旭化成 キュプラ繊維「ベンベルグ」をリブランディング

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2021年12月17日

旭化成はこのほど、キュプラ繊維「ベンベルグ」が2021年に90周年を迎え、リブランディングを実施すると発表した。

「ベンベルグ」 新ウェブサイト

「ベンベルグ」は同社が世界で唯一、宮崎県延岡市で生産するキュプラ繊維のブランドで、世界の全繊維の生産量に占めるシェアがわずか0.02%と極めて希少な素材。シルクのような美しい光沢と滑らかな肌触りに加え、吸放湿性や接触冷感といった機能性をもち、裏地、民族衣装、アウター、インナーといった様々な地域・用途で使用されている。また綿実油の副産物であるコットンリンターを原料に、環境に配慮したプロセスで生産され、生分解・堆肥化するサーキュラリティをもっている。

「ベンベルグ」は、社会情勢や時代のファッションニーズに柔軟に対応しながら発展してきたが、今年、90周年を迎えたのを機にリブランディングを実施。タグラインを「Crafted Elegance」にリニューアルし、環境改善や社会課題の解決を通じた技術革新に努め、ユーザーから愛されるオンリーワン素材として、付加価値の向上を追求していく。

なおこれに併せ、ブランドサイトもリニューアル。新しいサイトでは、時代に求められる情報発信と、「ベンベルグ」ブランドがこれからありたい姿を発信していくことを目的とし、サイト全体のデザイン刷新とコンテンツの充実を行っている。