SEMI 世界の半導体製造装置の1-3月期出荷額は19%減

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2019年6月17日

 マイクロ・ナノエレクトロニクス製造サプライチェーンの国際工業会であるSEMIはこのほど、2019年第1四半期(1-3月期)の世界の半導体製造装置出荷額が前年同期比19%減の138億ドルとなったと発表した。

 2018年は暦年で過去最高の出荷額(645億ドル)を記録したが、今年第1四半期の出荷額は前年同期比、前年第4四半期(10-12月)比(8%減)ともマイナスとなっており、半導体製造装置の減速を示す結果となった。 

 地域別の出荷額を見ると、前年同期比では台湾(68%増)と北米(47%増)が伸長した一方、韓国(54%減)、欧州(34%減)、日本(27%減)、中国(11%減)は軒並みマイナスとなっており、今後の動向が注目される。

 なお、同統計は、SEMIが日本半導体製造装置協会(SEAJ)と共同で、世界80社以上の半導体製造装置メーカーから毎月提供されるデータを集計したもの。