━昨年を振り返って。
昨年は、コロナ禍に振り回された1年だった。当社としては製油所とSS(サービスステーション)の感染拡大防止に注力した結果、エネルギー安定供給を全うすることができた。石油製品の需要については、緊急事態宣言が解除された昨年10月以降は回復基調となっている。しかし、ジェット燃料を例に挙げれば、コロナ禍以前と比較すると程遠い状況だ。また、足元では新たな変異株であるオミクロン株が出現するなど、石油製品の需要回復を見通すことは難しい。2019年度並みの需要に戻るまでには、
2022年1月26日