合成ゴム工業会がこのほど発表した需給実績によると、8月の合成ゴム全体の出荷量は、前年同月比5%減の11万6400tと6カ月ぶりにマイナスとなった。
8月の出荷量を品目別で見ると、SBRは13%減の4万2900 t、NBRは
2018年11月6日
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2018年11月6日
住友化学は5日、「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けた同社グループ社員参加型プロジェクト「サステナブルツリー3.0」を10月4日までの100日間実施し、延べ3万598人の参加者から計7700件の投稿が寄せられたと発表した。
2016年にスタートした「サステナブルツリー」は、国内外の住友化学グループ役職員一人ひとりが「持続可能な社会の実現に向けてどのように貢献できるか」を考え、専用ウェブサイトに投稿する取り組み。
3年目となる今回は、6月の投稿開始に先立って専用ウェブサイトをリニューアルし、SDGsに関する総合情報共有サイトとして機能を拡充した。
具体的には、ウェブサイト内で同社グループ内の優れた取り組み(ベストプラクティス)や製品・技術を紹介し、組織・社員間での相互啓発や情報交換につなげるとともに、気候変動やSDGs関連の最新動向を掲載し、社外の情報にも容易にアクセスできるようにした。
プロジェクト開始にあたっては、役員がメッセージの発信や自らのコミットメントを率先して投稿し、社員の積極的な参画を促した。こうした取り組みを通じて、国内外の各社・各職場でSDGsに関する社員の理解が着実に深まり、今年は業務を通じたSDGsへの貢献のほか、SDGsに関する勉強会やeラーニングの実施、報告資料などへのSDGsアイコンの表記といった、さまざまな自発的な活動が生まれた。
同社グループは、持続可能な社会の実現に向けて、引き続き全社一丸となって創造力を最大限に発揮し、化学の力による新たな価値創造を通じた社会課題の解決を目指していく。
2018年11月6日
帝人は5日、2019年3月期第2四半期の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9%増の4394億円、営業利益4%減の362億円、経常利益5%増の398億円、純利益16%増の339億円。
決算会見で山本員裕副社長は「マテリアル、ヘルスケアともに販売堅調で増収となった。営業利益は、原燃料価格上昇やCSP社新規受注増加に伴う一時費用などが増加し減益となったが、純利益は特別利益などの増加もあり過去最高だった」と総括した。
マテリアル領域は増収減益だった。マテリアル事業では、アラミド繊維は自動車関連向けを中心に堅調、ポリカーボネート樹脂は高付加価値品を中心に販売構成が改善、またフィルムの工程用離型用途が好調だった。炭素繊維は北米新工場立ち上げ費用などが利益を押し下げた。
繊維・製品事業では、衣料繊維分野では高機能製品が好調だった。産業資材分野では土木資材用途の販売が出遅れた。複合成形材料事業は、LIB用セパレータが民生用途の販売が低調だった。
CSP社について山本副社長は
2018年11月6日
デンカは5日、三菱マテリアルとの間でセラミック絶縁放熱回路基板の共同開発に合意し、本格的量産に向けた取り組みを進めていると発表した。
同セラミック基板は、電気自動車に代表される環境対応車のモーター駆動用パワーモジュールに使用される。
近年の急速な自動車電動化のニーズの高まりを受け、絶縁放熱部品として、放熱特性に優れたセラミック基板の需要は大きく拡大している。
一方、モーターの高出力化に伴う半導体素子の発熱密度の増大に対応するため、セラミック基板の銅回路を厚くして、さらに放熱特性を向上しつつ、熱サイクル信頼性を高めた製品が求められている。
両社は、この共同開発を通して、デンカが持つセラミックの材料技術・製造技術と、三菱マテリアルが持つ独自の回路化工程の技術を融合させることにより、市場競争力の高いセラミック基板の早期製品化を目指していく。
2018年11月6日
2018年11月6日
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