【新年特集】東亞合成 代表取締役社長 髙村美己志氏

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2024年1月5日

川崎新研究所を事業創出拠点に、研究と営業の垣根なくす

 ━2023年の振り返りと2024年の見通しについて。

 業界別に見ても2023年はまだら模様となった。高付加価値製品など進捗したところがある一方、ベーシックなケミカル、特に石化関係は苦戦が続いた。振り返ると、コロナ禍によって2020年から様々な産業の需要が低下した。2021年に急回復したものの、2022年下期以降から2023年上期にかけて悪化への振れ幅が大きくなったが、徐々にその影響が小さくなっている状況だ。当社も第3四半期の業績は堅調さを取り戻した。数量はまだ期待ほど出ていないが、値上げや合理化策の

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