帝人はこのほど、水溶性食物繊維「イヌリア」が、静岡県内の小・中学校で提供される給食用パンの素材として採用されたと発表した。夏休み明けから、給食献立として「イヌリア」入りのパンの選択が可能になり、児童、生徒、教職員など最大31万人に提供される。なお、「イヌリア」が学校給食用素材として採用されるのは初となる。
近年、栄養が偏った食事や食生活の乱れにより、子供の健康問題が深刻化しており、栄養バランスが取れた食事として学校給食の重要性が一段と高まっている。各栄養素の摂取量は国が「学校給食摂取基準」として定めているが、食塩の