発泡スチロール協会 リサイクル率90.8%に上昇、MRが増加

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2021年7月6日

 発泡スチロール協会(JEPSA)は1日、2021年記者発表会を開催した。青井郁夫会長(カネカ常務執行役員)は、「コロナ禍の経験から衛生環境に関する関心が高まり、また菅総理の『2050年カーボンニュートラル』宣言、『プラスチックに係る資源循環の促進などに関する法律』が成立するなど一般社会からもプラスチックの環境問題も注目を集めている」とし、 “発泡スチロール協会 リサイクル率90.8%に上昇、MRが増加” の続きを読む

JEPSA リサイクル率89.5%、埋立処理が増加

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2020年6月25日

 発泡スチロール協会(JEPSA)は24日、2020年記者発表会を開催した。

青井新会長 中面
青井新会長

 今年度から就任した青井郁夫会長(カネカ常務執行役員)が挨拶に立ち、「政府から『プラスチック資源循環戦略』と『海洋プラスチックごみ対策アクションプラン』などが公表され、社会からもプラスチックの資源循環が大きく注目されている。また、コロナ禍でオリンピック・パラリンピックが延期になるなど、世界経済に及ぼす影響はリーマンショック以上といわれている。こうした中、発泡スチロール(EPS)の用途の創出・拡大は例年以上に重要な課題だ」との認識を示した。

 続いて2019年のEPS業界の概略を説明。昨年の出荷実績は前年比2%減の12万8000tとなった。青井会長は「合計では減少したが、 “JEPSA リサイクル率89.5%、埋立処理が増加” の続きを読む