貿易統計によると、インドの11月の塩ビ樹脂(PVC)輸入は前年同月比31%増の16万1000tとなった。前月は通貨ルピー安の影響で14万t台に落ちていたが、通貨安が改善傾向となったことで16万t台に回復している。需要は、農業用パイプや建築用途向けに加え、屋外排泄をゼロにするために設置を推進しているトイレのパイプ向けなどにも引き合いが強く、高水準な輸入が継続している状況だ。
インドのPVC需要は年間約300万tで、その約半分を輸入していると見られていたが、1―11月期累計では
2019年2月14日