材料高騰などコスト増が収益圧迫」

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2018年11月28日

 積水樹脂は27日、本社で2019年3月期第2四半期の決算説明会を開催した。福井彌一郎代表取締役会長は業績について、「前年に集中した防音壁材の大型物件が一巡したこと、地震をはじめ西日本豪雨、台風など自然災害の影響を受けたことなどにより減収減益を余儀なくされた。また原材料高騰や物流コスト上昇も収益を圧迫している」と総括した。

 上期の売上高は前年同期比6%減の294億円、営業利益は同10%減の38億円だった。公共分野関連事業は減収減益となった。

 交通・景観関連製品では、防音壁材は高速道路物件が一巡したことで大幅に売上が減少した。スポーツ施設関連製品では、グランド用人工芝は学校の施設整備で採用が増加するとともに、グラウンド周辺製品も大幅な伸長となった。民間分野関連事業は減収減益となった。

 住建材関連製品では、メッシュフェンスは工場・物流施設などを中心に幅広く採用されたが、商業施設や集合住宅の物件が減少した。目隠し塀・防音目隠し塀は、地震で倒壊の恐れのあるブロック塀の改修対策用途として引き合いが増加した。

 総物・アグリ関連製品では、包装関連製品はストレッチフィルム包装機が好調だったが、梱包資材製品は原材料高騰に伴う輸入品との競争激化の影響で低調だった。

 今年度の通期業績については、売上高670億円、営業利益100億円と下方修正を発表している。福井会長は

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積水樹脂 3月期業績予想を修正

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2018年10月26日

 [積水樹脂/3月期業績予想を修正](25日)単位100万円、カッコ内は前回予想(7月26日発表)。▽連結(通期)=売上高67,000(68,000)、営業利益10,000(10,400)、経常利益10,500(10,850)、純利益7,080(7,250)。

積水樹脂 3月期中間決算

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2018年10月26日

 [積水樹脂/3月期中間決算](25日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高29,365(▲6.4%)、営業利益3,800(▲9.7%)、経常利益4,078(▲7.8%)、純利益2,680(▲8.3%)。