【合成ゴム特集】旭化成 S‐SBRの生産能力を増強

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2018年8月30日

 世界的に低燃費タイヤの需要拡大が見込まれる中で、旭化成は溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(S‐SBR)の生産能力増強を図っている。

 末端に官能基を持つS‐SBRは、タイヤのゴム部材の補強に使われるシリカやカーボンブラックといったフィラーを、ゴム材料中に均一に分散させることで、フィラー間で発生する摩擦によるエネルギーロスを抑制することができる。

 このため、低燃費タイヤに不可欠な原料となっており、世界的なタイヤに対する規制強化を背景に、S‐SBRの世界全体での成長率は

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